ディスディスブログ

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梅沢のおっちゃんが!『プレバト!!』2023年3月23日放送の俳句「レトルト」回を観た感想です

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『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年3月23日の放送に俳句コーナーがありました。

お題は「レトルト」。

視聴した感想を書いています。

 

目次

 

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MBS『プレバト!!』

テレビ番組『プレバト!!』についてです。

 

www.mbs.jp

 

人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。

 

公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。

あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。

中でも俳句がメインコンテンツと思われます。

 

放送時間

放送時間について。

放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。

 

出演者

出演者です。

メインの司会は「浜田雅功」さんです。

ダウンタウンの浜ちゃんですね。

 

アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。

ナレーションが「銀河万丈」さん。

 

俳句の査定員は「夏井いつき」さん。

他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。

 

俳句

『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年3月23日の放送でも扱われました。

 

今回のお題は「レトルト」です。

レトルトは季語ではないでしょう。

 

この回は「菊池桃子」さんと「朝日奈央」さん、「平野ノラ」さん、JO1「河野純喜」さんが出演していました。

レギュラー陣では名人3段「森口瑤子」さん、永世名人「千原ジュニア」さんと「梅沢富美男」さんが出演していました。

 

順位戦

まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。

 

4位が朝日さん(才能なし、20点)、3位が平野ノラさん(才能なし、30点)、2位が菊池さん(凡人、50点)、1位が河野さん(才能あり、点)でした。

 

名人10段を目指す試験

森口瑤子さんの「名人10段を目指す試験」です。

 

試験を迎えて、森口さんは名人3段、1つ前進すれば名人4段になります。

 

句は、風邪をひいて三日目の白粥に飽きたことを詠んでいました。

 

季語は「春の風邪」。

読みは「はるのかぜ」。

 

結果は「1つ前進」。

これで名人4段です。

一言は「映像から心情へ」。

 

俳句史に残る句集作り

永世名人である千原ジュニアさんと梅沢富美男さんの句です。

句集に入れる50の俳句を、掲載決定かボツかを先生が判定します。

 

ジュニアさんは50句まで残り27句。

梅沢さんは50句まで残り1句。

 

千原ジュニアさん

まずはジュニアさんから。


句は、コロナ7日目にレトルト(カレー)を絞っているを遅日との取り合わせで詠まれていました。

季語は「遅日」。

読みは「ちじつ」。

春になると日が暮れるのが遅くなることですか。

日が暮れるのが遅くなっていることにフォーカスされていて、日永しとは区別されるでしょう。


結果は「ボツ!」。

これで残りは27句。

一言は「あと少しのリアルを」。

 

梅沢富美男さん

次に梅沢さん。

 

句は、(レトルトを)鍋で湯煎している湯玉と厨房にある砂時計との取り合わせを詠まれていました。

 

季語は「春」。

読みは「はる」。


結果は「掲載決定!」。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

これで残り0句、句集完成です。

おめでとうございます。

一言は「おっちゃんらしい締めくくり」。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

感想

感想です。

 

平場の順位戦

平場の順位戦の感想です。

順位戦で個人的に気になった句は1位の河野さんです。

 

とても上手でした。

一人暮らしをしたばかりでまだレンジがなく、置き場が空になっていることを詠まれていました。

先生からの添削がありましたけど、原句の方がよいと私は思います。

 

レギュラー陣

特待生以上の方々の感想です。

 

森口さん。

森口さんは近ごろ言葉遊びがすぎると、個人的に感じられる句ばかりで、少々辟易していました。

ところが今回は言葉遊びをせず、でも彼女らしい俳句を作ってきたように私には思えました。

森口さんの真骨頂はこういう句だよなぁと思いながら観ていました。

春のタイトル戦は不出場でしたっけ、見たかったので残念です。

 

ジュニアさん。

ジュニアさんは悪くはない句と個人的には思いました。

添削は原句「レトルト絞る」からもう一歩踏み込んで「絞り切る」とされていました。

でも私は原句でよいかなと思います。

「絞り切る」まで言うと作者の心情を乗せすぎているように思えるからです。

それにコロナウィルスの症状から回復してきて元気が戻ってきた様子を詠んでいるのですし、季語がしみじみとした「遅日」ですから、絞り切るとまで強く言わなくてよいかなと。

遅日は厳しく長い冬がようやく終わったという安堵が込められている季語と私は捉えています。

なので、ようやく自主隔離が終わることを「絞る遅日」で表現した原句の方が、季語に思いを託せていると個人的には思いました。

 

梅沢さん。

梅沢さんの句は個人的には評価できないです。

取り合わせている割には、取り合わせの両者の関係が近すぎるくらいに「近い」と感じられるからです。

前半の「湯玉ふつふつ」はレトルトを湯煎している鍋が、ですよね。

後半は砂時計、あまり飛んでいないですし、飛んでいないのに一句の中に主語が2つあるようで、ん〜やはりあまりよくないと思いますね。

 

それに、おっちゃんは破調はよくないと今までさんざん言ってきたのに、句集最後の一句が破調というのもどうかと思いました。

最後は有季定型でしっかりまとめていただきたかったです。

 

それにしても、タイトル戦を除けば、しっかり年度末で句集が終わる、ご都合が過ぎませんかとうがった見方をしてしまいますね。

以前からこのブログで年度でいっぱいまで引っ張るためにボツが続いているのでは、みたいなことを書いていましたが、本当にそうなるとは。

句集発売も4月とのことですから、相当前から句集に入る俳句が決まっていたということでもありますし。

まぁプレバトはあくまでバラエティ番組ですから、そういうことなのでしょう。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

おわりに

ということで、MBS『プレバト!!』の2023年3月23日放送の俳句コーナーのお題「レトルト」回を視聴しての感想を書いた記事でした。

 

私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。

むしろ間違えていることの方が多いでしょう。

おかしなことを書いていたら申し訳ありません。

 

 

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