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女義太夫「リリコ」は漢字が凛々子と書くことが判明しました - 朝ドラ『わろてんか』45話の感想

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NHK連続テレビ小説『わろてんか』、2017年11月22日放送の45話は「風鳥亭」が発展しつつある様子と、最後に不穏な空気が流れていました。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

目次

 

 

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『わろてんか』第8週「笑売の道」

www.nhk.or.jp

 

2017年11月20日月曜日から朝ドラ『わろてんか』は第8週「笑売の道」の放送が始まっています。

『わろてんか』の時代設定は幼少期が明治35年(1902年)でしたから、第8週現在はそれから10年後、明治46,7年ほどでしょうか。

本作のヒロイン「藤岡てん(ふじおか・てん、演:葵わかな)」は、年が明けたことで数えで18歳になったと思われます。「てん」は相変わらず「ごりょんさん(御寮人さん)」こと「北村啄子(きたむら・つえこ、演:鈴木京香)」から「北村藤吉(きたむら・とうきち、演:松坂桃李)」との結婚は認められていません。

実家の米問屋を畳むことになった「てん」と藤吉は、元席主の「亀井庄助(かめい・しょうすけ、演:内場勝則)」から大阪・天神にある寄席小屋を買い取って、屋号を「風鳥亭(ふうちょうてい)」と名付け寄席小屋の商売を始めました。

藤吉の芸人時代からの仲間「キース(演:大野拓朗)」や「万丈目吉蔵(まんじょうめ・きちぞう、演:藤井隆)」、「岩さん(がん・さん、演:岡大介)」、「アサリ(演:前野朋哉)」を起用していましたが客足は遠のくばかりで、借金を返す宛てがなくなりそうなときに、大阪お笑い界の大御所で伝統派の旗手「喜楽亭文鳥(きらくてい・ぶんちょう、演:笹野高史)」に高座にあがってもらうことで話題を呼びます。

文鳥のことを新聞記事に大々的に取り上げてもらったことで、客足は伸び、元僧侶の太夫元「寺ギン(てら・ぎん、演:兵動大樹)」からはオチャラケ派の芸人を派遣してもらえるようになりました。しかし、取り分は売上の3割しか手元に残らず、苦しい経営は続いています。

 

 

御寮人さんが経営に参画

7週のラストに元席主の亀井を雇っていました。42話では寺ギンに売上の7割も持っていかれることで、芸人に支払うお金も少ないということで、その対策として客の出入りの回転をあげようとしていました。

亀井が良い手があると言って行った策は、屋内を暑いくらいに温めて客に出ていってもらうというもので、これではせっかく小屋に来ていただいた客を自ら手放す行為にしかなっておらず、出て行ったきり来てもらえなくなってしまいました。

それを聞いた御寮人さんは目先のお金に目がくらんで商売人として大切なものを見失っているとたいそう怒り、43話からは自分も「風鳥亭」の経営に参画すると、ノリノリで法被を着ていました。

御寮人さんが行ったことは失った信用を取り戻すこと、来店した客をしっかりともてなすことです。「損して得取れ」です。例えば預かっている履物を、客が寄席を楽しんでいる間に綺麗にしたり、お客さまに団扇を配ったりです。

 

 

冷やし飴

また、「てん」は演者のリクエストで「冷やし飴」を持ってきたとき、これは商売になると昼間に店頭で売り始めました。客に冷たくないと言われると即座に水で冷やすのではなく氷で冷やすアイデアを思いつき実行します。

「冷やし飴とは、生姜と水飴で作った大阪の夏に欠かせない飲み物です」というナレーションがありました。関東ではあまり馴染みのないものな印象で、現に私は人生で一度も飲んだことがありません。

冷やし飴についてはEテレ『グレーテルのかまど』でも扱われ、当ブログでも感想を記事にした記憶があります。

 

 

栞「僕には君が必要なんだ」

44話では、「てん」のかつてのお見合い候補だった「伊能栞(いのう・しおり、演:高橋一生)」が、「てん」の冷やし飴を売ることと、それを氷で冷やすアイデアなどを見て彼女に商才を感じ、「僕には君が必要なんだ」と誘っています。

栞は活動写真をしています。その作品ができたので、作品と一緒に物品も売り込もうとしていて、「てん」の商才が是非欲しいという訳です。冷やし飴のアイデアを拝借しようということ。栞が「君が欲しい」などと言うものですから、藤吉は狼狽していましたが、栞の意地悪です。

冷やし飴の売り方を教えてくれたら何でも手伝うと言う栞に対して、御寮人さんは寄席の店先で客の呼び込みをしてもらうことにしました。

引き受けた栞は藤吉と共に呼び込みをし、そこで昼間の通りには女性や老人が多く往来していることに気づきます。栞は、「てん」たちに平日の昼間にも寄席を営業してみてはいかがかと提案するのです。当時寄席というと夜に営業するものだったようです。客が男性ばかりだったからというのが理由です。

近くには青物の市場もあるらしく、そういう場所で働いている人は朝早くに仕事をしていますから、仕事明けの昼間に寄席が営業していれば寄ってくれるかもしれない、可能性が広がります。

 

 

リリコが新聞に載る

女義太夫の「リリコ(演:広瀬アリス)」は東京で活動をしています。それが全国紙に紹介されていて、藤吉たちは元気をもらっていました。記事を見るとリリコではなく「凛々子」 の名前で活躍しているようです。

藤吉は栞の家に赴き、電話を借りてリリコと会話をしていました。もう少しで帝国座に出られる、そこは義太夫の憧れの場所のようです。

藤吉としては大阪に戻ってきて「風鳥亭」に出てもらいたい思いもあったみたいですが、リリコの夢の後押しをすべく気持ちは口には出しません。リリコもそれをわかっていて触れなかったようです。

 

 

おわりに

45話ラストでは「てん」の従兄で藤岡屋の手代「武井風太(たけい・ふうた、演:濱田岳)」が「風鳥亭」を訪れていました。

風太は何やら深刻そうな面持ちでしたので、これは「てん」の父「藤岡儀兵衛(ふじおか・ぎへえ、演:遠藤憲一)」の容態がよろしくないのでしょう。

 

先週末からブラウザゲーム『艦これ』の秋イベントが始まっていて、艦これの他の記事は更新がストップしていました。しかし昨日無事に海域の攻略が終わったので他の記事も更新していきます。といってもまだイベントのやり残しはあるので、更新頻度は上がらないかもしれないです。ご了承ください。

 

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