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ジャッジメント先輩復活!竜造寺岳蔵が閣下を斬って「わかっとるわい」と言った理由は何でしょうか? - アニメ『プラネット・ウィズ』10話の感想

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毎週日曜日22:30より、TOKYO MXにてアニメ『プラネット・ウィズ』が放送されています。

2018年9月9日の放送は第10話「カレルレンとラシャヴェラク」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『プラネット・ウィズ』

TVアニメ「プラネット・ウィズ」公式サイト

 

2018年9月9日の放送は第10話「カレルレンとラシャヴェラク」でした。

 

主な登場人物

備忘録を兼ねたアニメ『プラネット・ウィズ』の主な登場人物です。

 

主人公陣営(ネビュラ穏健派)

主人公陣営のキャラクターです。

主人公は「黒井宗矢(くろい・そうや)」、転校してきて間もない高校生です。

記憶喪失に陥っており、気がついていたら後述する「銀子」と「先生」とアパート暮らしをしていました。

7話時点で既に記憶は取り戻しているようです。

 

ヒロイン(?)は「高天原のぞみ(たかまがはら・のぞみ)」、宗矢のクラスの委員長で、何かと宗矢のことを気にかけてくれるメガネっ娘。

主人公陣営に書いていますけど、のぞみが宗矢たちの正体を知ったときにどちら側に付くかは現状不明。

 

「黒井銀子(くろい・ぎんこ)」、宗矢と先生と暮らす謎のゴスロリ少女です。

宗矢と先生の料理、それと先生の言葉の通訳を担当しています。

「先生(せんせい)」、宗矢と銀子と暮らす人間サイズの猫ような姿をした何かです。

そのほとんどが謎で、キャベツと二次元美少女をこよなく愛しています。

 

先生と銀子は、愛の進化種族による宇宙政府「ネビュラ」のうち「穏健派」に属しています。

穏健派は、あくまで未成熟種族見守ることを主眼として、力を奪うのみです。

宗矢は現状、先生と銀子と行動を共にしていますが、どこにも属していないはず。

 

ネビュラ封印派

猫のような姿をした先生とは対象的に、犬の姿をした「閣下(かっか)」は、ネビュラの「封印派」です。

封印派は「未成熟種族の攻撃的進化の抑制と封印」を考えています。

 

「国民安全管理局」陣営

宗矢たちと敵対する「国民安全管理局」の陣営です。

後述する特殊防衛課の7人のサイキッカー「グランドパラディン」を指揮するのが「竜造寺隆(りゅうぞうじ・たかし)」です。

隆は6話における宗矢との戦闘で死にました。

竜造寺の秘書?参謀?の「白石こがね(しらいし・こがね)」。

白石は後にネビュラの「封印派」だと判明。

 

 「グランドパラディン」の7人のサイキッカーです。

「虎居英雄(とらい・ひでお)」、1話で宗矢たちと戦い、ロボットになる(?)力を奪われた、元(?)消防士です。

他、「因幡美羽(いなば・みう)」と「能代晴海(くましろ・はるみ)」、「根津屋正義(ねずや・ジャッジメント)」、「鷹取紅華(たかとり・べにか)」、「羊谷葉介(ひつじたに・ようすけ)」、「竜造寺岳蔵(りゅうぞうじ・たけぞう)」がいます。

グランドパラディンのお爺ちゃん「竜造岳蔵」はグランドパラディン指揮者の「竜造寺隆」の父親のようです。

が、6話終了時点で彼ら全員が宗矢に敗れ、または戦わずにして「竜の力」の入った小瓶を宗矢に明け渡して、自らのロボットに変形する(ロボットを呼び出す?)力を失っています。

 

10話「カレルレンとラシャヴェラク」

9話で、自分が地球で戦う理由を見出した宗矢は、羊谷のネビュラウェポンを倒して、閣下が地球に持ち込んだ封印装置を全て破壊しました。

残すは閣下と白石のみ。

宗矢と銀子と先生のネビュラ「穏健派」と閣下と白石のネビュラ「封印派」の決戦の火蓋が切って落とされました。

 

サブタイトルのは「カレルレンとラシャヴェラク」は閣下と先生のことです。

閣下の名前はカレルレンといい、先生の名前はラシャヴェラクというそう。

 

決戦は一週間後

決戦は一週間後と閣下が提案しています。

お互い万全の状態で戦い、そして倒す。

これは閣下の美学です。

以前も竜造寺隆に対して、閣下と白石がネビュラの情報を与えていたことについて、地球側がネビュラの奇襲によって敗れるのではなく、互いによく知り備えた上で正面から堂々と敗北を認めさせることが、武力を暴力に貶めないための閣下の配慮であり美学である、と言っていました。

同じような理由で、先生や宗矢に対しても万全の状態で倒すことによって、遺恨を残さないようにしたいのでしょう。

 

復活するも特に見どころなし、の巻

決戦には岳蔵以外の元グランドパラディンのメンバーも立会人・証人として呼び出し、見届けさせていました。

ジャッジメント先輩も復活しています。

 

本人曰く

 

「復活するも特に見どころなし、の巻」

 

……とのこと。

 

ジャッジメントぱいせんはネビュラウェポンに精神をやられていたのでしたっけ。

復活したのは楽園の民によって救済されたから?

ジャッジメントも他の元グランドパラディンと同じく、竜の力を使わず自力で「念動巨神装光」を呼び出すことができるみたいです。

引っ越したから来るまでに時間がかかるそうです……うーん。

 

決着

両者の決戦の内容は特に書かなくていいかなと思います。

宗矢たちが勝つのは分かっていることですからね、物語上宗矢たちが勝たないといけないです。

 

ただ意外だったことは、戦闘は閣下+白石こがねが先生+宗矢を若干押していた感があったことです。

以前、閣下+こがねは隆と戦ったときに隆に押されていたはずで、先生+宗矢はその隆を倒したのですから、「先生+宗矢>隆>閣下+白石」という戦力比較が私の頭の中にありました。

ところが決戦は先程書いたようなことが起こっていました。

 

今回も前回と同様に、先生in先生で先生が巨大先生の宇宙船に乗り込み、巨大化して、閣下も閣下in閣下で巨大化して戦っていました。

その殴り合いで、岳蔵が割り込まなければ先生が敗れる、というシーンがあったのです。

 

岳蔵はオーラで巨大な日本刀のようなものを作って、渾身の一撃を「閣下」の腕に見舞い、腕を切り落としていました。

恒星間戦略兵器を一太刀でぶった切る……何という破壊力。

これで戦いの形勢が先生たちに傾いて……という。

 

岳蔵が閣下を襲った理由は何か?

岳蔵が閣下の腕を切り落とした直後、全ての力を使い切ったのでしょう、オーラの巨大刀が消えて生身のまま空中に放り出されてしまいました。

 

宗矢は、岳蔵が先生を斬るつもりが間違えて閣下を切ったと思ったようで、隆をやったのは俺だと岳蔵に言いました。

宗矢の言葉を受けて岳蔵は「わかっとるわい!」と言って落ちていったのです。

 

確かに、宗矢の言うとおり岳蔵の息子・隆を倒したのは宗矢と銀子と先生でした。

岳蔵はそれをわかった上で閣下を斬ったみたいですから、隆の敵は直接手を下した宗矢たちではなく閣下だと認識している、ということになります。

 

実は宗矢が隆と戦う前(6話?)に、岳蔵は宗矢に対して隆から「力」を取り上げてやって欲しいと頼んでいました。

人様に自分の正義を強制する力なんてものがなければ、昔の優しい子に戻るかもしれん。隆に、世の有事に耐え尚優しい、それこそが正義より尊いものじゃと伝えてくれんか、と。

 

岳蔵は、閣下が自らの美学のために、あるいは自らの侵略行為を正当化するために、隆にあえて「竜の力」を授けさえしなければ、隆は暴走なんてしなかった、と考えているのでしょう。

宗矢が倒したのは確かですが結果でしかなく、そもそもの原因を作ったのは閣下だから、憎むべくは宗矢ではなく閣下なのですね、岳蔵にとっては。

息子の敵は閣下。

私はそのように理解しました。

 

ちなみに、地面へと落下していった岳蔵はジャッジメントが空中でキャッチして助けています。

岳蔵は無事です。

 

シリウスやリエルの悲劇を起こさないため

閣下は敗れた際に「私は二度とシリウス、リエルのような悲劇を起こさせぬために……」と言っていました。

シリウスは竜に滅ぼされた宗矢の故郷のこと、リエルとは銀子がいたリエル星のこと、銀子はリエルのお姫様だったはず。

閣下はやり方の問題はありこそすれ、宇宙の平和のために行動しています。

封印される星の住人側からすれば、それはネビュラの侵略に他ならないのですが。

 

そう言った閣下に対して先生は「いいんだ。そのためにお前が手を汚さなくても。ただ見守れば」と言い、

銀子も「リエルは誰も誰かを恨んだりこの星の封印も望んではいません。そのお優しい気持ちだけで十分ですわ。ありがとうございます、カレルレン閣下。もう少しこの星を見守ってあげてくださいませんか」と、いつもとは異なる調子(リエルの姫としてでしょう)で閣下に言いました。

閣下は銀子の言葉を受けて敗けを認めました。

 

最終決戦は竜

閣下に負けを認めさせた宗矢と銀子と先生。

宗矢は元グランドパラディンの皆に、4-5年後に現在「月の裏」で眠っている竜が目覚めるから、一緒に戦って欲しいと頼みます。

皆がそれに同意(?)し、楽園の民も満足そうです。

 

そして時が経ち、「のぞさん」も宗矢も成長して大きくなっていました。

宗矢はお兄さんに似てきています。

 

おわりに

 

前回の羊谷の封印から目覚めた人は人口の約8割だそうです。

ということは2割は幸福を感じる夢を見続けているということですね。

私もその2割に入っているはず。

 

プラネットウィズは2クールと思って見ていたのですが、この調子だと1クールですね。

残り2話ほどで竜との最終決戦をして終わり。

このままの調子で行ければ綺麗にまとまりそうですね。

ここまでテンポが良すぎるくらい良くて快適です。楽しいし、終わるのがちょっと惜しい。

 

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