ディスディスブログ

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河井ゆずるさん上手い!『プレバト!!』2023年11月23日放送の俳句「コロコロ」回を観た感想です

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『MBS(毎日放送)』で放送されている『プレバト!!』では、2023年11月23日の放送に俳句コーナーがありました。

お題は「コロコロ」。

視聴した感想を書いています。

 

目次

 

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MBS『プレバト!!』

テレビ番組『プレバト!!』についてです。

 

www.mbs.jp

 

人気芸能人にはそもそも才能があるのか?あらゆるジャンルで抜き打ちテストを実施、その結果をランキング形式で発表する。

 

公式webサイトのディスクリプションには上記引用部のように書かれています。

あらゆるジャンルとは、今回紹介する俳句だったり、水彩画だったり、消しゴムはんこだったり、絵手紙、生花、スプレーアート、色鉛筆などです。

中でも俳句がメインコンテンツと思われます。

 

放送時間

放送時間について。

放送は毎週木曜日の19時00分から20時00分までです。

 

出演者

出演者です。

メインの司会は「浜田雅功」さんです。

ダウンタウンの浜ちゃんですね。

 

アシスタントが毎日放送の「清水麻椰」アナウンサー。

ナレーションが「銀河万丈」さん。

 

俳句の査定員は「夏井いつき」さん。

他、査定される芸能人・有名人の皆さんです。

 

俳句

『プレバト!!』の俳句カテゴリが2023年11月9日の放送でも扱われました。

 

 

今回のお題は「コロコロ」です。

コロコロは季語ではないでしょう

別途季語を用意して17音を作る必要があります。

 

この回は「辰巳琢郎」さんと「YOU」さん、「竹財輝之助」さん、アインシュタイン「河井ゆずる」さん、「山之内すず」さんが出演していました。

 

レギュラー陣では名人5段「皆藤愛子」さんと特別永世名人「梅沢富美男」さんが出演していました。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

順位戦

まずは今回行われた俳句カテゴリの順位戦の結果です。

5位が山之内さん(才能なし、35点)、4位が辰巳さん(才能なし、40点)、3位が竹財さん(凡人、65点)、2位がYOUさん(才能あり、70点)、1位が河井さん(才能あり、71点)でした。

 

名人10段を目指す試験

皆藤愛子さんの「名人10段を目指す試験」です。

試験を迎えて皆藤さんは「名人5段」でした。

 

句は、着膨れた背中のあちことに猫の毛がついていることを詠まれていました。

 

季語は「着ぶくれ」。

読みは「きぶくれ」。

 

結果は「1ランク昇格」。

先生からの一言はなかったですが、画面には「背中に焦点を絞ったっことが◎」とありました。。

 

特別永世名人「締めのお手本」

最後は特別永世名人である梅沢富美男さんによる「締めのお手本」です。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

句は、コロコロのミシン目ずれている四温 コロコロのミシン目がズレていることに気づいたことを(三寒)四温に結びつけて詠まれていました。

 

季語は「四温」。

読みは「しおん」。

三寒四温の傍題。

 

先生の査定は「お見事!」。

一言は「今日は格の違いを見せつけましたね」。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

感想

感想です。

 

順位戦

平場の順位戦の感想です。

順位戦で個人的に気になった句は1位の河井さんです。

 

すごくよい句でした。

字余りの句で、梅沢さんからそこを指摘されていましたが、夏井さんは作者がそれを考えた上で、愛犬が既にタヒんでいることを引き出すための敢えての字余りだと判断して評価したようです。

中七は「かの愛犬の」としていたので、「亡き犬の」とすれば定型には収まるかなと観ていて思いました。

でもそれだと定型に収まっているだけで、原句の方が犬への情愛がより強く出ていますね。

河井さんは力も発想も推敲の読解・判断力もある方と感じられ、今回で特待生になってもよかったように思いますけど、今回はおあずけでした。

 

レギュラー陣

特待生以上の方々の感想です。

 

皆藤愛子

皆藤さん。

 

着膨れている人の背中に犬の毛がついているという句でしたね。

着膨れている必然性みたいなものはやや希薄かなと思いますけど、その人の家での生活を垣間見える情景を描いている点で、昇格する句であることに異論はありません。

皆藤さんらしい優しい視点で、個人的に好きな句でした。

 

梅沢富美男

梅沢さん。

 

ミシン目が斜めになっていることが、冬にある寒い日と温かい日とが繰り返させる陽気、その気分に見合っているという夏井さんの判断でした。

前回の句も個人的に大好きでしたけど、今回もとてもよかったです。

実際には斜めであるのはミシン目ではなく「コロコロの切れ端が」なのでしょうけど、そこは問題ないでしょう。

17音で表すには限界があるからです。

 

句はミシン目に気づいたことを言っているだけです。

でも、でもと言うかだからこそ、読者の想像をふくらませる句で、素晴らしいなと感じました。

こういう句を作れるようになりたいと思え、まさにお手本のようでした。

 

句集 一人十色 (ヨシモトブックス)

 

おわりに

ということで、MBS『プレバト!!』の2023年11月23日放送の俳句コーナーのお題「コロコロ」回を視聴しての感想を書いた記事でした。

 

私の俳句の読解や解釈が正しいとは限りません。

むしろ間違えていることの方が多いでしょう。

おかしなことを書いていたら申し訳ありません。

 

 

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