NHKの2024年度の新番組に『午後LIVEニュースーン』が始まります。
平日午後3時10分から18時00分までの新設された枠の帯番組のようです。
うまく行く気配が感じられないのは私だけなのか、今から勝手に心配しています。
目次
2024年度前半期番組編成
先日、2024年度NHKの番組編成が発表されています。
2024年度（令和6年度）前半期放送番組時刻表
https://www.nhk.or.jp/info/pr/hensei/assets/pdf/2024_jikokuhyo-kokunai.pdf
2024年度（令和6年度）前半期新設番組の概要
https://www.nhk.or.jp/info/pr/toptalk/assets/pdf/soukyoku/2024/02/003.pdf
リンク先はPDFページですのでご注意ください。
午後LIVEニュースーン
今回記事に取り上げるのは『午後LIVEニュースーン』なる番組です。
”日本のいま”をビビッドにお届けする、新しい情報ワイド番組。NHKの取材力とネットワークを生かし、全国各地からの中継なども交えながら、最新のニュースや、暮らしに役立つ情報を分りやすくお伝えします。
番組説明は上記引用部のとおりです。
放送時間
放送時間です。
月曜日から金曜日の15時10分から18時00分まで。
放送局は『NHK総合』。
出演者
出演者です。
キャスターは「池田伸子」さんと「伊藤海彦」さん。
サブキャスター・中継リポーターは「安藤結衣」さん、「志賀隼哉」さん、「宮﨑慶太」さん。
他ゲストの方々という感じでしょうか。
感想
まだ番組は始まっていません。
しかし失敗する危険が高そうに感じています。
ごごナマ
同じような、NHK総合で午後に放送されていた情報番組として『ごごナマ』がありました。
2017年4月から2021年3月まで放送されていたので、比較的最近の話です。
『ごごナマ』が成功していたかというと微妙だったのではないかと思います。
放送時間が開始当初は13時から16時までの180分ほどでしたが、途中から13時から15時前までの120分ほどに短縮されていたかと。
フェイドアウトしていて終わっていった番組の印象がとても強いです。
新番組の『午後LIVEニュースーン』も『ごごナマ』と同じ道をたどるのではと個人的には思っています。
中断が多くなる
問題点の一つに「中断」が多くなることがわかりきっていることが挙げられます。
例えば国会中継や大相撲が始まれば中断しますよね。
大相撲なんて2ヶ月に1場所ありますし、始まれば2週間丸々休みですから、大相撲だけを考えても結構な日数が中断されるでしょう。
他にも春夏の甲子園がありますし、夏季・冬季オリンピックもそうでしょう。
中断期間がこれだけあると予めわかっているのに、あえてあの時間に番組枠を新設する価値があるのでしょうか。
情報番組過多
情報番組ってそんなに必要なのでしょうか。
午前に『あさイチ』と（首都圏では）『ひるまえほっと』という情報番組があります。
その上午後まで、というはどうも過多に思えるのです。
録画もできれば見逃し配信もある中で。
視聴率がほしいのか？
平日午後の帯に枠を新設することを再びトライした理由は何でしょう？
その時間帯の視聴率を民放から奪いたい想いがあるのかもしれませんね。
しかし、そもそも公共放送が視聴率を気にする必要ってあるのですか？
少なくとも民放よりは、必要性はずっと低いはずですよね。
列島ニュース拡大
本当に視聴者の多くが、その時間帯のNHKに情報番組を求めているかと先ほど触れました。
2023年度のこの時間帯は「『列島ニュース』や番組の再放送枠」です。
個人的にはそのままでいいと思うのですよね。
『歴史探偵』など見逃した番組の再放送、『ワイルドライフ』や『世界ふれあい街歩き』といったBSで放送されている番組の地上波放送、過去の朝ドラの再放送を楽しみにしている人も一定以上いらっしゃるように思います。
というか私がそれを求めているだけですけど。
こういう番組なら、大相撲や国会中継で放送が潰されても、（私が）まだ納得がいきます。
『列島ニュース』の枠拡大
24年度から『列島ニュース』の枠が拡大されます。
23年度までは50分間でしたが、24年度からは13時05分から14時55分までの95分ほどに。
この決定はとてもよいことだと思います。
『列島ニュース』がしているような、地域報道を集めて届けることこそNHKだからこそできることであり、私がNHKに求めていることです。
私が最も求めていないことは「民放に寄せること」です。
いえ、ご意見は色々あるでしょうけど。
ごごナマの反省
『午後LIVEニュースーン』は『ごごナマ』の反省が活かされた人事に感じています。
NHKのアナウンサーをメインにしているからです。
『ごごナマ』はメインMCにキャリアのある芸能人を起用していました。
しかし、これまで書いてきたように中断が多い時間帯なので、スケジュール調整が大変だっただろうと想像されます。
また、NHKのアナウンサーメインにすることで、私が嫌っている『安易な民放化』もそこまで酷いものにはならない気もしています。
なのでどういう番組になるのか期待もしています。
おそらくですけど、『ニュース シブ5時』と『ニュースLIVE! ゆう5時』と同じ形式（アナウンサーMCの情報番組）を取ることで、『午後LIVEニュースーン』もある程度計算が立つと上層部が見込んだのだと思います。
NHK+（NHKプラス）でぜひ！
『NHKプラス』に加入していると、「見逃し配信」で、NHKとEテレの番組が放送終了してから7日間限定で繰り返し視聴することが可能です。
見逃したり、もう一度見たいときにとても便利！
おわりに
ということで、2024年度平日午後の帯番組『午後LIVEニュースーン』が始まるので、あれこれ考えた記事でした。
