NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』が今日2016年4月11日の7話で、ザリガニくんが出演していました。
昭和10年4月になりました
先週はヒロインの小橋常子(内田未来)の「とと」、父親である小橋竹蔵(西島秀俊)が結核で亡くなりました。肺結核と思われます。タヒの前に、常子は病床に伏す「とと」から襖越しに、自分にもしものことがあったら、そのときは常子が「とと」の代わりをして欲しいとお願いをされました。常子は「とと」のタヒ後、「とと姉ちゃん」として家族を支えていくことになります。
先週土曜日の6話のラストから時代は昭和10年4月に進んでいます。常子が高畑充希さん、上の妹の鞠子が相楽樹さん、下の妹の美子が根岸姫奈さんにそれぞれ代わっています。常子は高等女学校の4年生で、鞠子が高等女学校3年生、美子は尋常小学校の4年生です。3つの家訓は今もしっかりと守られているようです。「かか(母)」の君子(木村多江)は、竹蔵の会社から遺族援助を受けつつ女工として働き、「検反(けんたん)」という布の品質を検査する仕事をして家計を支えているとのことです。
常子は肩書だけではなく戸籍上も「戸主(こしゅ)」となっています。とと姉ちゃんとなった常子は目標を3つ掲げています。「一、家族を守る」「一、鞠子美子を嫁に出す」「一、家を建てる」です。
尋常小学校とは何か?
美子の通っている「尋常小学校(じんじょう・しょうがっこう)」とは何でしょうか。調べたところ尋常小学校とは「明治維新から第二次世界大戦勃発前までの時代に存在した初等教育機関の名称」と尋常小学校のWikipedia(尋常小学校 - Wikipedia)に説明されていました。
ザリガニくん登場
ある日、小橋家の近所で火事が発生しました。ととの代わりの家長として常子は男性の大人に混じってバケツリレーに加わりましたが、全く役に立てずかえって邪魔者扱いされてしまいました。
そんな常子に対して何かと因縁をつけてくるのが「玉置三兄弟(たまおき・さんきょうだい)」です。常子三姉妹それぞれと同い年の三兄弟とのこと。その玉置三兄弟の次男が「ザリガニくん」でした。ザリガニくんとはEテレ『シャキーン!』に出てくるキャラクターのことです。2016年現在は既に新規に出演していないと思います。
ブログ更新いたしましたァァァァア★
— 加藤 諒 (@kato_641) 2016年4月10日
いよいよ朝ドラ『とと姉ちゃん』の放送だに(o´艸`o)
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ザリガニくんを演じているのは加藤諒さんです。先述のとおり加藤諒さんは『とと姉ちゃん』の中では玉置三兄弟の次男を演じています。
三兄弟は、長男が玉置茂雄で大内田悠平さんが演じていて、次男が正雄で加藤諒さん、三男が幹雄で藤野大輝さんです。
おわりに
美子は学校でクラスの誰とも馴染めず独りで暗い表情をしているということでした。担任の先生が心配して小橋家にまで家庭訪問をして、常子にそのことを話していました。美子は父親がいないことで、父親の話ができないですし家事を手伝うことも多いですから、友達と共通の話題を見い出せないようですね。美子にとっては自分が小さい頃にととが亡くなっていますから、常子や鞠子よりも父との思い出は少なく、それでいて思い出は一つも増えませんから、話すことがなくなっているんですねぇ。切ない。
でも正直、美子のことよりも「妖怪おはじきババア」よりも何よりも、ザリガニくんのインパクトが強すぎました。