ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

1/F!『プレバト!!』2023年6月15日放送の俳句「夏の夕」回を観た感想です

スポンサーリンク

『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年6月15日の放送に俳句コーナーがありました。

お題は「夏の夕」。

視聴した感想を書いています。

 

目次

 

スポンサーリンク

MBS『プレバト!!』

テレビ番組『プレバト!!』についてです。

 

www.mbs.jp

 

人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。

 

公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。

あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。

中でも俳句がメインコンテンツと思われます。

 

放送時間

放送時間について。

放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。

 

出演者

出演者です。

メインの司会は「浜田雅功」さんです。

ダウンタウンの浜ちゃんですね。

 

アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。

ナレーションが「銀河万丈」さん。

 

俳句の査定員は「夏井いつき」さん。

他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。

 

俳句

『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年6月15日の放送でも扱われました。

 

今回のお題は「夏の夕」です。

夏の夕は季語ですね。

 

この回は「徳光和夫」さんと「山口もえ」さん、「中川翔子」さん、「レイザーラモンRG」さんが出演していました。

 

レギュラー陣では特待生4級「春風亭昇吉」さんと名人6段の「立川志らく」さん、特別永世名人「梅沢富美男」さんが出演していました。

 

順位戦

まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。

4位が徳光さん(才能なし、20点)、3位が山口さん(凡人、35点)、2位がRGさん(凡人、60点)、1位が中川さん(才能あり、70点)でした。

 

特待生昇格試験

春風亭昇吉さんの「名特待生昇格試験」です。

昇吉さんは試験を迎えて「特待生4級」でした。

 

句は、「つくばい」が展示されている美術館と夕焼けの取り合わせが詠まれていました。

 

季語は「夕焼」。

読みは「ゆうやけ」。

 

結果は「現状維持!」。

一言はなかったかと。

 

名人10段を目指す試験

立川志らくさんの「名人10段を目指す試験」です。

試験を迎えて志らくさんは名人6段。

 

句は、夏至の行商人の老婆の姿を「古色蒼然」の四字熟語を用いて表現していました。

 

季語は「夏至」。

読みは「げし」。

 

結果は「現状維持!」。

一言は「四字熟語に頼りすぎ」。

 

特別永世名人「締めのお手本」

最後は、特別永世名人であらせられる梅沢富美男さんによる「締めのお手本」です。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

句は、川のせせらぎと螢の光のゆらぎを「1/F」の言葉を用いて詠まれていました。

 

季語は「夕蛍」。

読みは「ゆうぼたる」。

大季語は螢ですか。

 

先生の査定は「ガッカリ…」。

一言はなかったかと。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

感想

感想です。

 

順位戦

平場の順位戦の感想です。

順位戦で個人的に気になった句は1位の中川さんです。

 

暮れなずむ夏空を愛猫色と表現した句でした。

愛猫色は造語と思います。

表情がころころ変わるように夏の夕方の空も色を変えているということだったでしょうか。

とてもよいですね。

 

愛猫色の言葉のヒントはおそらく「松田聖子」さんでしょうね。

聖子さんというか「松本隆」さん。

松本さんは「春色」とか「天然色」とか、◯◯色という歌詞を使うイメージがあるので。

確か、中川さんは聖子さんの大ファンですよね。

なのでそうかなと感じました。

 

添削されていましたけど、個人的には原句の方がよかったです。

 

レギュラー陣

特待生以上の方々の感想です。

 

昇吉さん。

邪魔しているのは「のある」であると、これが一種の「報告」になっているという指摘が先生からありました。

私も同じように感じましたね、報告というか説明になっていますよね。

もったいないなと感じました。

 

志らくさん。

「古色蒼然」に頼りすぎているとの指摘でした。

意味は長い年月が経って古びている様子でしょうか。

古色蒼然の音の雰囲気に飲まれそうですけど、言葉を分解すれば、そのままですからね。

夕暮れは一日の終わりが近づいていることを思わせますし、老婆も人生の前半や中盤感は感じられません。

それらを古色蒼然ですよと言っているだけになっている感は否めないと思います。

 

「詩的な言葉」ってあるじゃないですか、例えば「揺れる」とか「鈍色(にびいろ)」とか「静寂(しじま)」とか。

そういう「言葉の『音』や『意味』が美しいからといって、その後を用いて作られた俳句が美しいとは限らない」ということですかね。

 

梅沢さん。

「 1 / f の揺らぎ」という言葉の美しさに囚われた句でしたね。

その意味で先ほど志らくさんのところで書いた「俳句の詩」云々と同じ問題を抱えていると思いました。

せせらぎの音にも螢の光にも揺らぎがある、それはありふれているという指摘がありました。

「1/f」の言葉を使った俳句も、夏井先生は近ごろよく目にするそうです。

使うなとは言わないけど、オリジナリティを出せないと合格点には行けないということですか。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

おわりに

ということで、MBS『プレバト!!』の2023年6月15日放送の俳句コーナーのお題「夏の夕」回を視聴しての感想を書いた記事でした。

 

私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。

むしろ間違えていることの方が多いでしょう。

おかしなことを書いていたら申し訳ありません。

 

 

スポンサーリンク