ディスディスブログ

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サッカー日本代表、2018ワールドカップ・ロシア、アジア2次予選、カンボジア戦の感想です

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サッカー日本代表は昨日2015年11月17日、2018ワールドカップ・ロシア、アジア2次予選、カンボジア戦を行いました。試合会場はPhnom Penh Olympic Stadium(プノンペン・オリンピックスタジアム)、日本のアウェイ戦です。試合は、52分にカンボジアのオウンゴール、90分に本田圭佑(ACミラン)の得点により、スコア0 - 2でアウェイの日本がカンボジアに勝利しています。

 

live.sportsnavi.yahoo.co.jp

 

スタメン/試合結果│2018FIFAワールドカップロシア アジア2次予選|SAMURAI BLUE|日本代表|JFA|日本サッカー協会

 

私は、サッカーにそれほど詳しい訳ではない、単なるサッカー好きで、ろくに分析もできませんので、試合を見て思ったところを書いていきます。

 

カンボジア戦の日本代表出場メンバー

レギュラーメンバーはGK 西川周作(浦和レッズ)、DFが長友佑都(インテル、イタリア)、吉田麻也(サウサンプトン、イングランド)、槙野智章(浦和レッズ)、藤春廣輝(ガンバ大阪)、MFが遠藤航(湘南ベルマーレ)、山口蛍(セレッソ大阪)、香川真司(ドルトムント、ドイツ)、FWが宇佐美貴史(ガンバ大阪)、岡崎慎司(レスター、イングランド)、原口元気(ヘルタ・ベルリン、ドイツ)です。交代は46分遠藤→柏木陽介(浦和レッズ)、62分宇佐美→本田圭佑(ACミラン、イタリア)、86分岡崎→南野拓実(ザルツブルク、オーストリア)でした。フォーメーションは4-2-1-3でしたか。

 

 

カンボジアvs.日本の雑感

前回のシンガポール戦と同様に、比較的ウイングがサイドに張ることと、サイドにボールを預けてからフルバックとの絡みを含めてクロス、というハリルホジッチ監督からの戦術的な指示があったものと思われます。

 

長友の右フルバック

前回の低調に終わった酒井宏樹(ハノーファー96、ドイツ)が担当していた、右フルバックのポジションに、前節で左サイドを担当してきた長友が回っています。前節長友がいた左サイドに藤春を入れて、慣れているであろう宇佐美とのガンバコンビにした点は、監督の意図のわかる采配でした。

右サイドに回った長友はシンガポール戦より躍動しており、彼のクロスが唯一と言っていいほどの攻撃手段となっていた、と言って過言ではない時間帯がありました。右の方が左より良いのでは?と思ってしまうくらいです。

 

藤春&宇佐美の左サイド

一方の藤春&宇佐美の左サイドは……死んでいました。Jリーグでガンバの試合をほぼ観ていないので普段の彼等を語ることができないのですが、宇佐美がボールを持ったときの藤春のサポートが遅くて、宇佐美が上がっていて欲しいタイミングではないことがほとんどだったように見えましたし、逆に守備時に守備力の高さそうな藤春が宇佐美のフォローを欲しいときに居てくれなかったり、と連携の悪さを感じました。

宇佐美は体調が良くないのかスランプなのか、仕掛けるプレイが見られず、サイドでボールを持ってもカットインしてシュートまで持ち込むシーンはほとんどなかったように思います。彼の長所はシュートというか得点感覚にあるのですから、今の日本のシステムでは左ウイングより真ん中の方が良いかもしれないですね。やはり2トップを試して欲しい。

藤春は、前半の終盤に香川からだったでしょうか、藤春に良いパスが出ていて、そこは決めて欲しかったです。ダイレクトに放ったシュートはゴールポストを叩いていました。試合の終盤に本田にあげたクロスは、90分間出場していた選手なのによく走ったなぁと感心しました。前にスペースがあるときにより強みを発揮するタイプの選手なのだろと想像します。もう少し時間をかけて見たいです。

 

遠藤航と山口蛍と柏木陽介

柏木はシンガポール戦に続けて好調を維持していました。今回は途中出場でしたが、前半までの停滞ムードを振り払った立役者と言えるでしょう。1点目のオウンゴールは柏木のフリーキックでした。

トラップの上手さ、中盤でのタメの作り方、縦パスの精度、特にスペースへ出す縦のロブパスには持ち味が出ていたと思います。しかし、彼が際立って良かったかというとそうではなく、彼としては普通のプレーをしていて、その前に出場していた遠藤航と比較すると良さが目立っていた印象です。

その遠藤は、どちらかというと中盤の底からプレーメイクをするタイプではなく、あえて例えるなら今野泰幸に近い、守備面でのユーティリティ性に特徴のある選手のようです。大別すればコンビを組んでいた山口蛍にも似ているかもしれません。

そういう、どちらかというと似たタイプのディフェンシブハーフを中盤の底に並べてしまったため、ビルドアップも機能的ではなく、攻撃のスイッチも入れられず、ボールを持っても近くにいるフリーの選手にパスを渡すだけの、安全なパス、敵からすると怖さのないパスに終止していたように思います。これは山口もそうです。

それでも何度かミスパスをして日本をピンチに陥れていたのですから……いただけません。監督によっては前半終了を待たずに交代させられていたかもしれないですね。遠藤はA代表経験の浅い選手なので、まだ言い訳は立つかもしれないですけど、山口はとっくに試す期間から脱した選手です。経験の不足気味な遠藤を助けてあげて欲しかったのですが……。

 

本田圭佑

本田は、シンガポールに続いて得点を決めていました。その点はさすがですけど、前節の右サイドと異なり今節は1トップに入っていましたし、相手に疲れが出ていたであろう時間帯からの出場でしたし、カンボジア相手ですし、あれだけ周囲からパスが集まっていたのですから、点を取ってもらわないと困る、と言えるかもしれません。身体は重そうでした。

 

おわりに

香川と原口と岡崎は可も不可もなしです。吉田と槙野は……悪い意味で相変わらずでした。西川は良かったと思います。基本GKは彼でお願いしたいです。南野はプレイ時間が少なすぎて評価できません。走り方やボールの持ち方が柿谷に似ているように感じました。

ハリルホジッチ監督への私の評価はずっと低くて、できれば他の監督に交代して頂きたいと思っています。代表選手の選考もスタメン選手の選考も、戦術的にも交代策にも、私が納得のいくものはないです。前任のハビエル・アギーレ監督の方が、監督としてずっと優秀だったと思っています。

このような感想です。あくまで私の個人的な感想ですから、見当違いなことを書いているかもしれません。そうでしたら申し訳ありません。

 

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D22 地球の歩き方 アンコールワットとカンボジア 2015 (地球の歩き方 D 22)

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