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リリコが藤吉を捨てお金持ちそうな中年男性と結婚をするのでしょうか? - 朝ドラ『わろてんか』32話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2017年11月7日放送の32話は寄席小屋探しの本格化と、リリコの様子がおかしい感じでした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

『わろてんか』第5週「笑いを商売に」

www.nhk.or.jp

 

2017年11月6日月曜日から朝ドラ『わろてんか』は第6週「ふたりの夢の寄席」の放送が始まっています。

『わろてんか』の時代設定は幼少期が明治35年(1902年)でしたから、第6週現在はそれから10年後、明治45年ほどでしょうか。

本作のヒロイン「藤岡てん(ふじおか・てん、演:葵わかな)」は17歳です。「てん」は幼少期に京都の「薬祭り」で出会った大阪の旅芸人一座の芸人「北村藤吉(きたむら・とうきち、演:松坂桃李)」と恋に落ち、藤吉の実家のある大阪は船場(せんば)の老舗米問屋「北村屋」へと駆け落ちしました。

ところが、藤吉の母で「ごりょんさん(女将さん)」こと「北村啄子(きたむら・つえこ、演:鈴木京香)」は「てん」を嫁とは認めず、「てん」を女中として北村屋で働かせます。

藤吉は啄子に「てん」を自分の嫁に認めてもらうべく、イギリス製の「電気式髪結い機」、いわゆるパーマ機を大量に仕入れて、店の借金を返そうとしました。購入資金は実家の家と土地を担保に借金をして。案の定パーマ機は欠陥品で、藤吉は大量のパーマ機と一緒に多額の借金を抱えることとなりました。

啄子にも借金の返済は無理と判断されたようで、啄子は店を畳む決意をし、店と土地を不動産屋に売った金で借金を返済しました。家と職ををなくした藤吉たち、藤吉のかつての芸人仲間たちから彼らが住まう貧乏長屋を紹介してもらい、そこに住むことになりました。

 

 

藤吉vs.亀井

大阪の天神でしょうか、そこで正月なのに開いていない寄席小屋を見つけた藤吉は、小屋の雰囲気が気に入ったらしく、家主を探そうとしています。

小屋の前には小屋を見つめる男が一人いて、その男に小屋の家主を知らないかと聞くと、男はどうしてそんなことを聞くのかと返してきました。藤吉は素直に寄席をやりたいと思っていると話すと、男は笑って「若いようだから金は持っていないだろう」と言うと、横から「てん」が私たちはお金はないけど藤吉の寄席をやりたい気持ちは本当ですと言いました。

悪いことは言わないから真面目に働け、そうでないと気づいたときには浦島太郎みたいになってるぞ、と男は言って藤吉たちを追い払いました。

一膳飯屋「万々亭」には、いつものメンバー「万丈目吉蔵(まんじょうめ・きちぞう、演:藤井隆)」と「万丈目歌子(まんじょうめ・うたこ、演:枝元萌)」、「キース(演:大野拓朗)」、「アサリ(演:前野朋哉)」、「岩さん(がん・さん、演:岡大介)」が集まっていました。藤吉は彼らに寄席小屋のことを話すと、もう何年も前から閉まっている寄席で、そこの席主は「亀井庄助(かめい・しょうすけ、演:内場勝則)」という偏屈な親父で、今でもじっと動かずに小屋ばかりを見ているのだと知らされ、あの小屋の前にいた男こそが小屋の主だと知るのです。

それ以来、藤吉は毎日のように小屋へ通っては亀井の隣りに座り、何とか小屋を譲ってもらえないかと我慢強く交渉することにしています。

 

 

北村家の家計は苦しい

その間、北村の家は少ない貯金を切り崩して生活しており、啄子は北村の家計を賄おうと動き始めました。

啄子が考えたのは青物野菜を市場で売ることで、長屋で暇そうにしていたアサリを捕まえて手伝わせていましたが、啄子は米問屋で痛めていた腰を再び痛めたようで、アサリに肩を借りて戻ってきてしまいました。

それ以来、藤吉が母の代わりに野菜の行商をしつつ、空いた時間で亀井のところへ行くという生活に変わっていきます。

「てん」も藤吉を支えるべく昼間は「万々亭」で働き、夜は針子の内職をしています。寝る間もないのですが、その間に寒空に外に居続けている亀井のために「ちゃんちゃんこ」をこしらえてもいました。亀井もどちらかというと「てん」には優しい態度を示していて、渡された「ちゃんちゃんこ」を抵抗なく受け取っています。

 

 

リリコの様子がおかしい

長屋の一員で藤吉のことを子供の頃から好きな「リリコ(演:広瀬アリス)」がどうも様子がおかしいです。リリコは今何をしているのでしたっけ? 女義太夫?

 

女義太夫(おんなぎだゆう)、または娘義太夫(むすめぎだゆう)は、女性による義太夫語り。

- 女義太夫 - Wikipedia

義太夫節(ぎだゆうぶし)とは、江戸時代前期、大坂の竹本義太夫がはじめた浄瑠璃の一種。

- 義太夫節 - Wikipedia

女義太夫と義太夫節のWikipediaにはこのように書かれています。簡単に言うと寄席などの席でこの義太夫節を演じている芸人ということになるのでしょうか。

そのリリコ、藤吉が亀井のところへ行っているときには、金持ちそうな50代でしょうか、中年の男と2人仲良さそうに歩いていました。

しかし、藤吉に話しかけられたときには見られてはいけない人に見られていはいけないところを見られたような、バツの悪そうな表情をしましたし、その夜には藤吉に大事な話があると真剣な表情で話しかけていましたし、夜藤吉が家に来ると藤吉に抱きついていました……何やら深刻なことが起こりそうな雰囲気です。

 

 

おわりに

リリコが何をしようとしているかの想像は難くないですね。リリコはその中年男性と結婚をしようとしているのでしょう。中年男はリリコの客の一人で、リリコは彼のお金が目当てで結婚を、ということかなと思われます。

どうしてリリコに金が必要なのか、そこはハッキリとはわかりません。でも考えられることは藤吉のために小屋を買ってあげようとしているのではないかということです。買ってあげる代わりに私と……といっても自分が結婚をしてしまってはどうしようもないですよね。小屋を買った後に男から逃げるのでしょうか? それとも、いざ結婚するとなると嫌で藤吉に一緒に逃げて欲しいとお願いするのでしょうか? その辺は明日の放送待ちです。