ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

鷹取がグランドパラディンを造反? 所長・竜造寺の本当の狙いはまるで「人類補完計画」でした - アニメ『プラネット・ウィズ』4話の感想

スポンサーリンク

毎週日曜日22:30より、TOKYO MXにてアニメ『プラネット・ウィズ』が放送されています。

2018年7月29日の放送は第4話「復讐者・2」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

スポンサーリンク

 

アニメ『プラネット・ウィズ』

TVアニメ「プラネット・ウィズ」公式サイト

 

2018年7月29日の放送は第4話「復讐者・2」でした。

 

主な登場人物

備忘録を兼ねたアニメ『プラネット・ウィズ』の主な登場人物です。

 

主人公陣営

主人公陣営のキャラクターです。

主人公は「黒井宗矢(くろい・そうや)」、転校してきて間もない高校生です。

記憶喪失に陥っており、気がついていたら後述する「銀子」と「先生」とアパート暮らしをしていました。

 

ヒロイン(?)は「高天原のぞみ(たかまがはら・のぞみ)」、宗矢のクラスの委員長で、何かと宗矢のことを気にかけてくれるメガネっ娘。

主人公陣営に書いていますけど、のぞみが宗矢たちの正体を知ったときにどちら側に付くかは現状不明。

 

「黒井銀子(くろい・ぎんこ)」、宗矢と先生と暮らす謎のゴスロリ少女です。

宗矢と先生の料理、それと先生の言葉の通訳を担当しています。

「先生(せんせい)」、宗矢と銀子と暮らす人間サイズの猫ような姿をした何かです。

そのほとんどが謎で、キャベツと二次元美少女をこよなく愛しています。

 

「国民安全管理局」陣営

宗矢たちと敵対する「国民安全管理局」の陣営です。

後述する特殊防衛課の7人のサイキッカー「グランドパラディン」を指揮するのが「竜造寺隆(りゅうぞうじ・たかし)」です。

竜造寺の秘書?参謀?の「白石こがね(しらいし・こがね)」。

 

 「グランドパラディン」の7人のサイキッカーです。

「虎居英雄(とらい・ひでお)」、1話で宗矢たちと戦い、ロボットになる(?)力を奪われた、元(?)消防士です。

他、「因幡美羽(いなば・みう)」と「能代晴海(くましろ・はるみ)」、「根津屋正義(ねずや・ジャッジメント)」、「鷹取紅華(たかとり・べにか)」、「羊谷葉介(ひつじたに・ようすけ)」、「竜造寺岳蔵(りゅうぞうじ・たけぞう)」がいます。

グランドパラディンのお爺ちゃん「竜造寺岳蔵」はグランドパラディン指揮者の「竜造寺隆」の父親のようです。

 

4話「復讐者・2」

3話は、ネビュラたちの派閥のうち、封印派には「閣下」と呼ばれる、猫型「着ぐるみ族」の先生の対比として、犬型「着ぐるみ族」であることがわかっています。

封印派は竜の力を使って戦う力を進化させようとしている地球人に対して、力を封印して進化を止めようとしている派閥です。

先生たち穏健派は、介入を最小限にして、竜の力を没収するだけとして見守る立場です。

宗矢は宇宙人「シリウス(星)人」で、彼の母星「シリウス星」は竜によって滅ぼされています(1話冒頭)。

……ということが宗矢は、それが夢の中なのか現実なのかわからないものの、知ることになりました。

 

宗矢vs.能代

虎居に続いて、前々回(でしたか)が因幡も宗矢が飲み込まれた先生によって敗れ、竜の力が入った小瓶を奪われ、念動巨神装甲となる力を失くしました。

因幡の復讐をすべく、今回は能代が宗矢に1対1の決闘を挑んでいました。

 

先生は、前回の竜造寺戦で右腕を負傷しており、その負傷が未だ癒えておらず手負いの状態で戦うことになりました。

それでも、これまで右腕で使っていた「ギガ・キャット・ハンマー」を脚でも使うなどして、宗矢と先生が能代に対して優位に戦闘を進めていました。

 

暴走

因幡の前で負けられない想いが強い能代は、自分の制御の限界を超えてでも竜の力を引き出そうとしてしまいます。

その結果は……暴走です。

 

「彼女のサイキックと小瓶の竜の力が干渉して、本人に制御できないほど増幅しニャ」

「つまり『暴走』だニャ」

 

と先生は仰っている、と銀子が言っています。

 

能代の念動巨神装甲はクマです。

しかし竜の力が暴走した装甲はドラゴンへとその姿を変え、クマ形態時のロボット感もなく生身の、生きているドラゴンそのもののようでした。

空を飛び、口からビームのようなものも吐いて、街を破壊します。

 

暴走と同時に能代は意識を失っており、鷹取や羊谷が声をかけても返事は戻ってきません。

 

コスモ・マタビZでドーピング

宗矢はタイマンどころではなくなり、暴走して街を破壊するドラゴンの暴走を止めることになりました。

鷹取や羊谷との共闘で。

 

ドラゴンの力は圧倒的です。

しかもドラゴンは空を飛べるため、デフォルトでは空を飛べない先生ではどうしようもありません。

 

が、空を飛ぶ手はあると先生は言います。

切り札、キャット・ドーピングだと。

 

銀子の合図によって巨大先生型の宇宙船から投げられたのは……

 

「翌朝、二日酔い間違いなしの! 大人のスペシャルブーストアイテム!! 『コスモ・マタビZ』だニャ!!」

 

……です。

安易に力を求めたことを翌日後悔するがいいニャ、だそう。

これ絶対ヤバいやつ。

 

ロボットの先生の口が開き、そこへコスモ・マタビZが投入されると、先生の右腕が元通りになり、それどころか全身に甲冑のような新たな装甲がつき、背面からエネルギーの翼が生えます。

さらに手というか前足というか、そこからは翼と同じ光る爪のようなものも出てきて、「ギガ・キャット・ブレイド」という新技まで繰り出しています。

 

鍵は因幡

ドーピングした先生と鷹取と羊谷の共闘でも、ドラゴンは止められません。

 

そこへ現れたのは因幡です。

因幡は既に力を失っている生身のはず。

 

それでも能代を助けたいという愛の力を受けて、銀子が彼女の願いを叶えてやろうとします。

 

「サイキックを心を伝えるために使う。それが愛の進化への道さ」と。

 

宗矢と先生に頼んで能代(ドラゴン)のところまで運んでもらい、先生が因幡と銀子を一緒にドラゴンへと投げつけます。

そんな2人をドラゴンはパクっと食べてしまいました……えぇ。

 

しかし、ドラゴンの体内に入った因幡は、能代のところまで何とかたどり着いて、理性を失っている能代に抱きつき……

 

「負けないで! 怒りの衝動なんかに負けないで!!」

 

能代は身体が大きい女の子で、男の子たちからも怖がられていました。

が、因幡は怖い訳ない、こんな可愛いのに、と言ってあげるのです。

 

因幡の言葉と行動に救われた能代は怒りを収め、それと同時にドラゴンもまた消滅しました。

 

竜造寺の本当の狙い

翌日、鷹取と羊谷は国民安全管理局へと向かい、竜造寺親子と白石の3人と面会しています。

そこで鷹取は竜造寺から真の狙いを聞いていました。

 

「『真の平和』だ」

「侵略者駆逐の後、正義感の統一、価値観の統一、道徳の統一、倫理の統一、それらを……」

「サイキックによる武力によって成す」

 

それでは「世界征服じゃねえか」と言う鷹取に対して、竜造寺は顔色一つ変えず「そうだ」と言ってのけました。

 

竜造寺の本当の狙いを聞いた鷹取は「あんた子どもか」と捨て台詞を吐いたのに、自らの小瓶を返却、グランドパラディンを辞めました。

 

金魚のフン状態の羊谷も辞めるのでしょうか?

 

おわりに

ということで、グランドパラディンが半壊して4話が終わりました。

まだ4話にもかかわらず物語が相当動いているように感じられます。

『プラネット・ウィズ』が2クールですよね? これからどうするのでしょうか。

竜造寺がラスボスかと思ってこれまで見てきたのですけど、展開がこれだけ速いと竜造寺は前半のラスボスで、真のラスボスは別の存在が出てきそうな勢いに感じられます。

 

先生が飲んだコスモ・マタビZは副作用が出ていました。

それは二日酔いです。

猫がマタタビ(木天蓼)の匂いで酔ったような状態になりますが、マタタビをずっと強くしたようなものがコスモ・マタビZなのでしょう。

なぜか飲んだ先生だけでなく宗矢まで二日酔い状態でしたが。

ドーピングですから、自分の身体の限界を超えて動けてしまい、その反動ですかね。

 

竜造寺に関しては、国民安全管理局などという如何わしいネーミングの組織を作っている時点で相当怪しかったですから、展開は予想どおりでした。

彼がやろうとしていることは、『新世紀エヴァンゲリオン』の「人類補完計画」的なことと捉えて差し支えないでしょうか。

単一の個性や価値観になることを目指すのですから。

 

気になるのは、竜造寺に竜の力を与えた存在が誰なのかです。

ここまでのところだと、閣下しか力を与える存在はいないですが……黒幕がいるのでしょうか。

 

スポンサーリンク