Eテレで『それしか ないわけ ないでしょう』が2024年4月5日放送されました。
2023年が初放送の番組のようです。
「ヨシタケシンスケ」さんの絵本作品のアニメーション化ということでしょうか。
私自身よくわかっていないのですけど、楽しめました。
目次
Eテレ『それしか ないわけ ないでしょう』
Eテレ『それしか ないわけ ないでしょう』についてです。
番組説明
番組の説明です。
主人公の女の子はある日、お兄ちゃんから言われた「みらいはたいへんなんだぜ」という言葉がきっかけで、未来がどうなるか、次々と妄想します。
将来を心配しすぎる女の子に、おばあちゃんは「だいじょうぶよ！」「それしかないわけないじゃない！」とやさしくさとします。
考え方ひとつで、未来はたくさんあるのだと感じはじめた女の子は、さらに妄想をつづけ、ユーモアたっぷりで愉快な展開に！
【原作】『それしか ないわけ ないでしょう』（作・ヨシタケシンスケ）
【監督】 吉葉 龍志郎
【音響監督】 柳田 敬太
【作曲】 HARMONICS HOLIDAY
【アニメーション制作】 NHKアート
番組のwebサイトには上記引用部のように書かれています。
放送時間
放送時間です。
2024年4月5日の19時00分から19時09分まで。
放送局は『Eテレ』。
登場人物
登場人物です。
「女の子」、本作のヒロインでしょう。
「お兄ちゃん」、「おかあさん」、「おばあちゃん」。
原作・作者
この番組の原作があるか。
どうやらありそうです。
同名の絵本がヒットします。
私は絵本の内容を知りませんけど、おそらく同じような内容と思われます。
全く同じかはわからず。
作者は誰か。
「ヨシタケシンスケ」さんです。
私でも知っているくらい有名な絵本作家・イラストレーターさんです。
上の画像の絵柄を見れば、ああとわかりますよね。
感想
Eテレ『それしか ないわけ ないでしょう』を視聴した感想です。
楽しい
楽しかったです。
女の子が、タイトルどおり「それしかないわけないでしょう」ということを、あれこれと想像する内容でした。
可能性を限定せず、否定もせず、どんどん広げていいんだよと。
大人でも
絵本が原作というと、どうしても子ども向け、幼児向けの内容と思いがちです。
しかし私のような大人にも考えさせられる内容でしたし、背中を押してもらえました。
大人は可能性を限定してしまいがち。
年を取れば取るほど可能性は狭まると思いがち。
事実、私はそう思ってきましたし、この番組を観終えた今でもそう思っています。
でも観終えた今、可能性が限定される思いは残りつつも、もう少し自分の可能性を考えてもいいかな、くらいには思えました。
いつ何が起こるかなんて誰にもわからない。
明日どうなるかなんて誰にもわからない。
確かにそうですね。
それは良いことも悪いことも、でしょうけど。
でもどうせ想像するのなら良いこと・楽しいことを想像したいなとは思います。
どうしても悪いことばかりを考えてしまう私ですが、ちょっとは良いことを考えてもいいかな、くらいには思えました。
まぁ明日には元の自分に戻っていそうですけど。
でも今日だけでも変われるなら、それは私にとって大きなことです。
絵柄と色彩がいい
やはりヨシタケシンスケさんの絵っていいですね。
丸い絵柄がほんわかしていて、発想も丸く、ヨシタケシンスケさんのキャラクターの丸く、いずれもがとっても合っています。
絵柄が万人受けする感があります。
手塚治虫さんや藤子・F・不二雄さん、鳥山明さんのような、「普遍性」をもった絵柄と言いますか。
彼の絵本は日本だけでなく海外でも人気があるのでしょうか。
配色センスも私は大好きです。
そういえば以前何かのインタビューで、ご本人は線を引くだけと言っていました。
色塗りはご本人ではなく、別の方がされているみたいです。
色がヨシタケシンスケさんの絵柄をより引き立てているようで、色塗り担当の方のセンスもいいのでしょう。
淡い色彩で、人物の肌は紙やベースの白をそのまま生かしていることが多いでしょうか。
この番組のアニメーションでも同じ印象を持ちました。
アニメーション担当の方も世界観を壊さないように工夫されたのでしょう。
皆さんに、いいアニメーションをありがとうございます、と言いたいです。
シリーズ化はあるか？
本作だけでなく他のヨシタケシンスケ作品のアニメ化はあるのでしょうか。
個人的にはできれば他作品のアニメを期待してしまいます。
『おしっこちょっぴりもれたろう』とか。
『メメンとモリ』とか。
でも絵本をアニメ化してしまったら絵本が売れなくなってしまうでしょうか。
それともアニメきっかけで絵本がより売れるでしょうか。
見逃し配信あります
NHKとEテレの番組は見逃し配信があります。
AmazonからでもNHKオンデマンドの契約が可能で、同「Fire TV」では『NHK+』を視聴できます。
NHK+だけでなくTVerやU-NEXT、DAZNも。
おわりに
ということでEテレ『それしか ないわけ ないでしょう』が再放送されたので感想を書いた記事でした。
