TBSのテレビドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』が、2021年秋に放送されています。
私は今更ですけど第7話から観始めています。
2021年12月21日には第10話、最終話が放送されました。
以前最終回を観た感想を当ブログに書きました。
記事をアップしてから、同ドラマの1〜7話のダイジェストがTBSの公式You Tubeチャンネルから配信されていることを知りました。
観てみるとまた少しドラマへの印象が変わりました。
ネタバレが大丈夫な方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』
ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』についてです。
https://www.instagram.com/hannoshi_tbs/
公式webサイトとTwitterとInstagramの公式アカウントがありました。
あらすじ
本作のあらすじです。
おひとり様最高！の27歳イマドキ女子 #清野菜名 に突然降って湧いた電撃プロポーズ💕 その相手は性格に難アリの30歳堅物イケメン #坂口健太郎 ！ 偽りの夫婦が送る #ふいキュン 必至の偽装結婚ラブコメディ✨ #ハンオシ
『婚姻届に判を捺しただけですが』の公式Twitterアカウント (@hannoshi_tbs) のプロフィール欄には上記引用部のように書かれています。
略称は「ハンオシ」というようです。
仕事人間の大加戸明葉は借金を完済するまでの間、兄嫁・百瀬美晴への恋心のカモフラージュの為に既婚者の肩書きを欲する柊と偽装結婚をすることになった。風変わりな夫婦関係を描くラブコメディー。
同作のWikipediaには上記引用部のように書かれています。
漫画が原作なのですね。
作者は「有生青春」さん。
出版社は『祥伝社』、掲載誌は『FEEL YOUNG』。
記事作成現在、既刊8巻とのことです。
まだ完結していない作品ですか。
婚姻届に判を捺しただけですが（８）【電子限定特典付】 (FEEL COMICS)
登場人物
登場人物です。
と言っても私は7話から観始めているためわかっていないことが多いです。
まずはヒロイン「清野菜名」さん演じる「大加戸明葉（おおかど・あきは）」。
27歳。
デザイン事務所でしょうか『森田デザイン』なる会社で働くデザイナーさんとのこと。
主人公は「坂口健太郎」さん演じる「百瀬柊（ももせ・しゅう）」。
30歳。
広告代理店「秀伝堂」の社員さんとのこと。
この2人が中心に物語が展開されています。
他にもたくさんの登場人物がいました。
中でも「高杉真宙」さん演じる動物病院の看護師「牧原唯斗（まきはら・ゆいと）」は、7,8話では重要なポジションにいるようでした。
2人が偽装結婚だと知った上で明葉のことを想っているみたいです。
端的に言えば百瀬のライバルですか。
明葉のライバルはいるのでしょうか。
「倉科カナ」さん演じる百瀬の兄のお嫁さん「百瀬美晴（ももせ・みはる）」と見た目がそっくりの女性が、7話で柊に近づいていました。
6話まで観ていないのでわかりませんけど、彼女は7話だけに登場した人物のように感じられます。
「深川麻衣」さん演じる、百瀬の務める会社で受付をしている「麻宮祥子（まみや・しょうこ）」も一応はライバルになるのかもしれません。
第10話（最終回）の感想
ドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』の、2021年12月21日に放送された第10話を視聴した感想です。
#ハンオシ いかがでしたか😍最上級のキュンが誕生しましたね🧚♀️涙のマフラーキスにキュン💓そして来週はいよいよ最終話‼️偽装結婚から始まった明葉と百瀬の物語もついにフィナーレへ💍✨みんなが笑顔になるラストへ向けて #ハンオシ チームまだまだ走り続けてますよ😊❤️#清野菜名 #坂口健太郎 pic.twitter.com/vp3AShMYzn
— 【公式】火曜ドラマ「婚姻届に判を捺しただけですが」 (@hannoshi_tbs) 2021年12月14日
第10話のあらすじについての、公式Twitterアカウントの告知ツイートです。
以前当ブログに感想記事を書いています。
上にリンクを貼った記事がそれです。
1〜7話ダイジェスト動画
最終話を見終わってから数日が経ったある日、たまたまある動画を見つけました。
『婚姻届に判を捺しただけですが』1〜7話ダイジェスト これを見ればキュンキュンできちゃうよSP!!【過去回はパラビで配信中】 - YouTube
それがリンクのYou Tube動画です。
「『婚姻届に判を捺しただけですが』1〜7話ダイジェスト これを見ればキュンキュンできちゃうよSP!!【過去回はパラビで配信中】」というタイトル。
TBSの公式チャンネル「TBS公式 YouTuboo」からアップロードされたものみたいです。
なので違法なものではないはず。
サムネイルがあれだったので貼るリンクの種類があれですけど。
早速拝見しました。
私は7話から観始めているため、1〜7話というと私がほぼ観ていない話が収録されており、まるで私のためにあるかのような動画でした。
また「まだまだ間に合うよ 第1話＆第2話 SPダイジェスト『婚姻届に判を捺しただけですが』【過去回はパラビで配信中】」という動画もありました。
1話と2話のダイジェストです。
こちらも拝見しています。
こちらのサムネイルは大丈夫そう。
ダイジェスト動画を見てわかったこと
1〜7話までのダイジェスト動画を視聴しました。
1話から6話までを観ていない私には疑問点がありました。
その疑問点のうちいくつかはこの動画を観たことで解消されました。
百瀬はどうして偽装結婚をしたのか
疑問の1つは「百瀬はどうして偽装結婚をしようとしたのか」でした。
7話以降を観て何となく察しはつきましたけど、はっきりと知りたかったのです。
ダイジェストの1話を観てその理由がわかりました、たぶん。
やはり美晴が好きなことが偽装結婚の理由なのですね。
百瀬の兄「旭」と結婚をしている美晴は、百瀬とは中学の同級生、百瀬はその頃から美晴への片想いを続けているのでしたっけ。
兄の嫁を想い続ける「不毛な恋」。
その隠れ蓑として偽装結婚をすることにしたようです。
偽装結婚ができれば相手の女性は誰でもよかったと。
相手を探しているときに都合よく現れた女性が明葉だったと。
理由はそういうことだったようです。
あくまでダイジェストなり7話以降を観てわかる範囲の話なので、細かいところでは認識を間違えているかもしれません。
理由はわかりました。
わかりましたけど、だからと言って偽りでも結婚をしてしまう感覚は、私には意味がわかりませんでした。
そうまでして隠れ蓑を作る必要はないと思うのですが。
シンプルに「相手がいないから結婚をしない・できない」でよいのではないかと。
未婚でも美晴を見守ることはできるはずです。
未婚では物語が成立しませんけれども。
明葉はどうして偽装結婚をしたのか
もう一つ大きな疑問がありました。
それは「明葉はどうして偽装結婚をしようとしたのか」です。
逃げ恥の「みくり」のように失職した訳でもないのにどうしてだろうと、7話以降しか観ていない私はこの点も大きな疑問でした。
が、こちらは借金が理由だとわかりました。
「木野花」さん演じる明葉の祖母「初恵」さんが営む小料理屋を守るために、700万円の借金を抱え込んだようです。
明葉の貯金は200万円、それでも500万円足りない。
その穴埋めの手段を百瀬から提案されました。
つまり自分と偽装結婚をすればあなたの借金を肩代わりしてあげます。
そういう百瀬の申し出ですね。
明葉は百瀬に500万円の借金を支払い終えたら偽装結婚の契約が切れる、それまでの間百瀬と愛のない共同生活を送らねばならないと。
なるほど、そこでお互いの利害が一致したのですか。
私が観た7話以降では明葉の借金問題が解消されているのですよね。
なので動画を観るまでわからなかったです。
美晴の思惑
疑問の一つには「美晴の想い」や「美晴の思惑」もありました。
美晴に幻滅したとか何とかという百瀬のセリフが10話にあった気がしたからです。
7話以降を観ていても幻滅した理由は語られていなかったと思いますし、百瀬と美晴の関係も、お兄さんの旭と美晴の関係も良好に見えたので何があったのだろうと。
この疑問もダイジェストを観て何となくわかりました。
美晴は夫の旭をそこまで愛している訳ではなく、ある程度の打算といいますか計算があって夫との結婚を選んだことが判明した。
「彼となら私が一番欲しい理想の家族を手に入れられる、ほころび一つなく」
「あったものを失くすのと元々ないものとは全然違うから」
と言っていました。
百瀬はその発言に幻滅をしたみたいです。
百瀬は、美晴と旭がプラトニックな想いで結婚をしたはずだ、愛のある結婚生活を送れているはずだと思い込んでいたのでしょう。
百瀬は美晴への片想いを貫くうちに、美晴に対して自らの理想の女性像を作り上げ、それに彼女を当てはめていた。
しかし実際はそうではなかった。
理想と現実のギャップを知り、百瀬は落ち込んだようです。
美晴は美晴なりの考えや計算があって生きてきて、結婚生活を送っている。
結婚に関しては人生がかかっているため、多くの人がある程度の計算をすると思いますが。
百瀬がピュアすぎたのでしょう。
それでもまぁ、義理の姉から兄への愛がないなんてことを告白されたら、誰しも少なからずショックを受けると思いますけどね。
そんなことを思いはしていても、そうそう他人には話さないものだと思いますし、特に家族や親戚には。
美晴、怖いです。
愛がないと思われた美晴の旭への想いも、共に暮らすことで情愛が芽生え、育まれていたようです。
10話ラストでは美晴が妊娠していたようですし。
美晴の百瀬への想い
美晴に関してはまだ疑問があります。
彼女に百瀬への想いがあったかどうかです。
特に結婚するまで美晴が百瀬をどう思っていたのか。
中学生のとき、高校生のとき、大学生・短大生のとき、社会人になってからどう思っていたのか、お互いの仲はどれほどのものだったのか。
友だち関係だったのか、その関係がずっと継続されていたのか。
美晴が百瀬を恋愛対象として見たことは一度もなかったのか、あったけど百瀬からのアプローチがなかったから動かなかったのか。
百瀬にしても、美晴が旭と結婚したことで美晴への想いが再燃した、なんてこともあるかもしれない。
それらはダイジェストを観てもわからないままでした。
本放送を通して観てもわからない部分かもしれません。
棒読み
ダイジェストを観て気になることがありました。
それはセリフの「棒読み」です。
とりわけ気になったのは清野菜名さんですね。
7話以降を観てきた中でも若干気にはなっていたのですが、ダイジェストで観た彼女の読みが結構な棒具合に感じられます。
ヒロインがあそこまで棒なのはちょっとと。
本放送を観ていたときはそこまで感じなかったですけどね。
動画はダイジェストなだけに、セリフを抽出するようにシーンが構成されているため、視聴者側も本放送より強くセリフを意識させられたのかもしれません。
棒でいうと明葉の母を演じた「杉本彩」さんも大概でした。
でも彼女は物語上重要ではない、客演的な立ち位置みたいですから、まだいいかなと。
清野菜名さんの妊娠
明葉役の清野菜名さんの妊娠の影響と、その変化がわかるダイジェストでもありました。
例えば動きです。
序盤の清野さんは動きが多く、様々な姿勢・体勢をとっていますし、外で歩くシーンもままあるのですよね。
終盤は清野さんが椅子に座っているシーンや、立った状態での会話が多く、歩いたり走ったりしている場面はほとんどありませんでした。
洋服も、序盤は終盤に比べると体にフィットしたものが使われていました。
終盤は序盤に比べると身幅の大きなふんわりとしたシルエットのもの、季節の変化もあってか生地が厚めのものに変わっています。
食事も、8話までは食事をするシーンがありました。
最終盤は食事シーンがめっきり減っていて、唯斗とのカフェでも飲み物を飲んでいることが多くなっていました。
撮影に少なくない影響があったことは想像に難くないですね。
演出や脚本の変更もあったことでしょう。
実質未婚者の恋愛ものドラマのヒロインが妊娠をしている。
この揺るぎない事実は視聴者のドラマの見方を難しくしたと思います。
どうしても画面に映る彼女の先にリアル旦那様の絵が浮かんでしまいますから。
色々と埋まった
ダイジェスト動画のおかげで、私の中で謎になっている部分がだいぶ埋まりました。
私の中で鮮度の高いうちに足りない情報を補完できたことは、有意義だったと感じています。
地上波のテレビの再放送はいつ放送されるのかわかりませんし。
そもそも再放送があるかどうかもわかりませんし。
逃げ恥とは異なり特別視聴率が高かったわけでも、世間で大きな話題になったわけでもないドラマみたいですから、再放送されない可能性は少なからずあるでしょう。
まだわからない
今回ダイジェスト動画を視聴して、私の中で色々とつながった部分はありました。
しかしまだつながっていない部分もたくさんあろうかと思います。
私が気づいていないだけで。
なのでできれば再放送を観たいのですよね。
年末年始に総ざらいの再放送でもしていただけないでしょうか。
観てもわからないかもしれませんけど。
おわりに
ということで、TBSドラマ『婚姻届に判を捺しただけですが』の1〜7話のダイジェスト動画を視聴した感想を書いた記事でした。
完結したドラマですし、この記事は全く見られないだろうなと思いながら書きました。
