ディスディスブログ

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「楽園の民」なる新たな勢力が出現!白石こがねのテレパスが通じない「のぞさん」もサイキッカーでしょうか? - アニメ『プラネット・ウィズ』7話の感想

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毎週日曜日22:30より、TOKYO MXにてアニメ『プラネット・ウィズ』が放送されています。

2018年8月19日の放送は第7話「シリウス」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『プラネット・ウィズ』

TVアニメ「プラネット・ウィズ」公式サイト

 

2018年8月19日の放送は第7話「シリウス」でした。

 

主な登場人物

備忘録を兼ねたアニメ『プラネット・ウィズ』の主な登場人物です。

 

主人公陣営(ネビュラ穏健派)

主人公陣営のキャラクターです。

主人公は「黒井宗矢(くろい・そうや)」、転校してきて間もない高校生です。

記憶喪失に陥っており、気がついていたら後述する「銀子」と「先生」とアパート暮らしをしていました。

7話時点で既に記憶は取り戻しているようです。

 

ヒロイン(?)は「高天原のぞみ(たかまがはら・のぞみ)」、宗矢のクラスの委員長で、何かと宗矢のことを気にかけてくれるメガネっ娘。

主人公陣営に書いていますけど、のぞみが宗矢たちの正体を知ったときにどちら側に付くかは現状不明。

 

「黒井銀子(くろい・ぎんこ)」、宗矢と先生と暮らす謎のゴスロリ少女です。

宗矢と先生の料理、それと先生の言葉の通訳を担当しています。

「先生(せんせい)」、宗矢と銀子と暮らす人間サイズの猫ような姿をした何かです。

そのほとんどが謎で、キャベツと二次元美少女をこよなく愛しています。

 

先生と銀子は、愛の進化種族による宇宙政府「ネビュラ」のうち「穏健派」に属しています。

穏健派は、あくまで未成熟種族見守ることを主眼として、力を奪うのみです。

宗矢は現状、先生と銀子と行動を共にしていますが、どこにも属していないはず。

 

ネビュラ封印派

猫のような姿をした先生とは対象的に、犬の姿をした「閣下(かっか)」は、ネビュラの「封印派」です。

封印派は「未成熟種族の攻撃的進化の抑制と封印」を考えています。

 

「国民安全管理局」陣営

宗矢たちと敵対する「国民安全管理局」の陣営です。

後述する特殊防衛課の7人のサイキッカー「グランドパラディン」を指揮するのが「竜造寺隆(りゅうぞうじ・たかし)」です。

隆は6話における宗矢との戦闘で死にました。

竜造寺の秘書?参謀?の「白石こがね(しらいし・こがね)」。

白石は後にネビュラの「封印派」だと判明。

 

 「グランドパラディン」の7人のサイキッカーです。

「虎居英雄(とらい・ひでお)」、1話で宗矢たちと戦い、ロボットになる(?)力を奪われた、元(?)消防士です。

他、「因幡美羽(いなば・みう)」と「能代晴海(くましろ・はるみ)」、「根津屋正義(ねずや・ジャッジメント)」、「鷹取紅華(たかとり・べにか)」、「羊谷葉介(ひつじたに・ようすけ)」、「竜造寺岳蔵(りゅうぞうじ・たけぞう)」がいます。

グランドパラディンのお爺ちゃん「竜造岳蔵」はグランドパラディン指揮者の「竜造寺隆」の父親のようです。

が、6話終了時点で彼ら全員が宗矢に敗れ、または戦わずにして「竜の力」の入った小瓶を宗矢に明け渡して、自らのロボットに変形する(ロボットを呼び出す?)力を失っています。

 

7話「シリウス」

6話で宗矢と銀子と先生が、グランドパラディンの司令・竜造寺隆を倒しました。

隆と彼の部下であるグランドパラディンの面々を全て倒したことで、ネビュラからすると地球上の不穏な因子は除去できたはずです。

 

銀子の記憶

銀子は一人、過去、自分に起こった出来事を思い返していました。

 

そこで銀子の正体が明らかになっています。

銀子は「リエル星のお姫様」でした。

お姫様のときからメイド服。

 

銀子たちリエル人は、戦闘好きなサイヤ人シリウス人に襲われ、ピンチを先生に救われました。

と同時にシリウスの本星が巨大な竜に襲われたとの情報が入ります。

情報を得たシリウス人たちはリエル星から撤退し本体と合流、おかげで銀子たちは助かりました。

 

先生は銀子たちに自分がネビュラの者だと伝え、自らもシリウスへと向かおうとします。

竜がシリウスの民間人も襲っているからです。

すると、銀子は自分も連れて行って欲しいとお願いします。

 

「いつかリエルがネビュラに加入するときのため、私はあなたの下で勉強させてください」

 

という理由です。

先生は自分(念動巨神装光形態)に銀子を乗せて、シリウス星へと向かいました。

それが銀子と先生の縁の始まりのようです。

 

竜の死

銀子の回想の続き。

竜がシリウスを襲った理由は、シリウス人がリエル星を襲ったから。

竜は竜は悪に正義の鉄槌を下してやろうと、怒鳴り散らして飛び出したそうだ、と閣下は先生に語っています。

 

先生がシリウスへ向かっているとき、閣下が止めようとしています。

奴は正義の怒りに我を忘れているし、竜の武力は宇宙最強、お前一人で何ができるのだと。

 

先生は、竜はシリウス人種の全てを滅ぼすかもしれないし、そうなったら竜も極刑に処される、だからそうなる前に竜もシリウス人も救いたい、と考えています。

 

「それをせずしてネビュラは愛の進化種族による宇宙政府と言えるのか」

 

滅びるのならそれも運命だから諦めろと言う閣下に、先生は……

 

「運命とは結果だ!やれるだけやった後に語るものだ」

 

……と、自分がやらずにはいられないことをやる=竜もシリウス人も救うと動いているのです。

先生はかっこいい、でも私は封印派に近い考え方かもしれません。

 

シリウスと竜

銀子が乗った先生がシリウス星に着いたとき、既に竜がシリウスを襲っていて、壊滅状態になっていました。

 

対峙すると竜はとんでもない大きさで、竜が象くらいだとすれば先生はネコなどの小動物ほどの大きさです。

 

襲われた場所へ向かう先生、その宙を一人の子どもが浮いているのを銀子が見つけます。

先生が救って自らの体内に入れるその子どもは宗矢でした。

 

体内で銀子が宗矢を介抱。

 

竜を止めるために先生は改めて竜のところへ向かいます。

既にそのときシリウス軍の艦隊と竜が戦っているところでした。

竜はシリウスに戻ってきた艦隊ももろともせず倒していきます。

戦力差は歴然。

 

先生は竜に問いました。

竜は正義の行いをしたと答え、シリウス人を根絶やしにするために、体内に入れているシリウス人(宗矢)も寄越せと要求します。

 

先生はこれを断固拒否。

自分がこの子を育てて、この子の人格を以って、シリウス人にも愛があることを、愛の進化種族になる可能性があったことを証明してみせる

そう宣言します。

 

そして、先生は竜に対して二度と正義の殺戮を行うなと警告します。

それこそが真の邪悪であると。

見守ってこそ愛の進化種族のネビュラであると。

 

そこへ閣下たちネビュラの封印派(だけかは不明)が現れ、竜を星一つを滅ぼした罪を罰しようとします。

そうして竜は力を奪われ、動かなくなりました。

 

封印され捕らえられた竜はどうなると聞いた先生、閣下は「ネビュラ史上初の死刑になるだろうな」と答えました。

「それでは駄目だ」と反論する先生。

どうしてか、それはシリウス人にも愛があることを証明する相手がいなくなるから。

証明できれば竜は悔い改める、と。

シリウスにも竜にも可能性があることを先生はまだ捨てていないのですね。

しかし、閣下の答えは「諦めろ」でした。

 

先生からすると、それはシリウスも竜も救えなかったことを意味します。

銀子はリエルは救われたのですから、そんなことはないと言いますが……。

 

閣下の秘書、白石こがねは宗矢が通う学校に潜り込んでいます。

彼女は洗脳を使えることが以前、数話前?に明らかになっていますね。

 

白石こがねが近づく

宗矢にも洗脳して、今日転校してきた白石だと言って近づいてきました。

が、そこに「のぞさん」こと「のぞみ」が現れます。

のぞさんは宗矢のことが好きみたいで、宗矢の手をつないで引っ張っていた白石に反応します。

 

目玉が見えないくらいにメガネが光っていて……あのときレンズの下ではどのような目つきになっていたのでしょう……怖い。

 

白石は早速、のぞさんにも洗脳を仕掛けましたが、のぞさんには洗脳が全く通用しません。

確か、グランドパラディンの鷹取に対しても洗脳が効きませんでしたね。

何か理由がありそうです。

女性の方が効きにくいとか?

 

ていうか、のぞさんにも何か秘密がありそうですね。

このシーンは彼女にサイキック能力があると示唆する描写に受け取れるので。

 

洗脳が効かないと知ると、白石は用事があったのを忘れてたなどとその場を誤魔化して、その場を立ち去りました。

宗矢は思いがけずのぞさんに救われたのかもしれません。

 

白石のことをちょっとだけ可愛いなどと言った宗矢に、ムムム……となっていたのぞさんは可愛かったです。

 

宗矢の兄(?)の正体

前回、宗矢と銀子と先生が隆を倒して砂状になったとき、その傍らに宗矢の兄が出現しました。

その兄(?)が今回も登場しています。

部活の帰りに、のぞさんと別れた直後、いつもの公園のブランコの上に、兄(?)は立っていました。

その、ブランコの上に立つという状況が既に異様ですね。

 

「やあ、元気がないね。君の戦いはまだ終わっていないのに」

 

兄(?)はそう宗矢に話しかけます。

宗矢が「兄ちゃん……」とつぶやくと、兄(?)は、

 

「君にはそう見えているんだね。残念だけど、僕は君のお兄さんではないよ」

 

と、答えます。

 

「我々は『楽園の民』、この宇宙で最も古い種族」

「この姿は、君が勝手にそう認識しているだけさ」

「物質的存在ではない我々には、特定の姿形はないんだ」

 

見る人の精神状態が姿に反映されるのでしょう。

『コンクリート・レボルティオ』や『ダーリン・イン・ザ・フランキス』にもいましたね、似たような存在が。

 

楽園の民は宗矢に頼み事があったらしいのですが、今回は止めにすると言って去っていきました。

去ったというか消えました。

 

鷹取と羊谷が!

宗矢と楽園の民の会話の様子を窺っていた人たちがいました。

白石こがねたちです。

 

「たち」と書いたのは、白石の他に2人いたから。

その2人はグランドパラディンのうち鷹取羊谷でした。

 

白石はそれを知られないように再び洗脳を仕掛けました。

が、それは助けに来た銀子によって防がれています。

銀子にも効かないようですけど、銀子は能力を鍛えたことで防げるようになったような会話でした。

 

どうして鷹取たちが白石と一緒にいるのか、それは鷹取が言うには「裏切り者だよ、人類のな」「悪いなネビュラソルジャー(宗矢)、私はこいつら『封印派』につく」ということです。

羊谷は「ごめんよ。でも地球にシリウスみたいになって欲しくなくて」と、2人とも事情は既に白石たちから聞いて知っているみたいです。

 

白石が言うには、地球人とシリウス人の精神的成熟度は同じくらいだそう。

地球人もサイキック能力に目覚めたら、シリウス人と同じく軍備強化に走る、その後は資源・娯楽を求めての惑星侵略、シリウスがリエルに行ったように。

 

シリウスの二の舞を演じる前に、ネビュラに力を封印されるべきだと鷹取は考えています。

 

白石たち3人には、宗矢が独り言を言っているようにしか見えなかった様子。

楽園の民との会話のことですね。

 

「黒井くん、何もないところを見て何かしゃべってたみたいだけどぉ?」

 

楽園の民の姿は見えなかったし、声も聞こえなかったということ。

宗矢は知られない方が得策と瞬時に察したようで、何でもな独り言だと返していました。

 

おわりに

隆が倒れてから、物語はどう進行するのか気になっていました。

今回の話の流れからすると、地球の命運をかけた穏健派と封印派の戦いが始まるみたいです。

しかし、楽園の民の存在がそうはさせないと思われます。

 

楽園の民はおそらくネビュラに属さない宇宙の勢力で、ネビュラと対立をしている、あるいはネビュラが頂点に立つ支配構造からの脱却を狙っているのではないか、と想像します。

ネビュラが最も大きな勢力であるけれども、他にも勢力は存在するということ。

 

地球、ネビュラの穏健派、ネビュラの封印派、そして楽園の民、今は大きく分ければ4つの勢力があるのでしょう。 

楽園の民の狙い、宗矢に頼みたいことは何なのか、ここが鍵になりそうです。

 

それと、のぞさんにも大きな力がありそうな点、こちらにも注意が必要かなと思います。

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