毎週水曜日19:30から放送されているNHKの生活情報番組『ガッテン!』、2016年11月9日の放送は「超濃厚! 豆腐ニューワールド」として「豆腐(とうふ)」を特集していました。
超濃厚! 豆腐ニューワールド
NHKの生活に役立つ情報番組『ガッテン!』、2016年11月9日の放送は「超濃厚! 豆腐ニューワールド」として「豆腐」に関する特集が組まれていました。
今回は本当に豆腐の新世界が見えた感がありました。明日以降のスーパーでは豆腐がバカ売れするでしょうね。
こくうま!「クリーム豆腐」の作り方
今回の『ガッテン!』の放送は驚くことばかりでしたが、やはり最も新鮮だったことは「クリーム豆腐」です。とにかくこのクリーム豆腐が「こくうま」なのだそうです。味が濃くなって、旨味が出る、と。
「クリーム豆腐」の作るための材料は「豆腐一丁」だけです。木綿豆腐よりも「絹ごし豆腐」の方が良いそう。
「クリーム豆腐」の作り方は、水気を取った豆腐を「フードプロセッサー」や「ミキサー」に入れてかき混ぜるだけです。フードプロセッサーなどを回す時間は約30秒だそうです。全体が滑らかになっていなければ、一度止めてスプーンなどでかき混ぜてから再び回してあげると良いそうです。
秘密は「こくうまボール」
「こくうま」になる理由は「こくうまボール」だそうです。豆腐の構造の中には「こくうまボール」があり、これは油がタンパク質を包んでいる構造になっていますが、普通の豆腐だと、私たちが食べる際にはその構造を崩さずに体の中入っていってしまうため、「こくうまボール」のコクや旨味を味わうことがないそうです。油が28%も含まれていたと言っていたでしょうか。
ですから、水気を取って、フードプロセッサーなどで「こくうまボール」の構造を崩してしまえば、私たちは「こくうまボール」本来のコクや旨味を味わうことができるよ、ということでした。
絹ごし豆腐100g中には、水分89.4g、蛋白質5.0g、脂質3.3g、糖質1.7gが含まれ、58kcalのカロリーがあると言われている[50]。脂肪エネルギー比は51.7%であり、原料となる乾燥大豆の38.6%を上回る。
豆腐のWikipediaを拝見すると栄養素にはしっかり脂質と書かれていますね。豆腐には脂質が含まれているんですねぇ、知らなかったです。
木綿豆腐と絹ごし豆腐の違い
木綿豆腐
豆乳に凝固剤を加えて凝固させ穴の開いた木綿豆腐用の型箱に布を敷いて流し込み圧搾・成形した豆腐[31]。絹ごし豆腐
濃い豆乳全体を凝固剤で凝固し絹ごし用の型箱に流し込んでゲル状に固めて水にさらした豆腐[31][33]。
豆腐のWikipediaにはこのように書かれていました。木綿豆腐と絹ごし豆腐の違いは、私は読んでもいまいち違いがわからないです。つまり絹ごしの方が味が濃いのでしょうか。
ゼクシィキッチンさんにも両者の違いが書かれていましたので、参考になさってください。
「できたて豆腐」の作り方
豆腐屋さんは「できたての豆腐」が最も美味しいと仰っていました。そりゃそうだと思いますが、『ガッテン!』ではその「できたて豆腐」を作ってしまおう、と実際に作ってしまっていました。
「できたて豆腐」を作るための材料は、前述の「クリーム豆腐」500gと「豆乳(成分無調整)」200ml、塩一摘み、これだけです。
「できたて豆腐」の作り方は、鍋に豆乳と塩一摘みを加えて沸騰するまで温めます。沸騰したら火を消して、クリーム豆腐を入れてよくかき混ぜます。「弱火」で3分ほど加熱し、表面がプクプクしてきたら火を止めます。鍋に蓋をして7分放置したら出来上がりです。簡単ですね。
この「できたて豆腐」を日本一に輝いた豆腐職人の方に食べてもらっていました。乾燥は、「凄い濃厚」「できたて以上のできたて」「これを出されたら僕らやってられませんね」と仰っていました。お墨付きです。
おわりに
いやぁこれは絶対に試してみたいです。とりあえずは「クリーム豆腐」だけを食べたい。それが美味しかったら「できたて豆腐」も作りたいです。タンパク質など栄養が豊富で、しかも美味しいのなら何も障害はありません。豆腐が売り切れになってしまわないかが心配になります。