『MBS（毎日放送）』で放送されている『プレバト！！』では、2023年9月7日の放送に俳句コーナーがありました。
お題は「エレベーター」。
視聴した感想を書いています。
目次
MBS『プレバト！！』
テレビ番組『プレバト！！』についてです。
人気芸能人にはそもそも才能があるのか？あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。
公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。
あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。
中でも俳句がメインコンテンツと思われます。
放送時間
放送時間について。
放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。
出演者
出演者です。
メインの司会は「浜田雅功」さんです。
ダウンタウンの浜ちゃんですね。
アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。
ナレーションが「銀河万丈」さん。
俳句の査定員は「夏井いつき」さん。
他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。
俳句
『プレバト！！』の俳句カテゴリが2023年9月7日の放送でも扱われました。
今回のお題は「エレベーター」です。
エレベーターは季語ではないですね。
この回は「和田アキ子」さんと「秋元真夏」さん、「松倉海斗」さん、トレンディエンジェル「斎藤司」さんが出演していました。
レギュラー陣では特待生5級「勝村政信」、名人4段の「皆藤愛子」さんと特別永世名人「梅沢富美男」さんが出演していました。
順位戦
まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。
4位が秋元さん（才能なし、10点）、3位が松倉さん（才能なし、30点）、2位が和田さん（才能あり、70点）、1位が斎藤さん（才能あり、72点）でした。
特待生昇格試験
勝村政信さんの「特待生昇格試験」です。
勝村さんは試験を迎えて特待生5級。
句は、この階で降りるかどうかを鬼灯に聞いているような内容で詠まれていました。
季語は「鬼灯」。
読みは「ほおずき」。
結果は「現状維持！」。
一言は「表現者っぽくなってきたけど…」。
名人10段を目指す試験
皆藤愛子さんの「名人10段を目指す試験」です。
試験を迎えて皆藤さんは「名人4段」でした。
句は、秋の夜に閉じるボタンを連打している様子を詠まれていました。
季語は「秋夜」。
読みは「しゅうや」。
秋の夜の傍題ですか。
結果は「1ランク昇格！」。
先生からの一言は「カメラワークが効果的」。
特別永世名人「締めのお手本」
最後は特別永世名人である梅沢富美男さんによる「締めのお手本」です。
句は、白桃を抱えた車椅子の利用者が車椅子用ボタンを押した様子を詠まれていました。
季語は「白桃」。
読みは「はくとう」。
先生の査定は「ガッカリ…」。
一言は「なぜ『や』で切る？」。
感想
感想です。
順位戦
平場の順位戦の感想です。
順位戦で個人的に気になった句は1位の斎藤さんです。
子が夏までは届かなかったエレベーターの2階のボタンに届いた様子でしたね。
いや、すごくよい句でした。
今回の放送で一番よかったです。
子の成長を自然に詠めていることを夏井さんは褒めていました。
本当そうでしたね、素晴らしい。
レギュラー陣
特待生以上の方々の感想です。
勝村さん。
不思議な句でしたね、さすがは表現を仕事にしている人は違うなという感じです。
私には絶対に作れないタイプの句でした。
結果は現状維持でしたけど、夏井さんは勝村さんの今後に期待を寄せていらっしゃいましたが、そのお気持ちはよくわかる、そのくらい衝撃的な句でした。
インパクトだけなら、ここ数ヶ月内では一番の句だったかも。
皆藤さん。
よい内容の句とは思うのですが、個人的にはあまり好みのタイプではない句でした。
好みでない理由は、閉ボタン連打に対しての秋夜という言葉が合っていないように思えたからです。
ならどうすればよかったかというと、そんなこと急に言われても17音に収めるには秋夜とするしかないかなとは思うのですが。
内容的に秋の夜である必要がありそうですから。
でも秋の憂いをよく表していると夏井さんからの評価は高かったですね。
梅沢さん。
私も切字「や」が悪目立ちしているなと、句を見てすぐに思いました。
優しい内容の句なのに上五「や」で切ってしまっては語感が強すぎるのではと。
せめて「よ」なら何とかなったかなと、「よ」だと臭いのでそれはそれでとも思いますけど。
おわりに
ということで、MBS『プレバト！！』の2023年9月7日放送の俳句コーナーのお題「エレベーター」回を視聴しての感想を書いた記事でした。
私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。
むしろ間違えていることの方が多いでしょう。
おかしなことを書いていたら申し訳ありません。
