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花粉を浴びたシャリオは魔法の力を失ったのでしょうか? クロワが黒シャイニィ・ロッドを作っていて自爆フラグです - アニメ『リトルウィッチアカデミア』21話「ワガンディア」の感想

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毎週月曜日00:00(金曜深夜26:25)より、TOKYO MXにてアニメ『リトルウィッチアカデミア』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『リトルウィッチアカデミア』

tv.littlewitchacademia.jp

 

2017年5月29日の放送は第21話「ワガンディア」でした。この2クール目の8話です。ちなみに私は第1話を録画し忘れてしまい観られていません。

 

 

イントロダクション 

幼いころにシャイニィシャリオの魔法ショーを見て魔女になることを夢見たアッコはシャリオと同じ伝統ある魔女育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学する。
新しい町、新たに始まる学校生活、そして新たに出会う友達。
魔女学校の中でほうきの飛行授業や魔法にまつわる不思議な授業など、魔女学校ならではの授業の中でアッコやロッテ、スーシィたちが大騒動を巻き起こす!
ルーナノヴァを巻き込んだアッコの魔女への第一歩が今から始まる‐

こちらが公式Webサイトに書かれているイントロダクションです。

 

 

21話「ワガンディア」

21話は6つ目の言の葉の話です。

本作のヒロインであるアッコこと「アツコ・カガリ」が持つ「シャイニィ・ロッド」、本当の名前は「クラウソラス」は、その杖に秘められている力を発揮するために「七つの言の葉」を解放させる必要があります。

「今はレイラインとしてわずかに残されているだけ。でも、その力は密かに受け継がれ、9人の魔女『ナインオールドウィッチ』によってアルクトゥルスに封じられた。それこそ世界を改変する魔法『グラントリスケル』」

これは以前アーシュラ先生がアッコに話していた言葉です。

世界改変魔法「グラントリスケル」を復活させるために必要なものがクラウソラスということのようです。その封印が七つの言の葉なのでしょう。

20話終了時点で5つ目まで解放されています。「ノット・オーフェ・オーデン・フレトール」と「フェドアリー・アフェルゴ」と「アライ・ア・リーラ」と「マエナブディシブード」と「シビラデューラ・レラディビューラ」です。残すは2つ。

1つ目の「ノット・オーフェ・オーデン・フレトール」は「目指せ理想の場所へ」の意味で、このとき「シャイニィ・ロッド」は弓の形をしていました。2つ目の「フェドアリー・アフェルゴ」は「夢見たものが手に入るんじゃない、一歩ずつ積み重ねたことが手に入るのだ」の意味で、このときロッドは斧の形をしていました。3つ目の「アライ・ア・リーラ」は「開け心よ、笑おう一緒に」の意味で、ロッドは紐?縄?の形をしていました。4つ目の「マエナブディシブード」は「成し遂げるには忍耐が大事」の意味で、ロッドはハンドミキサーの形をしていました。5つ目の「シビラデューラ・レラディビューラ」は「伝統と新しい力が交わるとき、まだ見ぬ世界へ扉が開く」の意味で、先が3つに分かれている箒の形をしていました。この箒は「シャイニィ・バレー」と言っていたと思います。

 

 

6つ目の言の葉「リュオーン」

世界改変魔法「グラントリスケル」を手に入れようとしているのはアッコだけではありません。というか意図して手に入れようとしているのは現時点では世界でただ1人ですね、ルーナノヴァ魔法学校の新任教師「クロワ・メリディエス」先生です。

今回アッコがクロワに話していたのですが、アッコはグラントリスケルには興味がないのです。彼女の関心は憧れの魔女「シャイニィ・シャリオ」、その1点のみ。アッコはシャリオに会いたいがために、シャリオの行動をトレースするように七つの言の葉を探しています。

グラントリスケルを手に入れた後どうするか……なんて考えたこともないようです。

アッコはクロワ先生から、かつてシャリオは伝説の樹「ワガンディア」に登って6つ目の言の葉を手に入れたことを聞かされ、今すぐ手に入れるためワガンディアに行こうと勇んでいます。

6つ目の言の葉は「リュオーン」です。

「リュオーンは最も大切な言葉の一つ。その言葉を身に着けた者に自分の道を極めることができるのよ」だそう。

 

 

アーシュラ先生の静止

7つのうち既に5つまで解放でき気が急いているアッコ、今すぐにワガンディアの木に登りたいと主張します。

そんなアッコに対して、アーシュラ先生は今ワガンディアに行くことを勧めませんでした。理由はワガンディアの花の蕾が大きくなっているから。

ワガンディアが開花すると花粉が飛び散り、その花粉には強力な毒素があると言います。ワガンディアの花粉を浴びた魔女は魔法の力を失い永遠に空を飛べなくなる、とアッコのライバル「ダイアナ・キャベンディッシュ」が付け加えていました。

 

 

 

クロワの誘惑に乗りワガンディアへ

しかし、ワガンディアの花粉の飛散は通常なら数週間、長いと数ヶ月、極稀に数年続くと知ったアッコは、そんな長い時間待っていられないから何としても今すぐにワガンディアに行きたいと考えてしまい、またクロワの口車に乗せられクロワと一緒にワガンディアの樹まで行ってしまうのでした……。

ワガンディアは1人で魔法の力に頼らずに登らなければならないそう(それもクロワが言っていたので本当日どうか怪しい)で、木の根元でクロワと別れて1人で登っていきます。

 

 

 

アッコがアーシュラを疑う

使い魔の白カラスからアッコがクロワに連れられてワガンディアに行ったことを知ったアーシュラは急いで2人を追いかけます。

しかし、アーシュラがクロワの妨害をかわして何とかアッコのところまでたどり着いても、アッコはアーシュラ先生を疑っていて聞く耳を持ってくれません。

アッコはどうしてアーシュラ先生を疑っているのか。実は、ワガンディアを登る前にクロワが、自分が学生の頃にはアーシュラなどという生徒はいなかったとアッコに話していたのです。アーシュラ先生には気をつけた方が良い、あなたに大事なことを隠しているかもしれない、とクロワはアッコに言っていました。

アーシュラ先生はどうして自分をワガンディアの木に登らせないのか? 自分に七つの言の葉を解放されたくない理由でもあるのか? そもそもアーシュラは何者なのか? などとアッコはアーシュラ先生に疑いを持ち始めます。猜疑心。

 

アーシュラ先生=シャリオ

アーシュラ先生の正体はアッコが憧れている「シャイニィ・シャリオ」です。

ですが、アーシュラ先生の口から自分がシャリオであるとはアッコにも誰にも告白していません。唯一、クロワだけがその正体を知っています。学校の他の先生、中でもホルブルック校長は知っているかもしれませんけど、作中では描かれていません。

どうしてアーシュラ先生は自分がシャリオだと言わないのでしょうか? 理由はおそらくクラウソラスの解放に関わることなのではないかと私は思っています。契約があるのか、アッコに言いたくても言えないのでしょう。

 

 

シャイニィ・ロッドがシャリオを選んだ

過去の回想が入りました。かつてシャリオとクロワが学生の頃に、2人でワガンディアの樹に行き、2人で誓いを立てていたシーンです。

当時メガネをかけていたクロワは「究極魔法の封印を解く。魔法界最高の魔女になる」と誓い、メガネをかけていなかったシャリオは「皆を楽しませたい。悲しみや憎しみじゃなくて世界中の人たちにももっと笑顔を」と誓っていました。メガネ属性が今とは逆なのですね。

するとワガンディアの樹の上空にある北斗七星から、「シャイニィ・ロッド(クラウソラス)」がシャリオの手元に降ってきたのです。杖はクロワではなくシャリオを選びました。

さらに2人の前に「ウッドワード」と思われる人物が現れ、「七つの星の杖が久方ぶりに持ち主を選んだようね。シャリオ、お前はその杖で七つの言の葉を蘇らせるのだ」と言いました。

当時のシャリオとクロワのちから関係はどうやらクロワの方が上だったようです。おそらくルーナノヴァでの成績はクロワが優秀だったのでしょう。性格もクロワがリーダー特性をもっていて、シャリオはクロワに従うタイプのようでした。

どうして自分ではなくシャリオなのか、クロワはそう思ったようでした。心のどこかでシャリオを見下していたのでしょう。

 

 

クロワがアッコをこだわる理由

回想から戻り、クロワはシャリオに言います。自分がどうしてアッコにこだわるか、それは「シャリオにとってアッコが最後の夢だから」です。

そういう言葉とは裏腹に、クロワはシャリオが空中から地面に落下しそうなときに助けていました。シャリオのことが邪魔で夢を壊そうとするなら、そのときに殺すことができたはずです。自らの野望実現のためにはアーシュラはいない方が良いのに助けていました。

ここからわかることは、クロワは昔からずっと、今もなおシャリオのことが大好きなのだということです。愛憎入り交じっているのでしょう。表裏一体。

 

 

「ありがとう」

アッコがワガンディアの樹を登っている最中に花の蕾が割れて花が咲き、花粉が飛散してしまいました。花粉に行方を阻まれたアッコは避けようとして木から落下。

アッコを助けることを諦めないアーシュラ先生が傷を負ったまま箒に乗って落下中に意識を失いつつあるアッコを救い、さらに飛散してきた大量の花粉からアッコを守ろうとして、猛スピードで箒を飛ばします。魔法を用いたのでしょうか、2人の周りにオーラが包み、火の玉のような状態となって花粉を振り切り、2人は助かりました。しかしアーシュラ先生は傷だらけです。

気がついたアッコは傷だらけのアーシュラ先生を見つけ、自分が猜疑心にさいなまれ先生に酷いことを言ったのに、言われてもなお先生は身を投げ打ち自分のことを助けてくれた。そんな先生に対して疑って酷いことを言ったことを謝り、改めて感謝を伝えていました。

「ありがとう」と言ったそのときに落とした涙で、シャイニィ・ロッドの6つ目の石が輝き始めます。アッコが「リュオーン」と唱えると、『風の谷のナウシカ』の王蟲(オウム)からでた金色の糸のようなものがロッドの石から出てきて、アーシュラ先生を包み、彼女が負った怪我を癒やしていきました。

「ありがとう」がリュオーンの意味です。

 

 

おわりに

アーシュラ先生がいうにはワガンディアには果てがないそうです。頂上で言の葉が手に入るということはないのですね、頂上がないのですから。

気になる点は、今回アッコとアーシュラ先生が花粉を浴びた可能性があることです。

アーシュラ先生の魔法で2人の身を守れたのなら良いですけど、最悪今回で空を飛べなくなったり魔力が失われたりしたかもしれません。クラウソラスの治癒の力がどれ程だったのかにかかっています。力を失ったかどうかは次回以降に明らかになるでしょう。

アッコは元から空を飛べないですが、シャリオは……危ないですね。それに関連して、クロワも自力では空を飛んでいる描写がありません。今回も「ルンバ」のような機械に乗って飛んでいましたから、もしかしたら回想シーンのときに魔力を失っているかもしれないです。

21話ラストではクロワが禍々しい黒いクラウソラスを作っている描写がありました。はめ込まれている石は赤いです。ニセ・クラウソラスを作って人工的にグラントリスケルを復活させようとしていると考えて良いでしょうし、これは失敗して暴走するフラグに違いないです。終盤の展開がある程度わかった感じがしますね。

回想シーンでは、クロワはクラウソラスに選ばれたシャリオを祝福していて、グラントリスケル復活を託していた描写があったと思うのですが、今どうして自分が復活させようとしているのでしょうね。何があったのか、そちらも気になります。

 

PS4でリトルウィッチアカデミア!

『リトルウィッチアカデミア』がPS4でゲーム化されることになりました。「時の魔法と七不思議」がサブタイトルです。ジャンルはアクション・アドベンチャーになりそうです。

 

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