ディスディスブログ

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アッコが嘆きのバハロワを浄化して、ダイアナの嫉妬心を生み出しました。今度こそ1クール最終回です - アニメ『リトルウィッチアカデミア』13話「サムハインの魔法」の感想

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毎週月曜日00:00(金曜深夜26:25)より、TOKYO MXにてアニメ『リトルウィッチアカデミア』が放送されています。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので注意してください。バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『リトルウィッチアカデミア』

tv.littlewitchacademia.jp

 

2017年4月3日の放送は第13話「サムハインの魔法」でした。私は前回が1クール目の最終回と思っていましたが、今回13話が1クール目の最終回のようです。

ちなみに私は1話を録画し忘れてしまい観られていません。

 

 

イントロダクション 

幼いころにシャイニィシャリオの魔法ショーを見て魔女になることを夢見たアッコはシャリオと同じ伝統ある魔女育成名門校「ルーナノヴァ魔法学校」に入学する。
新しい町、新たに始まる学校生活、そして新たに出会う友達。
魔女学校の中でほうきの飛行授業や魔法にまつわる不思議な授業など、魔女学校ならではの授業の中でアッコやロッテ、スーシィたちが大騒動を巻き起こす!
ルーナノヴァを巻き込んだアッコの魔女への第一歩が今から始まる‐

こちらが公式Webサイトに書かれているイントロダクションです。

 

 

13話「サムハインの魔法」

13話は前回に引き続き、本作ヒロインの「アッコ」こと「アツコ・カガリ」と、彼女が学んでいる「ルーナノヴァ魔法学校」で毎年開催されている「ルーナノヴァ魔法祭」の話です。前回はその前までの準備、今回は本番です。

ルーナノヴァ魔法祭で最も優秀な生徒に贈られる称号「月光の魔女(げっこう・の・まじょ)」になりたいがために、前回のアッコは少し目的を見誤っていました。

憧れの魔女「シャイニィ・シャリオ」がかつて「月光の魔女」になったことから、シャリオに近づきたくて、自分もという想いが強かったのですね。想いは強くても実力が全く伴っていないことに焦りを覚え、祭りの係が「嘆きのバハロワ」に食べるられる「生け贄係」になったことで不貞腐れてしまいます。

しかし、ライバルで天才の「ダイアナ・キャベンディッシュ」が陰で努力を怠っていないことを知り、「アーシュラ先生」のアドバイスを聞き、「ポラリスの泉」で見た学生時代のシャリオもまたたくさんの失敗をして努力を重ねた末に「月光の魔女」となったことを知り、アッコは改心するのでした。

シャリオは「月光の魔女」になるために努力をしていたのか、自分は「月光の魔女」になるために魔法を学んでいるのか。自分にしか出来ないことは何かをアッコは考え、何かを見つけたところで12話が終わっています。

 

 

嘆きのバハロワを喜ばせる

アッコが見つけた「自分にしかできないこと」それは「嘆きのバハロワを笑わせること」です。Twitterの画像が「嘆きのバハロワ」です。

「嘆きのバハロワ」というのはツボに入っているゴーストの名前で、毎年の祭で「バハロワ」に生け贄を捧げ、生け贄はバハロワに食べられますが、すぐに吐き出されて生け贄の命に別状はないとのこと。こんなゴーストに食べられるのですから、死にはしないだけで支障が出そうですね。特にメンタル。

アッコは生け贄になることはせず、せっかくの楽しい祭りなのですから、バハロワには嘆くのではなく笑ってもらおうと、唯一できる変身魔法を使ってバハロワを笑わせようとします。

 

 

ロッテとスーシィに反対されるも……

生け贄係になっているのはアッコと、彼女のルームメイトの「ロッテ・ヤンソン」と「スーシィ・マンババラン」の3人です。

アッコはロッテとスーシィに提案をしていました。シャリオのように皆を笑顔にするのが魔法だと。泣いてばかりのバハロワを笑わせようと。

しかし、2人は歴史のある儀式なのだから今でのまま普通で良いと、アッコの提案に乗り気ではありません。乗り気ではないどころか反対していました。

でも前回で一つ成長した彼女は仲間に反対されても諦めず、変身魔法の練習を一人で続けて、何とか2人にわかってもらおうと自分ができる努力をします。

一人になっても努力を続けるアッコ。そんな姿を見ていたロッテとスーシィは次第に考えを変えるようになりました。1人では何もできなくても3人なら何とかなるかもと、アッコの考えた「トリック・オア・トリート・プラン」を手伝ってくれるようです。

 

 

バハロワにかけられた呪いの正体とは?

一方で、「アーシュラ先生」はアッコのために「嘆きのバハロワ」について、古い書物を調べていました。ブーク王国の第一王女「バハロワ姫」、と言っていたでしょうか。

バハロワ姫が死後、亡霊となったのはある呪いが関わっていると。多くの友を亡くした王女バハロワは友の思い出を失わないために「悲しみの実」を飲んでいました。悲しみの実は、それを食べた者の身に根を下ろし、その悲しみを永遠のものとするそうです。

友だちを失った悲しみを永遠に失わないために、バハロワ姫は自らに呪いをかけた、ということです。

 

 

悲しみのバハロワを笑わせる!

祭り当日を迎えても、アッコは変身魔法を完璧には物にすることができませんでした。

ルーナノヴァの生徒たちはそれぞれが魔法を披露していて、ダイアナたちはユニコーンを召喚してみせ、会場から大きな拍手を受けていました。「月光の魔女」に最も近い存在です。ユニコーンはかつてシャリオが変身していた描写があった気がしますから、ダイアナもアッコと同じくシャリオに憧れているのでしょう。

そして、いよいよ「嘆きのバハロワ」の生け贄の儀式がやって来ました。アッコは変身魔法を使って、ロッテとスーシィはアッコをアシストしていましたが、バハロワは一向に笑ってくれません。会場はウケていましたが……。

そんなとき、アーシュラ先生の使い魔の白カラスから「悲しみの実の根を引っこ抜けば良い」と教えてもらったアッコとロッテとスーシィは、バハロワに食べられ、その体内で大きくなっていた「悲しみの実の根」を引っこ抜くことに成功します。

アッコが「クラウソラス」こと「シャイニィ・ロッド」の力を解放して、ロッテとスーシィがその助けをしていました。3つ目の言の葉「アライアリーア」を唱えて。

根が取れたバハロワは、アッコたちを吐き出した後、浄化されていきました。浄化されたバハロワは上記画像のようなお化けではなく、とても優しそうで可愛らしい笑顔を見せた少女の姿に戻っています。

 

 

おわりに

アッコたちの見せた嘆きのバハロワの浄化は、来場していた世界各地で活躍している卒業生の魔女たちをもたいそう驚かせ、喜ばせていました。ダイアナもアッコたちがしたことに驚いていた様子です。

1600年の歴史のあるルーナノヴァの伝統を破り、これからは「嘆きのバハロワ」に生贄を捧げる必要がなくなったのですから、それも当然のことでしょう。

ところが、アッコたちの行動はルール違反をしたとかで、「月光の魔女」の審査対象からは除外されてしまいました。「月光の魔女」の称号はダイアナのものに。

ダイアナはアッコに嫉妬しています。これまでも学校一の落ちこぼれであるアッコに対し度々気にする様子を見せていたダイアナですが、1クールのラストにして初めてといって良い感情を露わにしたことになります。

2クール目からは新たな存在が現れることは1クール目のラストで描写されていました。その存在、新任教師(?)がダイアナを闇落ちさせるのでしょうね。ダイアナを闇落ちさせて魔女の奥義の究極魔法「グラントリスケル」を封印から解かせるのではないかと私は予想しています。

 

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