ディスディスブログ

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「アッコにしか出来ないこと」とは何か?シャリオを見ていた人物は誰なのか?謎を残したまま1クール最終回です - アニメ『リトルウィッチアカデミア』12話「What you will」の感想

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毎週月曜日00:00(金曜深夜26:25)より、TOKYO MXにてアニメ『リトルウィッチアカデミア』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『リトルウィッチアカデミア』

tv.littlewitchacademia.jp

 

2017年3月20日の放送は第12話「What you will」でした。1クール目の最終回ですか。

ちなみに私は1話を録画し忘れてしまい観られていません。

 

 

イントロダクション 

幼いころにシャイニィシャリオの魔法ショーを見て魔女になることを夢見たアッコはシャリオと同じ伝統ある魔女育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学する。
新しい町、新たに始まる学校生活、そして新たに出会う友達。
魔女学校の中でほうきの飛行授業や魔法にまつわる不思議な授業など、魔女学校ならではの授業の中でアッコやロッテ、スーシィたちが大騒動を巻き起こす!
ルーナノヴァを巻き込んだアッコの魔女への第一歩が今から始まる‐

こちらが公式Webサイトに書かれているイントロダクションです。

 

 

12話「What you will」

本作ヒロインの「アッコ」こと「アツコ・カガリ」と、彼女が学んでいる「ルーナノヴァ魔法学校」で、もうすぐ「ルーナノヴァ魔法祭」なるお祭りが開催されます。世界中から権威のある魔女となっている、ルーナノヴァの卒業生が祭りに集うそうで、アッコはとても楽しみにしています。

そのルーナノヴァ魔法祭で最も優秀な生徒に贈られる称号という「月光の魔女(げっこう・の・まじょ)」になりたいがために、アッコは今夜も「アーシュラ先生」付き添いの元、魔法の修行に勤しみます。あまり上達していないようですが。

どうしてアッコがその「月光の魔女」になりたいかというと、彼女が憧れ続けている「シャイニィ・シャリオ」がルーナノヴァの生徒だったときに、その称号を獲得しているからです。

 

 

嘆きのバハロワ

ルーナノヴァ魔法際で学生それぞれが担当する係があるようで、後日くじ引きで係を決めていました。アッコとルームメイトの「ロッテ・ヤンソン」と「スーシィ・マンババラン」の3人チームは、アッコが代表でくじを引いて「生け贄」係になっていました。

「嘆きのバハロワ」なるツボに入っているゴースト「バハロワ」の生け贄にある係です。アッコたちはバハロワに食べられるみたいですけど、命に別状はないとのこと。死にはしない……。

一方でアッコがライバル視(?)している「ダイアナ・キャベンディッシュ」は、史上最年少の「魔法祭実行委員長」に選ばれていました。「月光の魔女」の称号も彼女こそ相応しいと、ルーナノヴァのほぼ全員が思っていることでしょう。思っていないのはアッコくらいでしょうか。

 

 

アッコがダイアナに变化?

くじ引きの後、珍しく「アマンダ」と「コンスタンツェ」と「ヤスミンカ」の3人がアッコたちの部屋を訪れくつろいでいました。珍しい。

そこで、アマンダからどうして箒にも乗れないアッコが月光の魔女を夢見ているのか信じられないと言われてしまいます。友だちにすら自分の夢を賛同してもらえないことに対して、アッコは拗ねて部屋を出て行ってしまいます。

そして、アッコはひょんなことから魔法の鏡のいたずらによって、自分の姿をダイアナのそれに変えられてしまいました。ダイアナになったアッコは、ダイアナの部屋に行くことになります。

ダイアナの部屋に入ったアッコは、ダイアナの机の上には本が何冊も平積みで置かれ、本棚にも大量の本がびっしりと並んでいる様子を見ました。ダイアナが天才である所以は、家柄や元からある才能だけではなく、普段から自分を律して勉強や鍛錬を続けているからだと感じたようです。

ところが、アッコは次第に悪ノリをし始め、というか引くに引かれずに、ある騒動を起こしてしまい、よりにもよって本物のダイアナに助けられます。助けられたというか変身をバラされたというか。

元に戻ったアッコに対し、ダイアナは「あなたは思い通りにならないとすぐに不貞腐れてやる気をなくす。シャリオの真似をするだけで魔法の歴史も伝統も知らない、この学校の学校で学ぶ資格などないわ」と鋭く指摘してしまいました。

ダイアナは言い方がキツイです。けど正論です。見方を変えれば、ダイアナはアッコのことをよく見ていますし、わかっていますね。

 

 

アッコにしか出来ないこととは何か?

やる気なら負けない、本気でシャリオみたいに(月光の魔女になる)……とダイアナの正論に反論するアッコ。やる気を証明するために「月光の魔女」に選ばれてみせると、ダイアナや他の生徒の前で宣言していました。誰も信じていないでしょうけど。

夜、アッコは一人で落ち込んでいます。後先考えずに大きなことを言ったけど、自分がダイアナになったことで、ダイアナの能力は才能だけで成り立っているのではないことと、自分の力のなさを痛感していたのでした。

一人落ち込むアッコの元をアーシュラ先生が訪れました。そこでアーシュラ先生は「シャリオだってたくさん失敗して、悩んで落ち込んだと思うわ」とアッコを慰めていました。シャリオ本人なんですけどね。

さらに「シャリオなら言うかもね。誰かと自分を比べたりしないで、あなたにはあなたにしかできないことがあるって」とアドバイスしていました。まぁシャリオ本人なんですけどね。

アッコにしかできないこととは何でしょうか?

 

 

再び「ポラリスの泉」へ

アーシュラ先生が去り、再び一人になったアッコ。手にしている「クラウソラス」こと「シャイニィ・ロッド」を見ると、はめ込まれている石の一つから光が一筋出ていて、その光は一点を指しています。『天空の城ラピュタ』の飛行石のように。

アッコはロッドの示した地点へ行くと、そこには「ポラリスの泉」がありました。6話にも登場していた異世界への門のようなあれです。どうやらポラリスの泉は北極星の位置にあるようです。何に対して? 「アルクトゥルス」に対して、でしょうか?

泉に向かってアッコは自分が何が出来るかを祈ると、泉は再び若き日のシャリオの映像を見せました。若き日のシャリオが変身魔法を使っている様子を誰かが見ている、その「誰か」視点の映像です。

シャリオは魔法に失敗、というか調子に乗って目を回して変身が解けてもしていましたが、何より楽しそうにしていました。

そんなシャリオを見てアッコは自分にしかできない何かを見出したようです。シャリオは月光の魔女になるために魔法を練習していたのか? そうでなくもっと純粋な……と考えての結論です。

1クール目はここでお終い。アッコにしかできないこととは何なのか、それは2クール目に明らかになります。

 

  

ダイアナはグラントリスケルを復活させようとしている

「この世に、巨石文明より伝わる魔女奥義あり。『グラントリスケル』と呼ばれしその奥義こそ世界を変える力」

これは前回ダイアナが太古の書物を解読した文章です。ダイアナは、魔法の力が衰えている現代に、グラントリスケルを復活させることで魔法復興の力にしたい、と考えているようでした。

グラントリスケル復活はかなり危険な行為のはずで、2クール目の物語の鍵になっているように思います。

ダイアナは自分ならグラントリスケルを復活させられるし、制御できると思っているのでしょう。しかしその想いはラスボス(がいるのか知りませんが)に良いように利用されそうです……。

 

 

おわりに

2クール目のPVが公開されています。

テキストにある新任教師「クロワ…」が、ポラリスの泉が見せたシャリオの映像の主観の人物でしょうか? ということは彼女(?)がラスボスかもしれません。「謎の」などとあからさまな表現をしていることから、中ボスの可能性もありそうですね。

『リトルウィッチアカデミア』は全2クールと思われますから、だとすると既に物語の半分が終了したことになります。半分が終わってもアッコは魔女としてほとんど成長していないような気もします。シャリオによるマンツーマンの甲斐はあるのかないのか。

ただ、クラウソラスの七つの言の葉は今回3つ目までが解放されたようなので、その点では着実にXデーに近づいています。残り半分で物語を上手く収められるのかも気になります。

 

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