ディスディスブログ

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能町みね子さんがミルクセーキを飲んでいた喫茶店は墨田区の「珈生園」でした。作り方が簡単そうで作ってみたいです - Eテレ『グレーテルのかまど』

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毎週月曜日22:00からEテレで放送されている料理番組『グレーテルのかまど〜second season〜』、2016年10月17日の放送は「能町みね子のミルクセーキ」でした。

今回も「15代目ヘンゼル」こと「瀬戸康史(せと・こうじ)」さんと、ヘンゼルがグレーテルと暮らす家の「かまど」こと「キムラ緑子(きむら・みどりこ)」さんが、楽しくスイーツを作っていました。

 

 

能町みね子のミルクセーキ

2016年10月17日の『グレーテルのかまど 〜second season〜』は「能町みね子のミルクセーキ」でした。エッセイストの能町みね子さんがこよなく愛するミルクセーキのお話です。

 

能町みね子さんとミルクセーキ

能町さんは純喫茶がお好きで、特にミルクセーキはお気に入りのメニューのようです。「見た目も可愛いし、黄色いふわっとした色合いも可愛いし、甘いですしね、そこが良いんです」とのこと。

能町さんとミルクセーキの出合いは、近所に置かれていた自動販売機にあった缶のミルクセーキでした。買って飲んでみると「ミルクっぽくて卵も入っていて甘い」と思ったようです。元々ミルク系で甘いものがお好きだそう。映像ではそのミルクセーキの缶が映っていましたが、それがまた良い感じに古臭くて可愛らしかったです。1960-70年代すら漂うデザインで。私は見たことがなかったです。

いつしか缶は見られなくなり、ご自身も縁遠くなっていたようですけど、ある食堂に入ったところメニューに「ミルクセーキ」があって懐かしさから頼んだところ、店の人も作り方をはっきりと憶えていなかった、そのくらいに世間におけるミルクセーキの立場は危機的な状況にあるのだと、そのとき初めて気がついたのだそう。

「皆もっとこれを知って欲しいし、頼んで欲しい。もっと地位が上でも良いはず」と思って、それ以来ミルクセーキの名誉回復を心に誓ったのだということでした。

本題に入りますと、紹介されていたミルクセーキは、能町さんのお気に入りの「ホットミルクセーキ」です。冷た〜いものではないです。レシピは能町さんのオリジナルということではなく、至ってベーシックな、昔ながら作り方でした。

 

「ミルクセーキ」の材料

「ミルクセーキ」の1人分、約200mlの材料は、牛乳160ml、卵黄20g(Mサイズ1個)、グラニュー糖15g、バニラエッセンス数滴です。これだけ。

個人的にネックは卵が卵黄な点です。余った卵白をどうするんだ、という問題が浮上します。捨てるのはもったいないですし、かといって何かに使えるかというと……と、使い道に困るんですよねぇ。私はたいていスープなどを作って、そこに余った卵白を投入してしまいます。

 

「ホットミルクセーキ」の作り方

「ホットミルクセーキ」の作り方です。こちらも至って簡単でした。

まずは、鍋に卵黄とグラニュー糖を入れて、泡立て器でしっかりと混ぜます。牛乳を加えて混ぜて、中火にかけます。湯気が出るまで混ぜながら温めます(温めすぎに注意)。火から外してバニラエッセンスを加え、カップに注ぎます。

これだけです。私でも作れそうなほどシンプルですね。

泡立て器で卵を撹拌するときに、しっかり混ぜると中に空気が入って、火にかけたときに熱の伝わりが穏やかに柔らかくなる、とキムラ緑子さんが言っていました。これがコツでしょうか。

 

 

能町みね子さんとは?

twitter.com

 

能町みね子さんとは誰か?という方もいらっしゃるかと思います。肩書はエッセイストのようです。上記Twitterのプロフィール欄には「きらびやかな文章、漫画などを売っています」と書かれているので、漫画家さんでもあるのでしょう。

『グレーテルのかまど』でも少しだけ映っていましたけど、NHKで平日夕方に放送されている報道・情報番組の『ニュース シブ5時』の2016年7月8日金曜日の放送では、「能町みね子シブ5時相撲部」のコーナーがありまして、私はそこで能町さんを知りました。というかそこでしか知らなかったです。

調べてみたところ、戸籍上は(記事作成現在)女性ということですが、番組に触れられていたように、「オカマだけどOLやってます。」という書籍を書いていらっしゃいます。つまり男性だった方です。私はシブ5時を観ているときは普通に女性だと思って観ていました。もちろんそれで間違いではないのですが、性別適合手術を受けて女性になった方だとは知りませんでした。

相撲が好きな様子がとても印象的な方で、言葉の選び方も視聴者だけでなくスタジオの出演者に対しても不快な印象を与えないように心を配っていらっしゃることが伝わります。とても頭の回転も早そう、というか東京大学を卒業されているみたいですから勉強も素晴らしくできる方みたいですね。色々な意味で凄い方です。

 

 

おわりに

番組でロケをしていまして、能町さんが入っていた喫茶店は、看板や入り口のドアに『珈生園』と書かれていました。

珈生園は東京都墨田区業平1丁目にあり、駅で言うと「押上(おしあげ)」が最寄り駅のようです。浅草線や半蔵門線、京成押上線、東武スカイツリー線が停まるでしょうか?詳しくないので間違えていたら申し訳ありません。

珈生園さんは昔ながらのお店で、決して高級感は高くないですけど、敷居が高すぎも低すぎもせず、私が入っても落ち着けそうなお店でした。キンシオことキン・シオタニさんも好きそうです。

能町さんが頼んだミルクセーキは、グラスに入って出てきていました。グラスの下部に、銀でしょうか、底からつながっている取っ手が付いているタイプの。押上は少々遠いので、あえて行きたいとは思わないですけど、近所にあったら行ってみたかったです。近所に純喫茶がないのが痛いです……。

 

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