2022年1月9日からEテレでアニメ『プラネテス』が放送されています。
アニメを観たことがないと思っていたのですが、1話を観たところ既視感がありました。
どうやら再放送のようです。
目次
『プラネテス』
『プラネテス』についてです。
概要
概要です。
『プラネテス』(ΠΛΑΝΗΤΕΣ, PLANETES)は、幸村誠による日本の漫画。また、それを原作にした谷口悟朗監督のテレビアニメ。
『モーニング』(講談社)に1999年から2004年まで不定期連載された。単行本全4巻。
表題は古典ギリシア語で「惑う人」を意味するπλάνηςの複数形πλάνητεςであり、「惑う人々」転じて「惑星」を意味する語(英語で惑星を表す"planet"の語源)[1]。
あまり顧みられることのない、宇宙開発によって生まれたスペースデブリ(宇宙ごみ)問題を取り上げ、その回収業者が主役のSF漫画である。
プラネテスのWikipediaには上記引用部のように書かれています。
原作は漫画なのですね。
あらすじ
あらすじです。
時代は2070年代(2075年以降)。人類は宇宙開発を進め、月面でのヘリウム3の採掘など、資源開発が商業規模で行われている。火星には実験居住施設もあり、木星・土星への有人探査計画も進んでいる。
(略)
長い宇宙開発の歴史の影で生まれたスペースデブリ(宇宙空間のゴミ。廃棄された人工衛星や、ロケットの残骸など)は軌道上にあふれ、実際にたびたび旅客機と衝突事故を起こすなど、社会問題となっていた。
(略)
主人公のハチマキは宇宙で働くサラリーマン。主な仕事は宇宙のゴミ「デブリ」の回収作業。いつか自分個人の宇宙船を所有することを夢みている。ゴミ拾いは大事な仕事だと自分を納得させつつ、当初の夢と現実の狭間でこのまま現実を受け入れるか、それとも夢を追い求めるか思い悩む。
Wikipedia内あらすじ欄には上記引用部のように書かれています。
スペースデブリを回収する仕事を通じて人間ドラマ的な物語の認識でよいでしょうか。
読んだことがあると思う
おそらくですけど私は本作の原作漫画を読んだことがあります。
私は広くは漫画を読んでいないのですが、本作はたぶん読んだことはあります。
詳しいことは忘れていますけど、昔、友人から全巻借りて読んだ記憶がかすかにあるようなないような。
当時は少ないながらいたのですよね、友人が。
アニメ版『プラネテス』
本作にはテレビアニメも制作されています。
アニメ版の公式webサイトがありました。
Wikipediaによれば、2003年にNHK BS2で最初に放送され、翌2004年にEテレで放送されたそうです。
観たことがあったみたい
私は本作アニメ版を観たことがないと思っていました。
しかし、このたび再放送1話を観たところ既視感があったので、おそらく観たのでしょう。
はっきりとしたことは覚えていませんけど。
私は観たとすればEテレの再放送を観たのでしょう。
2022年よりアニメ版の再放送始まる
Eテレで『プラネテス』の再放送が始まりました。
2022年1月9日日曜日に第1話「大気の外で」が放送されています。
NHKのwebページも公開されています。
放送日時
再放送の放送日時です。
毎週日曜19時00分から19時25分まで。
25分間の放送のようです。
アニメ1話を視聴した感想
Eテレで『プラネテス』の再放送第1話「大気の外で」を観た感想です。
絵が丁寧
絵がよかったです。
丁寧に描かれていて、お金と人と時間をかけて作られたことを感じさせます。
NHKならではの安定したクオリティです。
おそらく全話描き終えてから放送を始めたのでしょう。
NHKのアニメは総じて描き終えたものを放送すると思いますが。
民放で放送されるアニメは全話制作を完了した後に放送されることは多くない印象です。
そのため物語の中盤ほどから画質が著しく低下したり、制作が間に合わなかったのか唐突に総集編なり特別番組なりが放送されたりすることが散見されます。
NHKのアニメはそういう事態が起こったことは、少なくとも私が観ている限りはありません。
その点では安心して観ていられますね。
また、NHKですからいわゆるエロすぎたりグロすぎたりすることもないでしょうから、そういう意味でも安心感があります。
面白い
本作はスペースデブリを回収する、職業として宇宙で活動をする会社員たちの物語なのですね。
とかく宇宙ものというと、地球人と宇宙人、あるいは地球居住者と宇宙居住者が戦争をするようなバトルものを思い浮かべがちです。
しかし、本作はバトルがある派手などんぱちがある訳ではありませんで、比較をすれば地味な物語になるでしょう。
だからこそ人間模様や彼らの人生にフォーカスが当てられるでしょう。
と言ってもまだ1話ですから、導入部分が放送されただけで、物語はまだ深いところまでは行っていません。
本格的な物語の始まりはこれからなのでしょうね。
まだ導入部分と書きましたが、1話を観ただけでも本作の面白さは垣間見えました。
舞台は2075年でしたっけ、2022年現在から見ると半世紀後の物語です。
随分と近くなってきたとは言えまだまだ遠い時代のことなのに、時代設定と言いますか時代背景と言いますか、それが細かいところまで出来上がっていると感じられました。
「人が宇宙で生活をするとはどういうことか」が、言葉の説明なしに観るだけで染み込んできたからです。
実際に50年後に科学技術があそこまで発展しているとは思えないですけど、納得できる・説得力のある設定になっていると感じられます。
主人公のハチマキとタナベの2人の関係はどうなるのか。
今後恋をするのだろうと想像させられ、その点も今後の楽しみです。
結末の記憶が全くないので、その部分は初見のように楽しめるはず。
おわりに
ということで2022年1月9日からEテレで『プラネテス』の再放送が始まったことを書いた記事でした。
『Amazon』でも観られるようです。
見逃した方や気になる方はぜひ。