ディスディスブログ

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5つ目の言の葉は「シビラデューラ・レラディビューラ」? 伝統のダイアナと新しい力のアッコが力を合わせて解放しそうです - アニメ『リトルウィッチアカデミア』18話「キャベンディッシュ」の感想

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毎週月曜日00:00(金曜深夜26:25)より、TOKYO MXにてアニメ『リトルウィッチアカデミア』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『リトルウィッチアカデミア』

tv.littlewitchacademia.jp

 

2017年5月15日の放送は第19話「キャベンディッシュ」でした。この2クール目の6話です。ちなみに私は第1話を録画し忘れてしまい観られていません。

 

 

イントロダクション 

幼いころにシャイニィシャリオの魔法ショーを見て魔女になることを夢見たアッコはシャリオと同じ伝統ある魔女育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学する。
新しい町、新たに始まる学校生活、そして新たに出会う友達。
魔女学校の中でほうきの飛行授業や魔法にまつわる不思議な授業など、魔女学校ならではの授業の中でアッコやロッテ、スーシィたちが大騒動を巻き起こす!
ルーナノヴァを巻き込んだアッコの魔女への第一歩が今から始まる‐

こちらが公式Webサイトに書かれているイントロダクションです。

 

 

19話「キャベンディッシュ」

19話はダイアナ回でした。本作のヒロインであるアッコこと「アツコ・カガリ」がライバル視している、彼女と同じ「ルーナノヴァ魔法学校」で学んでいる「ダイアナ・キャベンディッシュ」のことです。

ダイアナの家は英国の名門魔女家系の家柄で貴族です。ダイアナ自身、頭脳明晰で魔女としても非常に優秀な女の子です。ルーナノヴァ始まって以来の魔女であるとか何とか先生たちから言われるほどの。

 

 

ダイアナがルーナノヴァ退学?

ダイアナは今回大きな決断を下しました。それは「ルーナノヴァ魔法学校を退学すること」です。理由は家督を継ぐため。

ダイアナは最近、頻繁にキャベンディッシュ家と連絡を取り合っているということは、以前から彼女の取り巻きの2人、「ハンナ」と「バーバラ」が言っていました。パート間のCMでも言っていますね。

連絡を取り合っていた内容はその家督を継ぐタイミングだったのでしょう。直ちに学校を辞めてまで家督を継ぐ必要にかられたのです。キャベンディッシュの家を守るために。

ダイアナのことを聞いたアッコはたいそう驚き、ダイアナの退学を阻止すべく動きます。ダイアナと直接話して思いとどまらせようともしましたが、ダイアナの意思は固くダイアナは実家へと戻ってしまいました。

 

 

ダイアナの祖先はナインオールドウィッチ

 今回最も大きな事実と感じられたことは、ダイアナのキャベンディッシュ家は伝説の「ナインオールドウィッチ」の一人、賢者「ベアトリクス」の末裔であるということです。ベアトリクス・キャベンディッシュ。

「今はレイラインとしてわずかに残されているだけ。でも、その力は密かに受け継がれ、9人の魔女『ナインオールドウィッチ』によってアルクトゥルスに封じられた。それこそ世界を改変する魔法『グラントリスケル』」

以前ルーナノヴァの「アーシュラ」先生がアッコに話していた言葉です。世界改変魔法「グラントリスケル」をアルクトゥルスに封じた9人の魔女の1人がベアトリクスで、その正当な子孫がダイアナである、ということです。

アルクトゥルスはおそらくルーナノヴァのことです。アーシュラはグラントリスケルを守るために「シャイニィ・シャリオ」であることを辞めて教師アーシュラとしてルーナノヴァに戻ってきたのであろうと推測されます。

 

 

5つ目の言の葉は「シビラデューラ・レラディビューラ」?

今回、ダイアナが11歳のときに亡くなったとされるダイアナの母親が生前、まだ幼いダイアナと会話をしているシーンがありました。回想シーン。

 

ダイアナの母親の名前は「バーナデッド」といいます。バーナデッド・キャベンディッシュ。CVは「大井麻利衣(おおい・まりえ)」さん。

そこでダイアナの母バーナデッドは「シビラデューラ・レラディビューラ」という言葉を発していました。単語はテキストが出ていた訳ではないので聞き間違えているかもしれません。

「『シビラデューラ・レラディビューラ』、伝統と新しい力が交わるとき、まだ見ぬ世界へ扉が開く」

バーナデッドはこのように幼い娘ダイアナに話していました。

 

また、病床に伏せている母の部屋に掛けられた大きなタペストリーに、真っ白のユニコーンが描かれ(刺繍され)、そこに「シビラデューラ・レラディビューラ」の言葉も書かれている(刺繍されている)ようでした。

この「シビラデューラ・レラディビューラ」の言葉は現在アッコが探している5つ目の言の葉なのでしょう。以前アーシュラ先生が5つ目の言の葉「古い知識や伝統」に関する言葉だと言っていました。

アッコが持つ「シャイニィ・ロッド」、本当の名前は「クラウソラス」は、その杖に秘められている力を発揮するために「七つの言の葉」を解放させる必要があります。

19話現在、四つ目までが解放されています。「ノット・オーフェ・オーデン・フレトール」と「フェドアリー・アフェルゴ」と「アライ・ア・リーラ」と「マエナブディシブード」の4つです。

1つ目は「ノット・オーフェ・オーデン・フレトール」で、「目指せ理想の場所へ」の意味、このとき「シャイニィ・ロッド」は弓の形をしていました。2つ目は「フェドアリー・アフェルゴ」で、「夢見たものが手に入るんじゃない、一歩ずつ積み重ねたことが手に入るのだ」の意味、このときロッドは斧の形をしていました。3つ目「アライ・ア・リーラ」は「開け心よ、笑おう一緒に」の意味で、ロッドは紐?縄?の形をしていました。4つ目は「マエナブディシブード」で、「成し遂げるには忍耐が大事」の意味、このときロッドはハンドミキサーの形をしていました。

 

 

ダイアナの叔母「ダリル」

どうしてダイアナが通っているルーナノヴァを退学してまで実家に戻らなければならなくなったのかというと、ダイアナの叔母が家督を継ごうとしているからです。

「ダリル」というのが叔母の名前です。白蛇使い? ダリルにはメリルとマリルという2人の女性も付いています。ダイアナにおけるハンナとバーバラのような。

ダリル叔母はキャベンディッシュの残り少なくなっている財産を食い潰そうとしているようにダイアナには見えています。ダリルは、ヒッチハイクをしているアッコを道中で拾った「アンドリュー・ハンブリッジ」と彼の父「ハンブリッジ伯爵」へ、キャベンディッシュ家に代々受け継がれてきたユニコーンの「タペストリー」までハンブリッジ伯爵に売り払おうとしていました。

賢明なハンブリッジ伯爵はそれを買い取ろうとはしませんでした(そもそも魔法に関するものに関心がない)が……。

キャベンディッシュ家代々伝わるユニコーンのタペストリーまで売ろうとする行為に、ダイアナは怒り心頭でした。家の伝統を踏みにじる行為は、伝統と格式を重んじるダイアナにとって我慢がならないことです。

ダリルは姉(ダイアナの母)が伝統などというものにしがみつくからキャベンディッシュの家が没落しそうなのではないか的なことを言っています。自分のおかげで家が持ちこたえているのだと。

 

 

おわりに

ダリルの言ったキャベンディッシュ家が伝統に固執するあまりの家が衰えていること自体は間違えてはいないのでしょう。

「シビラデューラ・レラディビューラ」の伝統と新しい力、言い換えると伝統と革新こそが重要なのだということで、ダイアナは伝統を重んじることに少々重心を置きすぎているきらいがありますから、新しもの好きなアッコと2人で力を合わせて「シビラデューラ・レラディビューラ」を解放することになりそうです。

バーナデッドもダイアナに「あなたなら新しいキャベンディッシュの扉を開くことができるわ」と言っていたので、伝統を大切にしつつも変えるところは変えていくこと、それをバーナデッドも望んでいると思いますし。

次回20話は、ダイアナが家督を継ぐ儀式を執り行おうとし、ダリルと取り巻きが全力でそれを阻止しようとする。そんなダリルたちをアッコとダイアナが2人で力を合わせて退ける、という展開が待っていそうです。あくまで予想。

2人が扉を開くことでベアトリクスも登場しそうですね。

無事ダイアナが家督を継いだら継いだで学校はどうするのかという問題がありますから、どのように収束させるのか今から楽しみです。

 

書き忘れていましたが、ダイアナは実家の自室に「シャイニィ・シャリオ」のシャリオカードを大切に保管していました。ダイアナもアッコと同様に「シャイニィ・シャリオ」のことが大好きであることは以前から描写されていました。

純粋にシャリオが大好き、純粋に魔法が大好きという純粋度ではアッコとダイアナは同じくらいなんでしょうね。伝統か革新かの違いでしかない。それは「シャリオ・デュノール(アーシュラ先生の本名)」と「クロワ・メリディエス」の関係と似ています。

 

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