アニメ『めぞん一刻』のサウンドトラックを2種類購入しました。
『めぞん一刻 ミュージックブレンド2』と『めぞん一刻 ミュージックカクテル』を。
CDジャケットの紹介や曲を聴いた感想を書いています。
目次
めぞん一刻
私は「高橋留美子」さんの『めぞん一刻』が大好きです。
『おれのサーキット』と並んで、漫画作品の中で1,2を争うほど好きです。
漫画は今でも全15巻を揃えて所有しています。
さすがに近ごろは何年かに一度くらいしか読むことはなくなりましたが、数え切れないくらいに読み込んだ作品です。
読んだことのない方は、本当は頭から通して読んでいただきたいですが、単行本の最終巻の15巻だけでも読んでいただくと、良さが伝わるかもしれません。
15巻だけ読んでも内容がわからない部分も多いかと思いますけど、感動は絶対に伝わるはずです。
アニメ版『めぞん一刻』
アニメは本放送と、後にローカル局で放送されていた再放送を観ています。
TOKYO MXかtvkでしたっけ。
両方だったかも。
残念ながらアニメ版の内容は個人的にはあまり好きではありませんでした。
原作にある余白や余韻みたいな、視聴者に想像させた方が良い部分まで描いてしまっているように思えるので。
『めぞん一刻 ミュージックブレンド2』『めぞん一刻 ミュージックカクテル』
今回紹介するCDはアニメ版『めぞん一刻』のサウンドトラック2点です。
アルバムのタイトルは『めぞん一刻 ミュージックブレンド2』と『めぞん一刻 ミュージックカクテル』。
画像が『ミュージックブレンド2』の歌詞カードの表紙とパッケージ裏面。
画像がCDと歌詞カードの裏表紙。
もう1点『めぞん一刻 ミュージックカクテル』です。
画像が歌詞カードの表紙とジャケット裏面。
画像が歌詞カード裏表紙とCD。
2品とも『ブックオフ』で購入しています。
どちらも価格は108円でした。
購入したのは昨年2018年のこと。
説明
簡単な説明です。
と言いたいところですけど、調べてもよくわかりませんでした。
CDが古すぎことと、アニメのサントラとなると需要が小さいのでしょう。
曲リスト
『めぞん一刻』のサントラ2種の曲リストです。
- 暁に鐘は鳴る
- サニー シャイニー モーニング
- 惣一郎さんっ!!
- お弁当とホウキ
- 朱美のハブラシ
- 悲しみよこんにちは
- 陽だまりの告白
- 一の瀬さんは今日も行く
- テニスボールと噂話
- 事件
- サヨナラの素描(デッサン)
- 好きさ
- 坂の途中の一番星
- 三鷹・五代!!
- 願い
- キッスのある情景
- 梅酒婆あ
- 行きがけの駄犬
- 弱虫
- ファンタジー
- 帰らざる彼
- 夢一夜
- 四谷の思惑
- 宴会謝絶
- 複雑夜
- 響子さん…!!!
- 愛・夜明け前
以上です。
曲のタイトルだけで作品のストーリーがわかる感じがすごい。
2曲目は「松尾清憲」さんが歌っています。
4番目のオープニングテーマでした。
6曲目は「斉藤由貴」さんが歌っています。
1番目のOP。
11,20曲目は「ピカソ」が歌っています。
11曲目が5番目の、20曲目が4番目のエンディングテーマでした。
12曲目は「安全地帯」が歌っています。
3番目のOP。
- ファンタジー
- ブリッジその5
- 春
- 夕暮
- 千鳥足
- 夏の雲
- 冬
- 予感
- 悲しみ
- 雨やどり
- ひとりの夜
- あした晴れるか
- 夢の入口へ…
- ブリッジその11
- 夢の中
- 秋
- 不思議なお客
- 雨あがり
- 不気味な気配
- 帰り道
- かけ足
- 夜の雨
- 虹
- 真夜中の訪問者
- もの想い
- シ・ネ・マ
以上です。
こちらの方がシングル曲が少ないですか。
1,26曲目は「ピカソ」が歌っています。
1曲目が4番目の、26曲目が2番目のED。
8,13曲目は「島本須美」さんが歌っています。
「音無響子」(管理人さん)名義だったはず。
12曲目は「来生たかお」さんが歌っています。
島本さんも来生さんも挿入曲だったと思います。
聴いた感想
サウンドトラック『めぞん一刻 ミュージックブレンド2』『めぞん一刻 ミュージックカクテル』を聴いた感想です。
これから書くことは、あくまでも私の感想です。
絶対的な評価ではないことをご了承ください。
見当違いなことを書いていたり、認識に誤りがあったりしたら申し訳ありません。
感想は「とても良い」です。
買ってよかった。
アニメを観ているかどうか
本作は2作品とも、アニメを観ているか観ていないかが評価の大きな分かれ目になっていると思います。
観ていない方にとっては大して面白い作品ではないでしょう。
(アニメを観ていない方がサントラに興味を持つ訳がないですけど)
しかし私のようなアニメも原作も知っている人間にとっては強烈に懐かしい作品群です。
「ああこんなBGMや挿入曲があったなぁ」と思い出されます。
1回通して聴くだけでも200円を出した価値は十分にありました。
ピカソ目当て
本作を購入した目的の一番は「ピカソ」です。
ピカソ(PICASSO)は、日本のバンド。
(略)
1984年に『本気! トリッキーレディ』でデビュー。1986年、アニメ「めぞん一刻」のエンディングテーマ『シ・ネ・マ』『ファンタジー』がヒット、アニメファンを中心に幅広い層のファンを獲得する。
ピカソ (バンド) のWikipediaには上記引用部のように書かれています。
ピカソはアニメ『めぞん一刻』で4作品、EDとして採用されてました。
「シ・ネ・マ」と「ファンタジー」、「サヨナラの素描」、「ビギン・ザ・ナイト」の4曲。
今回購入した2つのサントラでは、ピカソの4曲のうち3曲が収録されています。
『ミュージックブレンド2』には「サヨナラの素描」と「ファンタジー」、『ミュージックカクテル』には「ファンタジー」と「シ・ネ・マ」。
なので、内容が一部被ってもいるのですが2作品とも購入したのです。
ピカソの4曲はどれも切なさを感じさせる良い曲です。
あえて1曲選ぶとしたら「シ・ネ・マ」ですね。
いや、でも「ファンタジー」も「サヨナラの素描」も捨てがたい……本当に全て良い曲なんですよ。
『めぞん一刻』で扱われたピカソの曲は、全て寂しげです。
エンディングですから、それもそうですね。
アニメにおけるEDの映像も、大人の悲哀みたいなものが感じされたり、アーバンさもあったりで、ゴールデンタイムに放送されていたとは思えないほど雰囲気がシックでした。
安全地帯「好きさ」
『ミュージックブレンド2』の12曲目、安全地帯の「好きさ」も好きです。
1986年12月リリースだそうで、「玉置浩二」さんがとりわけ神がかっていた頃の楽曲です。
サビの直前の、シャウトするところがゾクゾク来ますね。
ドラマチックな曲です。
斉藤由貴さんが歌っていた「悲しみよこんにちは」も、玉置さんが作曲を担当していたはず。
「陽だまり」がない!
めぞん〜のOPとEDは優れた楽曲ばかりです。
伝説の「ギルバート・オサリバン」のあれを含めて。
OPに限定して言えば「村下孝蔵」さんの「陽だまり」が一番好きでした。
今回購入したCDは2作品とも「陽だまり」が収録されていないことが残念なポイントではあります。
来生たかおさんと島本須美さん
これまでに書いてきたとおり、本作を購入して良かったことはたくさんあります。
その一つは、「来生たかお」さんと「島本須美」さんが歌っている曲も収録されていたことです。
今や貴重な楽曲ではないかと個人的に思えるので。
来生さんは『ミュージックカクテル』の「あした晴れるか」、島本さんは同作品の「予感」と「夢の入り口へ…」ですね。
「夢の入り口へ…」ではイントロで管理人さんのセリフが挿入されています。
当時、聴いて励まされていた受験生、特に浪人生さんがいらしたかもしれません。
おわりに
ということで、アニメ『めぞん一刻』のサウンドトラック『ミュージックブレンド2』と『ミュージックカクテル』の2作品をブックオフで購入して、聴いた感想を書いた記事でした。
記事を書いていたら漫画を読み返したくなってきました。
読み終わると、名作映画を観た後みたいに現実世界に引き戻される寂しさ、まだこの世界に浸っていたい気持ちが湧いてきて切なくなるのですが。