ディスディスブログ

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襲撃者のリーダーは阿万音由季かジュディ・レイエスのどっちか?DaSHの正体はまさかのあの人でした(まさかでもない) - アニメ『シュタインズゲートゼロ』11話「存在忘却のパンドラ」の感想

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毎週木曜日01:35(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』が放送されています。

2018年6月21日の放送は第11話「存在忘却のパンドラ」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』

TVアニメ「シュタインズ・ゲート ゼロ」公式サイト

 

アニメ『シュタインズ・ゲート ゼロ』、2018年6月21日の放送は第11話「存在忘却のパンドラ」でした。

 

11話「存在忘却のパンドラ」

前回10話で、人工知能AI「アマデウス」の開発者の一人、ヴィクトルコンドリア大「アレクシス・レスキネン」教授の部下「比屋定真帆(ひやじょう・まほ)」が、「牧瀬紅莉栖(まきせ・くりす)」の遺品であるノートパソコンを所持していることがわかりました。

真帆はそのことを誰にも話していませんでしたが、前回、本作の主人公「岡部倫太郎(おかべ・りんたろう)」に話しています。

真帆はそのノートパソコンのパスワードがわからず開くことができないため、信頼できる専門家に解析を頼んだと言うと、岡部が形相を変えて他人の手に渡すことをすぐに止めるのだと言い始めます。

紅莉栖の頭の中のことがたくさん書かれているであろうそのパソコンは、第三次世界大戦を引き起こす「パンドラの箱」で決して開けてはいけないものだからです。

 

DaSHの正体

真帆がノートパソコンの解析を託した人物は、「DaSH」なるハンドルで真帆とチャットのやり取りをしている様子が10話で見られました。

DaSHは「Maid Cafe AKIBA洋館」なる建物の1階の店、「秋葉原ガチャガチャ館」の店内の右側、人台にメイド服が着させられているところにカーテンがかけられ、その奥にいました。

DaSHの正体は何者かというと……

 

ダルでした。

 

言わずもがな、「未来ガジェット研究所」のラボメンの一人「橋田至(はしだ・いたる)」のことですね。

 

DaSHは「Hashida」のアナグラムというか、そういうことですか。

なるほど……結果から考えると当然の正体でした。

まぁ私は気が付かなかったですけど(鈍い)……。

 

依頼者の正体が橋田とわかって安堵する岡部、驚く真帆。

紅莉栖のノートパソコンの解析はあと3日もあれば完了する、とダルは真帆に言っていました……

……が、岡部はその解析作業を直ちに止めさせます。

理由は先ほど書いたとおり、それこそが世界を混沌に導くパンドラの箱だから。

 

襲撃者の再襲来

 

中二病、乙!!

 

リーディングシュタイナーを持っていないため、第三次世界大戦のことなど実感として持てていない橋田は、解析中止に不平を漏らすなどしていました。

真帆も、岡部がタイムマシンなどの話をすることに躊躇している様子を見て、自分にまだ隠していることや話さないでいることがあると感じています。

橋田も、岡部が真帆に全てを話していないことを指摘していて、岡部は今以上、真帆に本件に首を突っ込むことを止めさせるためにも、真実を話そうと考えています。

実際、岡部たちは真帆に無印シュタゲの内容を真帆に話しました。

 

しかしそのとき、アラートが鳴りました。

 

以前、ラボを襲撃した襲撃者たちが再び襲ってきたのです。

「秋葉原ガチャガチャ館」に仕掛けた監視カメラには、襲撃者たちが既に店内まで入り込んでいる様子が映し出されています。

万事休すかと思われましたが、橋田は逃げ道を確保していて、裏から逃げることに。

逃げ切れたかと言うと逃げ切れるはずもなく、ビルの裏手の路地で真帆が捕まってしまいます。

ノートパソコンを要求する襲撃者のリーダー(女)、岡部は真帆を解放すれば手に持つバッグに入っている紅莉栖のノートパソコンを渡し、自分たちの安全が保証されたらパスワードを教える、と嘘を含めたギリギリの交渉を始めます。

真帆はパソコンを渡しては駄目だと主張しますが、岡部はこの襲撃者たちは自分たちを躊躇なく殺すつもりだから抵抗すれば自分と橋田は間違いなく殺される、と言います。

岡部は、心の中で世界線が移動していないのだから、今この段階で自分たちが死ぬことはない、と確信しています。

リーダー(女)が真帆を離し、その仲間が岡部の後頭部に銃を突きつけ、リーダー(女)がバッグを奪って中身のパソコンを確認します。

とそこへ、大きな軍用車でしたか、が路地から続く大通りに止まります。

すると車の後部が開き、そこには複数人数の兵士と思われる人物が銃を構えていました。

岡部は咄嗟に「伏せろっ!!」と声をかけ、真帆に飛びつき地面に伏せ、それとほぼ同時に銃撃が始まりました。

襲撃者たちは逃げ、そのときに、リーダー(女)の右手に弾が当たり負傷、手に持っていたパソコンが入ったバッグが地面に落ちます。

新たな襲撃者たちは、車から降りて近づき、地面に落ちたパソコン目掛けて改めて銃を放ち、パソコンを破壊したのを確認した後、去っていきました。

岡部たちは無事です。

 

紅莉栖を救おうなど考えるな

先ほど、岡部が真帆に無印シュタゲの話をする前に、一つ約束をしていました。

それは……

 

牧瀬紅莉栖を救おうななんて、絶対考えるな

 

……です。

岡部はどうしてそのようなことを言ったかと言うと……

Dメール、電話レンジ(仮)、タイムリープマシン、これら時間に干渉することができる装置、タイムマシンを開発した。

そのことを真帆が知れば、過去に遡って紅莉栖を救おうと考えるであろうことは容易に想像できるからです。

だから岡部は真帆にそれを禁じた。

なぜ紅莉栖を救おうとしては駄目なのか?

それは……

 

「過去が変わるということは、確定した過去の保証がなくなるということだ」

「他者によって自分の成功も幸せも、やり方によっては存在すらも奪われる可能性があるということだ」

「そんな力が存在するとなれば、国家や組織は躍起になって探す」

「あらゆる兵器より恐ろしい力だからな」

「だからこそ、その可能性を全てなくさなくてはならない」

「その可能性が存在しているだけで争いは必ず起こる、人が死ぬ、そうなってからでは遅い」

 

……と。

だから過去を変えること、時間を操ろうとしてはいけないのだと岡部は言います。

 

さらに……

「だが一歩間違えば、死者の墓を暴くのと同じ行為だ」

……とも言いました。

真帆は、自分がそれをしようとしていると岡部に言われた気がして、そんなつもりじゃないと否定しました。

岡部も真帆がそのつもりはないことはわかっている、でも結果としてそうなることを否定できないと指摘していました。

 

確かに。

嫌ですよね、死んでからでもパソコンの中身見られることは……って死んでいるのでわからないですけど。

 

襲撃者の正体は誰か?

襲撃者の正体は誰か、何者なのか、気になりますね。

 

萌郁が襲撃者か?

岡部も気にしていました。

まず彼は「フェイリス・ニャンニャン」の実家に匿われている真帆、彼女のボディガードを任されている「桐生萌郁(きりゅう・もえか)」の様子を見ています。

襲撃者のリーダー(女)は右手に銃弾を受けていました。

しかし萌郁の右手に怪我をした様子は見られません。

なのでおそらく襲撃者は彼女ではない、彼女の組みしている組織「SERN(セルン)」の仕業でもない、と岡部は感じています。

 

それならやはり、以前「天王寺裕吾(てんのうじ・ゆうご)」から教えてもらった、アメリカの組織「DURPA(ダーパ)」か「ストラトフォー」なのか?

そして襲撃者を銃撃した新たな襲撃者たちは、アメリカに敵対しているであろうロシアなのか……と。

 

それは大いに考えられる線です。

ダーパかストラトフォーかはわかりませんけど、アメリカ側に紅莉栖のデータを最も渡されたくない立場は誰か、と考えると「中鉢(なかばち)博士」が亡命したロシアである可能性が一番高そうですから。

中鉢博士がロシアにもたらしたタイムマシン理論は、紅莉栖のそれの劣化コピーでしかないでしょう。

紅莉栖のタイムマシン理論も完璧ではないかもしれませんが、それ以上に中鉢の理論は完璧ではないことは間違いない。

だから今いるβ世界線は、α世界線でSERNが実現したディストピアにはならず、第三次世界大戦への道を進むのですよね。

 

阿万音由季が襲撃者?

Bパートでは、レスキネン教授と真帆がアメリカに帰国していました。

と同時に、岡部はアマデウス・アプリもアンインストールされています。

紅莉栖ともお別れ。

 

彼らの見送りにはラボメンや、「椎名まゆり(しいな・まゆり)」のコスプレ友だちも来ていて、その中に「阿万音由季(あまね・ゆき)」がいました。

由季は右手を怪我していました。

包丁で切ったとか言っていましたか?

由季は以前も左手に怪我をしていましたね、ラボへの襲撃とほぼ同時期に。

襲撃者なのか?タイミングが悪すぎるドジっ子なだけなのか?

 

ジュディ・レイエス教授が襲撃者?

そして、レスキネンと同じヴィクトル・コンドリア大学の「ジュディ・レイエス」教授も、帰国の途についていて、彼女の右手もまた負傷しているようでした。

画面に映っているのは、毛布に右手を隠しているだけでしたが、あれは負傷していることを示唆しているはず。

帰国するタイミングが合っていすぎることからして怪しい。

 

襲撃者のリーダー(女)の正体は、阿万音由季かレイエスか、でしょう。

どちらかがダーパかストラトフォーの一員ということになりそうですね。

正直2人とも非常に怪しいですが……。

 

レスキネンも刺客か?

ていうか、レスキネンも十分怪しいですけどね。

帰国するタイミングが良すぎます。

襲撃者のリーダーは女性と思われるので、襲撃者のリーダーがレスキネンというオチはないでしょう。

けれども彼が本件に関わっている可能性は当然のごとく考慮されるべきでしょう。

レスキネンは大学に岡部を本格的に引き入れようとしていました。

岡部も乗り気で。

 

これはレスキネンがダーパやストラトフォーの一員だったとしたら、見方によってはアメリカがタイムマシン理論を手に入れようとしている、とも受け取れそうです……が?

 

真帆はあちら側か?

では真帆は……?

彼女は何せ襲撃を受けた側の人ですからね。

紅莉栖のPCが破壊されたときも「守ってあげられなくてごめん」と泣きながら言っていましたし。

全て演技の可能性もなくはないかもしれませんけど……どうなのでしょう?

いや、紅莉栖のパソコンを持っている時点で、彼女がダーパやストラトフォーなどアメリカ側の可能性はない……はず。

 

椎名かがりが好きなテレビCM

「漆原るか(うるしばら・るか)」の実家の、秋葉原の「柳林神社」に匿われている、「まゆり」の未来の娘「椎名かがり」は、今回も怪しい様子がありました。

それは彼女があるテレビCMを見入っていたことです。

CMは黒い乗用車が道路を画面手前に向かって走っている(坂を下っている?)だけのものでした。

 

テレビを見入っていた「かがり」に、そのCMが好きですよねと「るか」に言われていましたね。

そのシーンを映像として作っているだけで「かがり」はやはり怪しいです。

意味のないシーンな訳がない。

 

「かがり」は「阿万音鈴羽(あまね・すずは)」と2036年の未来からタイムマシンに乗ってやって来ました。

その途中(何年でしたっけ?)で「かがり」は、突然に鈴羽に向かって銃口を向けてどこかへ行ってしまい、それ以来彼女がどこで何をしていたのか不明のままです。

記憶喪失になっているから。

その突然銃口を向けたときの回想シーンでは、「かがり」が何者かによって洗脳を受けている可能性が示唆されていました。

 

今回のテレビCMも洗脳に関係するものであることはあり得ることでしょう。

何があったのでしょうね、彼女の過去に、いや未来に、今も?

 

おわりに

真帆はもう完璧に岡部に恋をしています。

でも岡部と紅莉栖の関係にも気がついています。

 

脳科学分野の研究でも天才性に嫉妬し魅入られもし、そして恋愛でも同じ人を好きになってしまい、2人の絆を見せつけられています。

モーツァルトとサリエリ。

「るか」やフェイリスとはまた違った辛い立場にいますね、真帆は……。

 

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