ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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フジテレビ『はやく起きた朝は…』で変わらず駄弁っている姿を観ると妙に安心します

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毎週日曜06:30からフジテレビで放送されているトークバラエティ番組『はやく起きた朝は…』、私は結構この番組が好きなんです。

 

www.fujitv.co.jp

 

番組の放送開始は1994年4月、番組タイトルは『おそく起きた朝は…』として、毎週日曜日09:30から放送されていました。2003年4月からは番組タイトルが『おそく起きた昼は…』と変わって、放送時間も毎週日曜日13:30からに移動しています。で、現行の『はやく起きた朝は…』は2005年4月から今まで10年以上続いています。番組そのものは20年以上続いているんですねぇ。長寿番組です。

正直申し上げると、私は継続して視聴してはいません。放送開始当時から、気が向いたときだけ観るようにしていました。2003年からの『おそく起きた昼は…』に至っては全くと言っていいほど観ていないです。『はやく起きた朝は…』も実はそれほど観ていませんでした。最近数ヶ月は毎回観ています。

何でしょうね、テレビでラジオを放送している雰囲気があるじゃないですか、この番組は。基本的には視聴者からの不平・不満・愚痴を投稿してもらって、それを森尾由美さん、磯野貴理子さん、松居直美さんの誰かが読んで、その話題やそこから飛躍したり脱線したりしつつ3人で駄弁るスタイル、それがすごくラジオっぽいです。

私はラジオに関しては波が凄くありまして(ラジオだけに)、無性に聴きたくなる時期と全く聴きたくない時期とが交互にやってきます。最近は全く聴いていません。ラジオの良いところは、何年かぶりにラジオを付けてみると、以前聴いていた番組がまだ続いていたりして、同じDJ・パーソナリティの声が流れてくるときに、妙に心が落ち着くんですよねぇ。まだ帰ってこられる場所があるんだ、的な安心感が。

 

THE BREEZE | Fmyokohama 84.7

 

例えば、私はFm yokohamaの平日午前に放送されている『THE BREEZE』という番組を聴きます。ラジオを聴くときは。この番組も『はやく起きた朝は…』とほぼ同じ1996年に放送開始している長寿番組です。このザ・ブリーズを久しぶりに聴いたときに、パーソナリティの北島美穂さんや街角レポーターの藤田優一さんの声が流れてくる安心感が、まさに心にそよ風が届いてくるようです。ホッとします。

そういうラジオと同じような感覚を、『はやく起きた朝は…』を見ていると感じられ、安心感に繋がっています。家に戻った感じ。たまに観ると、前と変わらずお三方が大笑いしながら駄弁ってくれていて、でも話をしている内容は以前とは少し少し違っていて、経年の変化を感じさせるところが。

20年もの長きにわたって放送していると、当然その道中には様々なことが出演者にも起こります。結婚があったり、離婚があったり、再婚があったり、出産があったり、子育ての苦労があったり、病気があったりする訳で、そういった出演者の人生と、出演者の人生を観ることでこちらにも自分の人生を突きつけられているようで、それが良いところでもあり恐いところでもあるのでしょう。

続けるということは、その人の良いところも悪いところも透けて見えてしまうもので、私のような薄っぺらい嘘の塊のような人間には恐ろしくて恐ろしくて、到底できない芸当です。誤魔化せないというのは個人的には非常に恐ろしい。その点このお三方は、真っ向から人生に向き合って、恥も何もさらけ出しつつ、それでも尚前進されている力強さを感じます。大尊敬です。

今日もね、ナオくんでしたっけ、松居直美さんのお子さんが反抗期だったときの話も、自分の人生を歩んできているからこそのエピソードですよ。あの頃は若かったというオチも素晴らしいです。

 

はやく起きた朝は…マガジン (扶桑社ムック)

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