ディスディスブログ

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「この泥棒猫!」と諸橋道子に大声を張り上げた、夫に不倫された奥寺の妻は「青木さやか」さんです。大暴れでした - 朝ドラ『とと姉ちゃん』56話の感想

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NHK連続テレビ小説『とと姉ちゃん』が今日2016年6月7日放送の56話で、常子と美子が喧嘩を始めていました。

 

www.nhk.or.jp

 

 

美子の反抗と嘘

昭和14年11月。ヒロインの小橋常子(高畑充希)は和文タイピストとして「鳥巣商事」という会社の「浄書室(じょうしょしつ)」に配属され、戦力として活躍しているようです。とと姉ちゃんが小橋家の稼ぎ頭となっていて、まさに一家の大黒柱です。

常子は父・竹蔵(西島秀俊)が作った3つ家訓を復活させることにしています。3つの家訓とは「一、朝食は家族皆でとること」「一、月に一度、家族皆でお出掛けすること」「一、自分の服は、自分でたたむこと」です。

ところが、上の妹の鞠子(相楽樹)は帝都女子大学に通っていて、早稲田大学の文学研究会にも参加しているため忙しいようです。下の妹の美子(杉咲花)は女学校へと進学し、鞠子ほど忙しくはないみたいですが、こちらは反抗期に入っているのか家族皆でお出掛けをすることに乗り気ではありません。

ある日、美子が祖母、製材問屋「青柳商店」の大女将である青柳滝子(大地真央)から、青柳の奉公人たちのお仕着せの仕立てを手伝って欲しいと頼まれます。手伝いの日は偶然(!)にも家族でのお出かけの日と重なっていましたが、美子はそれを受けてしまいます。しかも常子たちには友達と勉強会をすると嘘を言って……嵐の予感です。

鞠子も、文学研究会の木戸稔(白洲迅)からの熱心な誘いもあって、当日の午前に用事ができてしまいましたが、こちらは家族の予定を遅らせてもらうことで対処していました。

ちなみに「お仕着せ」とは、主人が奉公人に季節に合わせた衣服を与えること、かと。

 

 

常子と美子の対立

常子たちは四越百貨店の東亜美術展と言ったでしょうか、そこへ出掛けることになっていて、神社で待ち合わせをしています。常子と母の君子(木村多江)は寒空の下、鞠子と美子を待っていました。

鞠子は遅れはしましたが待ち合わせ場所にやって来ましたが、美子はいつまで経っても来ません。心配になった常子たちは森田屋に戻ると、森田屋の皆も美子は帰ってきていないといいます。常子は家に戻る前に勉強会をしているはずの友人に話を聞いたようですが、そもそも勉強会など開いていないと言われたようです。嘘がバレました。

暗くなる前に美子を探さねばと小橋と森田の総出で探すことになります。そこへ美子が戻ってきました。美子も大幅に予定を遅らせたものの、待ち合わせ場所には行っていました。しかし、待ち合わせ場所に着いたときには既に常子たちはその場におらず、美子も常子たちを探して森田屋まで戻ってきていたようでした。

理由を話す美子。常子は祖母からのお駄賃欲しさに嘘をついてまで大切な家訓を破ったのかと問い詰めます。美子は美子で家訓がそんなに大事なのかと負けじと言い返し、常子の怒りを買っていました……。このバトルはなかなかに迫力がありましたね。緊迫したシーンでした。

 

 

青木さやかさん大暴れ

「鳥巣商事」にて、青木さやかさんが浄書室に押しかけ、英文タイピストの諸橋道子(野村麻純)の名前を呼びます。諸橋は返事をし前へ出ると、青木さんが血相を変え、「この泥棒猫!!」と暴言を吐いた後に、諸橋の髪の毛を鷲掴みにし引き寄せます。

只事ではない様子に、浄書室の責任者である早乙女朱美(真野恵里菜)や他のタイピストが2人を止めようとしますが、青木さんの怒りはとどまらず、最終的には総務部課長の山岸隆一(田口浩正)がやって来てようやく収まっています。

青木さやかさんが演じているのは鳥巣商事営業課にいる奥寺という男性の妻でして、どうやら奥寺(夫)と諸橋が不倫をしていたようです。どういう経緯かわかりませんが、奥寺(妻)が夫と諸橋の情事を知り、諸橋のいる浄書室に乗り込んできたということでした。

諸橋は上司に呼ばれて浄書室から出て行ったようです。しばらくして戻って来た諸橋は今日付けで退職することを常子たちに報告していました。クビです。

 

 

おわりに

朝ドラ受けのNHK『あさイチ』では、司会の有働由美子アナウンサーが女性だけが処罰を受けている状況に納得がいっていないようでした。男性が記者会見を開くべきだと同じく司会のV6井ノ原快彦さんたちは言っていたでしょうか。ゲストの常滑川まこと大竹まことさんは青木は演技をしていないよね、と言っていましたね。演技ではなく素だと。

常子と美子はどうなるのか。お互い言いすぎたことを反省しているようですから尾を引くことはないと思いますが。美子も家訓よりも優先させてお駄賃を得たい理由が何かありそうですけどねぇ。一度二人きりで話し合いをした方が良さそうです……いや、それだと売り言葉に買い言葉で余計なことになりそうですから、鞠子が間にいた方がいいかもしれません。鞠子も大変でしょうけれども。

帝大の学生、今は院生でしょうか? 星野武蔵(坂口健太郎)は相変わらず常子に何か言わなければいけないことがありつつ言えずにいますね。プロポーズのことでしょうか? 先週末の次週予告を見る限り、星野は汽車に乗っていたので、東京を離れることになったということでしょうか。東京を離れるから一緒に来て欲しいという。

 

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