ディスディスブログ

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竜造寺隆の正体はアレそのもの?閣下が波長と、正義と武力に関する偏執的思想まで同じと指摘していました - アニメ『プラネット・ウィズ』6話の感想

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毎週日曜日22:30より、TOKYO MXにてアニメ『プラネット・ウィズ』が放送されています。

2018年8月12日の放送は第6話「パラディンブレイク・2」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『プラネット・ウィズ』

TVアニメ「プラネット・ウィズ」公式サイト

 

2018年8月12日の放送は第6話「パラディンブレイク・2」でした。

 

主な登場人物

備忘録を兼ねたアニメ『プラネット・ウィズ』の主な登場人物です。

 

主人公陣営

主人公陣営のキャラクターです。

主人公は「黒井宗矢(くろい・そうや)」、転校してきて間もない高校生です。

記憶喪失に陥っており、気がついていたら後述する「銀子」と「先生」とアパート暮らしをしていました。

 

ヒロイン(?)は「高天原のぞみ(たかまがはら・のぞみ)」、宗矢のクラスの委員長で、何かと宗矢のことを気にかけてくれるメガネっ娘。

主人公陣営に書いていますけど、のぞみが宗矢たちの正体を知ったときにどちら側に付くかは現状不明。

 

「黒井銀子(くろい・ぎんこ)」、宗矢と先生と暮らす謎のゴスロリ少女です。

宗矢と先生の料理、それと先生の言葉の通訳を担当しています。

「先生(せんせい)」、宗矢と銀子と暮らす人間サイズの猫ような姿をした何かです。

そのほとんどが謎で、キャベツと二次元美少女をこよなく愛しています。

 

「国民安全管理局」陣営

宗矢たちと敵対する「国民安全管理局」の陣営です。

後述する特殊防衛課の7人のサイキッカー「グランドパラディン」を指揮するのが「竜造寺隆(りゅうぞうじ・たかし)」です。

竜造寺の秘書?参謀?の「白石こがね(しらいし・こがね)」。

 

 「グランドパラディン」の7人のサイキッカーです。

「虎居英雄(とらい・ひでお)」、1話で宗矢たちと戦い、ロボットになる(?)力を奪われた、元(?)消防士です。

他、「因幡美羽(いなば・みう)」と「能代晴海(くましろ・はるみ)」、「根津屋正義(ねずや・ジャッジメント)」、「鷹取紅華(たかとり・べにか)」、「羊谷葉介(ひつじたに・ようすけ)」、「竜造寺岳蔵(りゅうぞうじ・たけぞう)」がいます。

グランドパラディンのお爺ちゃん「竜造岳蔵」はグランドパラディン指揮者の「竜造寺隆」の父親のようです。

 

6話「パラディンブレイク・2」

5話では、宗矢と先生の「穏健派」が、グランドパラディンの司令・竜造寺隆の父親・岳蔵との一騎打ちが始まっていました。

一方で、隆と、白石こがねと閣下の、ネビュラのうち「封印派」との対決が始まっています。

 

宗矢vs.岳蔵の決着

決着はOP前に着きました。

一瞬。

宗矢が岳蔵を破っています。

 

竜の力の入った小瓶を回収。

岳蔵ともう一人残っていたグランドパラディンの羊谷も小瓶を明け渡しています。

羊谷はもはや戦う意思はなく、あくまで岳蔵を助けるためのものだったので。

 

いよいよ、宗矢が竜の力が一番強いと感じる隆との対決です。

が、あちらはあちらで既に封印派が動いていますから、

猫型の宇宙船で待機。

 

封印派と隆の狙いは何?

隆と封印派との戦いも始まっています。

どうやら白石+閣下が劣勢のようです。

隆が優勢。

 

戦闘中にも両者がお互いの主張を繰り出していて、お互いの狙いのようなものも見えてきています。

私たち視聴者としてはこれまでのセリフなどから、その点はある程度見えています。

なので、特に隆にとってネビュラの狙いが何かがわかること、ネビュラが隆の狙いを知ることが、このシーンでは重要だったのだと思います。

 

隆にとっては、封印派のやっていることは侵略でしかない。

封印派は、未成熟種族の攻撃的進化の抑制と封印が目的で、破壊でも侵略でもない。

しかし、隆にとってそれは、植民地としての価値を下げたくないだけに受け取れます。

ネビュラ封印派にとって都合の良い価値観の押し付けと操作、地球人からすればそれは侵略そのものだと。

封印派は幼子から銃を取り上げるのと同じことをしているだけだ、それは侵略ではないと言います。

しかし隆はそれはお前たちネビュラの傲慢さだと言いました。

 

どうして白石は隆にネビュラの情報を与えたのか?

それは地球側がネビュラの奇襲によって敗れるのではなく、互いによく知り備えた上で正面から堂々と敗北を認めさせると、それが武力を暴力に貶めないための閣下の配慮であり美学であると。

白石はそう発言すると、隆はそれこそが傲慢さの現れだと指摘します。

 

「第一、武力に美学など笑止!!」

「綺麗事ではその忌まわしき破壊の本質は変わらん!」

「我々のこの邪悪なる力は、管理されなければならない!」

「この世のありとあらゆる全ての武力を廃絶し、私のみが唯一の超武力を保有する」

「そして、私は正義の番人として、全文明の善意に対する抑止力となり、君臨し、統治する」

「全宇宙に約束しよう。この世を争いなき平和の理想郷とすると。この私が!」

 

と隆は主張していました。

まぁどっちもどっち感が凄いです。

 

隆は竜の生まれ変わりなのか?

閣下は隆が竜そのものではないかと疑っています。

 

「奴のサイキックの波長は竜そのものだ。波長が異常に似ている、っていうだけならまだしも、あの正義と武力に関する偏執的思想まで竜と同じだと?」

「竜は死んだはず。かつてネビュラの武力の一端であった竜は、正義感に駆られて独断でシリウス政権を、戦闘種族を滅ぼした罪を裁かれ、時空追放刑を処刑されたのを私はこの目で見たのだ」

「白石副王(?)とネビュラで最強の1,000人の精神感応能力使者と、77台の封印装置で抵抗の意思を抑えられ、時空の穴に落とされたのを私は見たのだ」

「時空の穴の先の亜空間で、奴は交錯(?)なき時間と、空間の嵐に飲まれて死んだはず」

「竜造寺隆、奴は竜の生まれ変わりだとでも言うのか?」

 

(?)の部分は聞き取れなかったところです。

閣下のセリフは私にとって非常に聞き取りにくいので、他にも間違いがあるかもしれません。

 

5話の岳蔵の回想

確か前回5話の冒頭で、隆の父・岳蔵が隆との出会いを語っていました。

岳蔵が若かりし頃、後の妻となる女性と2人で外を歩いていると、空から流れ星のような、隕石のようなものが眼前に降り落ちました。

落ちたものはカプセルに入った赤ちゃんで、それが後の隆だった、という描写がありました。

 

赤ちゃんを拾って育てたと、岳蔵は羊谷に冗談めかして話していました。

あのシーンは事実だったのでしょう。

 

6話で、隆は昔は優しい子だった、弱い子をかばってガキ大将と喧嘩をしたり、と岳蔵は宗矢に話します。

だからといって岳蔵は隆を容赦してくれと言っているのではなく、宗矢たちに隆から力を取り上げてやって欲しいと頼んでいました。

 

「人様に自分の正義を強制する力なんてものがなければ、昔の優しい子に戻るかもしれん」

「隆に世の有事(?)に耐え、尚優しい。それこそが正義より尊いものじゃと伝えてくれんか」と。

 

宗矢と銀子で先生に2人乗り

宗矢はいよいよ隆と闘うことになりました。

今回は、いままでのように宗矢だけが先生に乗り込むのではなく、銀子も先生の内部に入って宗矢と一緒です。

先生曰く「2人分のエネルギーで戦うニャ」だそう。

先生は2人乗りもありみたいです。

 

その頃はまだ隆と閣下と白石が戦っています。

戦況は圧倒的に隆の優勢。

隆にやられそうになった閣下は、「シールドの緊急離脱装置(?)」なるアイテムを隆に投げ、隆を宗矢たちのいる猫型宇宙船へ転送しました。

 

要するに閣下は先生に隆の処理を押し付けたのです。

卑怯。

 

転送された隆は、何が起きたのか把握できておらず混乱しています。

そこへ宗矢が突然襲いかかります。

ほぼ不意打ち。

 

不意を突かれた隆は、ドラゴン型の念動巨神装光ではなく、もはや竜そのものに変化して尚、戦います。

宗矢はドラゴンをも倒し、生身の隆をも倒して、戦いに勝利しました。

最後は「下駄パンチ」でした。

 

隆の身体が

倒された隆は身体が全て、グランドパラディンたちが持っていた竜の力の入った小瓶の粒のような粒子となりました。

死んだものと思われます。

 

小瓶を手に入れたことで竜の力を得た、グランドパラディンとは根本的なところで異なります。

やはり隆が竜そのものだから、でしょうか。

 

粒子は風に乗ってどこかへ飛んでいっているところが気がかりです。

それを手にした人間がサイキッカーとして力を得るかもしれないから。

 

また、隆が粒子になる直前、隆の脇に宗矢の兄が立っていました。

あれは宗矢が見た幻なのか、本物だったのか……?

 

おわりに

まだ6話なのに、最終回のようなストーリー展開でした。

これからどうするのでしょうね。

次回のタイトルからして宗矢たちがシリウスに行くのかもしれません。

 

シリウスでは封印派との戦いが待っているのでしょうか?

竜が1体とは限らない、隆のような生まれ変わりが他にも存在するかもしれないので、それとの戦いになるのでしょうか?

前回の感想記事でも書きましたが、ラスボスは宗矢の兄になる気がしています。

 

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