「ネット句会」にこの1年ほど参加させていただいています。
俳句ですね。
月3つほどの句会に参加しています。
参加している句会はいずれも『夏雲システム』を利用したものです。
その夏雲システムの制作者さんへ感謝を伝える句会「夏雲句会2023」が開催されました。
2023年7月29日その結果が出ましたので、ご報告や感想を書きました。
目次
俳句好き
俳句が好きです。
テレビ番組の『プレバト!!』はほぼ欠かさず観ています。
一時期離れていましたが、2023年度からは『NHK俳句』も再び観るようになりました。
ここ2年ほどは視聴だけでなく作句もしています。
夏雲システム
『夏雲システム』について。
https://twitter.com/natsugumo_sys
オンライン句会のための「夏雲システム」です。あなたの句会専用のアドレスを開設し,そこでクローズドな句会を快適に行えます。1200を超える句会が開設されています。
夏雲システムのTwitterアカウント (@natsugumo_sys) のプロフィール欄には上記引用部のように書かれています。
こういうwebサービスです。
開発者は「のらんぶる」さん。
俳号は「野良古」さんや「須賀風車」さんとのこと。
記事作成現在、私は「ほしくず研究会」さんと「足湯句会」さん、「雪割草句会」さんの3つに参加することが多いです。
それと俳句同人『傍点』さんの句会にもたびたび参加しています。
4つの句会のうち3つが今回ご紹介している『夏雲システム』を利用しています。
普段からたいへんお世話になっているサービスなのです。
夏雲句会2023
『夏雲句会2023』について。
2023年の夏雲句会を開催します。今や多くの人にとって欠かせない存在となった夏雲システムと、それを一人で開発し日々の保守をしてくださっている野良古さんへの感謝の句会です。(野良古さんの許可を得ています)以下の要項をよく読み、奮ってご参加ください! #夏雲句会2023 #拡散希望 pic.twitter.com/KFmNZbMDvk
— 夏雲句会 (@natsugumokukai) 2023年7月7日
「『夏雲システム』と開発者の野良古さんの功績を讃える句会」とのことです。
句会ルール
句会ルールです。
投句数は「1」句。
兼題は「夏の雲」とその傍題か「雲の峰」とその傍題。
- 投句締切:2023年7月23日土曜日17時00分。
- 選句締切:2023年7月29日土曜日17時00分。
- 夏雲賞:野良古さん選定1句
- 峰雲賞:句会での最多得点句(複数の場合あり)
- 雷雲賞:実行委員会による合議選定1句
上記の3賞と、句会での得点数上位3位の句は「公表」されるとのこと。
その点を承知の上で投句しましょう。
一般参加者の選句数は「3」のようです。
参加した
参加しました。
参加したときの様子は以前記事にしています。
俳号は「D」
私の俳号は「D」です。
『傍点』さんの句会に参加して以来同じ俳号を使用しています。
『傍点』さんの句会システムはTwitterアカウントと連携して行っていることから、Twitterアカウント名の「頭文字」を使いました。
要するに当ブログの管理人名「dysdis(ディスディス)」の「D」です。
結果
結果が2023年7月29日17時00分に出ました。
【夏雲賞】
— 夏雲句会 (@natsugumokukai) 2023年7月29日
吾子として生きた九日雲の峰
はぐれ杤餅#夏雲句会2023
【峰雲賞 一席】
— 夏雲句会 (@natsugumokukai) 2023年7月29日
水筒の高さそれぞれ夏の雲
みどちゃん
【峰雲賞 二席】
夏雲や行き先決めるコイントス
カンガガワ孝川
【峰雲賞 三席】
千枚田一枚ごとの夏の雲
祐#夏雲句会2023
【雷雲賞】
— 夏雲句会 (@natsugumokukai) 2023年7月29日
水筒の高さそれぞれ夏の雲
みどちゃん#夏雲句会2023
とのことです。
おめでとうございます!!
私は「1点」でした。
おおう。
感想
感想です。
322句も投句されていました。
322句の中から特選3句に選んでくださった方、予選をくださった方、句を読んでくださった方、本当にありがとうございます。
今までご一緒したことのない方の方が圧倒的に多く、タイプの異なる句をたくさん見られて楽しかったです。
普段ならまず見ないタイプの句も多くあって新鮮でした。
句そのものもそうですけど、選句や選評を読んでも、本当、価値観は人それぞれ、読んでいてとても楽しいです。
1点は、自分の力が足りていないと自覚しているので予想の範囲内でした。
いえ、322句もあるのですから0点も普通にあり得ると覚悟していましたから、1点入っていたことは驚きですらあります、ありがたいです。
ちなみに自句はアイスのホームランバーが当たって二塁打だったよという句でした。
夏の雲との取り合わせですね。
作中主体は甲子園予選など野球の試合をしていたのです。
でもチャンスに打てずに負けて、その帰りに打ちひしがれながら食べたホームランバー”では”当たった(打てた)、ああ何だよ〜と思っているその背後には夏の雲が広がっていた、という句にしたつもりでした。
ただ、選評を読ませていただいた限り、全く伝わっていなかったですね。
ただホームランバーが二塁打だった句として受け取られていました。
自分なりに「実際の野球の後だよ」という工夫をしたつもりでしたが、つもりだけだったみたいです。
力不足を痛感します。
【雷雲賞】
— 夏雲句会 (@natsugumokukai) 2023年7月29日
水筒の高さそれぞれ夏の雲
みどちゃん#夏雲句会2023
得票1位だった句。
こちらは私は完全に見落としていて、皆さんの句評を読んで良さがわかった感じです。
挨拶句のような、私たち参加者を応援しているような、そういう句にも読めると。
もちろん読みも評価もそれぞれあってよいのですが、気づけない自分は色々と甘いなと痛感しました。
いつかこういう句を作れるようになりたいです。
来年も開催されるなら参加したいです。
野良古さん、今までありがとうございます、これからもお世話になります。
実行委員会の方々、参加者の皆さんもありがとうございました。
楽しかったです。
おわりに
ということで、夏雲システム『夏雲句会2023』の結果と感想を書いた記事でした。