ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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鳥肌!NHK『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』の「“ダンシング・クイーン” ABBAと王妃の知られざる物語」がアイネッタ・フェルツクグさんの声に感動しました

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アナザーストーリーズ 運命の分岐点』なる番組がNHK総合で放送されていました。

本来はBSプレミアムの番組でしょうか。

2021年7月2日にNHK総合で放送され、内容は「“ダンシング・クイーン” ABBAと王妃の知られざる物語」でした。

 

私の知らないエピソードばかりで楽しめましたし、改めて「ダンシング・クイーン」がよい曲であることを思い知りました。

 

目次

 

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NHK『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』

NHK『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』についてです。

 

www.nhk.jp

 

ダイアナ妃の事故死、ベルリンの壁崩壊、ビートルズ来日...
人々が固唾を飲んで見守った、あの“出来事”。あの日、あの時、そこに関わった人々は何を考えたのか?
それぞれの人生はその瞬間、大きく転回し、様々なドラマを紡ぎ出していきます。
残された映像や決定的瞬間を捉えた写真を、最新ヴァーチャルで立体的に再構成。
事件の“アナザーストーリー”に迫る、マルチアングルドキュメンタリー。

 

公式webサイトには上記引用部のように書かれています。

 

放送日時

放送日時について。

BSプレミアムにて、火曜日21時00分から22時00分まで放送されていたようです。

記事作成現在はレギュラー放送はないのでしょうか。

 

地上波では放送されていないと思います。

今回のように不定期で放送される回はあるのでしょう。

 

出演者

番組の出演者です。

ナビゲーターは「松嶋菜々子」さん。

語りは「濱田岳」さん。

 

「“ダンシング・クイーン” ABBAと王妃の知られざる物語」

この『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』が2021年7月2日金曜日にNHK総合でも放送されていました。

サブタイトルは「“ダンシング・クイーン” ABBAと王妃の知られざる物語」です。

 

ABBAの名曲“ダンシング・クイーン”。実はスウェーデン国王と新王妃の結婚前夜祭で歌われいた! そして逆境の中にいた王妃の運命が動く…。世界を動かした音楽の力!

 

録画データにある番組説明には上記引用部のように書かれています。

 

ABBA

ABBA」についてです。

 

ABBA(アバ、スウェーデン語発音: [²abːa])は、アイネッタ・フェルツクグ、ビョルン・ウルヴァース、ベニー・アンダーソン、アンニ=フリッド・リングスタッドによってストックホルムで結成されたスウェーデンのポップ・グループである。彼らは1974年から1982年まで世界中の音楽チャートを席巻し、ポピュラー音楽界で商業的に成功したグループの1つになった。ABBAはイギリスのザ・ドーム(英語版)で行われたユーロビジョン・ソング・コンテスト1974に出場し、スウェーデン代表として初めて優勝した。

 

ABBA - Wikipedia

 

ABBAのWikipediaには上記引用部のように書かれています。

 

知っているけどよく知らない

私は「ABBA」のことをよく知りません。

名前は知っていますし、スウェーデンの人たちであることも知っています。

「ダンシング・クイーン」のことを知っていて、何度も聴いたことがあります。

しかし、彼らの曲は何曲か知っているくらいで、ベスト盤を含むアルバムを買ったことはありませんし、メンバーの名前は言えません。

 

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感想

『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』の「「“ダンシング・クイーン” ABBAと王妃の知られざる物語」」を視聴しての感想です。

 

感動した!

番組を観て感動をしました。

特に先ほどの「“ダンシング・クイーン” ABBAと王妃の知られざる物語」の放送説明に書いてある部分、スウェーデン国王と新王妃の結婚前夜祭での彼らのパフォーマンスに、全身が泡立つような感動を覚えました。

今でも録画のその箇所を観るたびに鳥肌が立ちます。

 

ミュージックビデオとは別物

「ダンシング・クイーン」と言いますと、あの映像が一番有名と思います。

ダンスホールのステージで歌っているあの映像が。

 

www.youtube.com

 

上にリンクを貼った「Abba - Dancing Queen (Official Music Video)」の映像、これです。

 

これはミュージックビデオでしょうか。

私も「ダンシング・クイーン」といえばこの映像が思い浮かびます。

この映像のイメージしか持っていないくらいです。

 

しかし『アナザーストーリーズ』の結婚前夜祭の映像を観て、「ミュージックビデオとは全然違うものだな」と感じました。

あの映像はミュージックビデオのためか、気持ちが曲に乗りきれていない感じを受け、前夜祭の映像の彼らは気持ちが曲に乗っているように感じられます。

いえ、正確には逆です。

前夜祭の歌声を聴いたことで、初めてミュージックビデオの映像の彼らは気持ちが乗っていないと感じられました。

ミュージックビデオなら口パクかもしれませんね。

 

アイネッタ・フェルツクグさん

前夜祭の映像でとりわけ感動的だったのは「アイネッタ・フェルツクグ」さんでした。

たいてい右側にいる、金髪の女性ですね。

 

左側の「アンニ=フリッド・リングスタッド」さんとどちらがメインで歌っているのか、私はわかりません。

どちらもリードボーカルでしょうか。

少なくとも前夜祭の映像を観る限りでは、アイネッタさんがメインに歌っているように受け取れました。

アンニ=フリッドさんが下を歌っている感。

 

そのアイネッタさんの気持ちの入り方が、前夜祭では際立っていたように思います。

国王と王妃の前で歌うのですから相当に気合が入っていたことでしょう。

 

冒頭の「ooh」

具体的にアイネッタさんの歌声のどこに感動をしたのか。

それは「声」です。

ボーカルなのですから当たり前ですけど。

 

具体的に書きます。

「ダンシング・クイーン」はいきなりサビから入る曲です。

冒頭の「You can dance」の入りがまず凄いです。

 

アイネッタさんが「You」と言う前に、瞬間的に、小さく、でも徐々に強く「ゥ↑ウ↑↑ウ↑↑↑」と歌います。

英語で歌っていますから「ooh」ですか。

この「ゥ↑ウ↑↑ウ↑↑↑」のために「You」をいきなり強く言うことができているよう。

この「ゥ↑ウ↑↑ウ↑↑↑」という、ごくわずかな時間の言葉ではない声のおかげで、聴いている私たちの意識も彼女にぐぐぐと惹きつけられ、同時に気持ちが瞬間的にワッと高まり、歌に入りやすくなっています。

私にはそう感じられました。

テクニックだなと。

 

「アンニ=フリッド」さんとお読みすればよいでしょうか、アンニ=フレッドさんも冒頭で「ooh」と歌っているのかもしれません。

「フリーダ」さんと呼ばれているみたいですね、では以降はフリーダさんにします。

けど私の意識はアイネッタさんにのみ向かいます。

惹きつけられます。

 

「You can dance」のdanceの「A」

そして「You can dance」の「dance」の「a」のところ、ここがまた素晴らしく良いです。

とりわけ「Feel the beat from the tambourine」の後の「You can dance」が。

 

この瞬間、アイネッタさんとフリーダさんとの声が絶妙に混ざり合っていました。

2人、コーラスも入っているかもしれませんが、声全てが一体となって耳に届きます。

 

他にも「You can dance」と歌っているところはあって、それぞれ素晴らしいです。

でも「Feel the beat from the tambourine」の後の「You can dance」のインパクトが一際胸に来ます。

私が鳥肌が立つほどに感動する箇所はまさにここです。

全腕毛がスタンディングオベーション。

 

アイネッタさんの声が素晴らしいです。

裏声を使わずにあの高さを出せる。

それがあってか、下の倍音、倍音と表現することが正しいことかわかりませんけど、それも響いて厚みのある歌声になっているように私には受け取れます。

 

アンニ=フリッド・リングスタッドさん

先ほど申し上げたように、観ていて惹きつけられるのはアイネッタさんです。

アイネッタさんにはパッと輝くものがありますね、私には。

 

しかし何度も繰り返し観ているうちにフリーダさんにも興味がわいてきます。

アイネッタさんだけではあのABBAの音は出ないでしょうから、どちらかではなくどちらも必要な声のはずです。

 

フリーダさんは何でしょう、派手さはないのですがスマートな歌い方をしていらっしゃいますよね。

アイネッタさんのようなガッと張り上げるようには声を出していない様子。

サラッと歌っています。

一度フリーダさんがメインで、彼女の声だけをきちんと聴いてみたいです。

 

フリーダさんがメインで歌う曲もありそうですよね。

私はアルバムを持っていないのでわからないですけど。

今度、某リサイクルショップ等でABBAのCDを見てみましょうか。

 

 「Girl」の発音

これから書くことは今回の放送を観ての感想ではありません。

「ダンシング・クイーン」を聞くたびに一つの英単語に私の注意が向かいます。

それは「girl」です。

ガールですね。

「See that girl what that scene」のところ。

 

このガールは日本人が苦手とする発音と思います。

日本人ではなく私が苦手なだけかもしれません。

RとLの発音を使い分けられないからです。

ガールはRとLが続いていて、ここがとても難しい。

 

ABBAの皆さんはスウェーデン人ですよね。

スウェーデンはスウェーデン語がありますから、英語は第一言語ではないと思います。

アンニさんたちの英語の発音が正しいかは、私にはわからないですけど、ネイティブの方からすると正しくはないかもしれないです。

しかし私にとって彼女たちの英語はとても聞き取りやすいものです。

特にガールの発音は勉強になるなと、「See that girl」のところを聴くたびに思います。

 

もちろん他の単語もそうです。

他には例えば「dancing queen」の最後の「n」です。

クイーンの「ン」ですね。

上顎、上の前歯の付け根に舌をつけて発音している様子が、結婚前夜祭の映像から確認できます。

映像で口を動きを観られると、耳で聴いただけではわからない、あるいは想像だけ・輪郭だけの認識をより明確にすることができてよいです。

 

おわりに

ということで、NHK『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』の「“ダンシング・クイーン” ABBAと王妃の知られざる物語」を観て改めてABBAの魅力に気付かされたことを書いた記事でした。 

 

もっと当時のABBAの映像を観たいです。

 

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