『Nikon(ニコン)』のレンズ「Zoom NIKKOR 35~70mm F3.5~4.8」を購入しました。
持っているデジタル一眼レフカメラ「Nikon D3000」に装着し、少し撮影してみました。
目次
「Zoom NIKKOR 35~70mm 1:3.5~4.8」を購入
先日、『Nikon(ニコン)』のレンズ「Zoom NIKKOR 35~70mm F3.5~4.8」を購入しました。
価格は980円でした。
プチプチが映り込んで見えにくいですが画像がそれです。
Kenko MC SKYLIGHT (1B) 52mm
このレンズは「Kenko MC SKYLIGHT (1B) 52mm」というレンズフィルターが付いていました。
画像がレンズから外した状態です。
弱紫外線カット効果と色補正効果を兼ねたレンズ保護フィルター。晴天時の青味の強い光によって、建物や人物などの影の部分に生じる青味を補正します。
『ケンコー・トキナー』さんのWebサイトにも商品ページがありました。
レンズの保護フィルターの役割も果たしてくれそうで、ありがたいです。
ニコンFE10・ニコンFM10のレンズ?
「Zoom NIKKOR 35~70mm F3.5~4.8」はどのようなレンズなのでしょうか。
Ai Zoom Nikkor 35-70mm F3.5-4.8S - ニコンFE10、ニコンFM10とのセットでのみ販売された。爪がない。
ニコンFマウントレンズの一覧のWikipediaにはこのように書かれています。
Wikipediaには「Zoom NIKKOR 35~70mm F3.5~4.8S」と末尾に「S」が付いています。
画像をご覧いただくとおわかりのとおり、購入したレンズには「S」が付いていません。
Wikipediaのページ内に「Zoom NIKKOR 35~70mm F3.5~4.8」は他にはありませんでした。
なので少しモヤモヤしますけど、「ニコンFE10」や「ニコンFM10」のキットレンズ的なものという認識で良いでしょうか。
Amazonで「ニコンFE10」と「ニコンFM10」の販売ページを見たところ、購入したレンズと同じと思われるレンズがカメラに装着されていました。
そういうことみたいです。
「Nikon FM10」は、Wikipedia英語版によると、「コシナ」のOEM製品だそう。
1995年発売。
シャシーの元は「コシナCT-1」に遡ることができる的なことも書かれていました。
レンズもでしょうか?
以上は誤訳御免です。
レンズの使い方
使い方です。
使い方というかレンズに付いている環(リング)の説明です。
画像の一番下にある数値が「絞りリング」です。
リングをキリキリと回して、3.5から5.6、8、11、16、22までのF値を決めます。
半ばにある「35」「50」「70」は「焦点距離」の環です。
35mmがワイド端で70mmがテレ端。
持っているデジイチ「D3000」はセンサーサイズがAPS-Cですから、焦点距離は表示より望遠になります。
35mmフィルムのサイズに換算すると35mm→54mm、50mm→77mm、70mm→107mmほどとなるでしょう。
一番上のリングは、いわゆる「距離環」ですかね。
撮影距離に合ったピントを合わせをするためのリング、という意味で良いかと思います。
「ft」表示はフィート、「m」はメートル、「∞」は無限遠をそれぞれ表しています。
私はオールドレンズの「Zoom Nikkor 35–105mm F3.5–4.5」も持っています。
細かなデザインはことなるものの、今回のレンズは基本的に「Zoom Nikkor 35–105mm F3.5–4.5」と同じ仕様と思います。
「Zoom Nikkor 35–105mm F3.5–4.5」からずっとなんとなくの感覚で使っているため、レンズに付いた環の意味がしっかりと文章で説明できません。
ノリです。
Nikon D3000に装着
手持ちのデジイチ「D3000」に装着してみました。
装着できました。
違和感が全くありません。
手に持ってみました。
D3000はエントリークラスのデジイチのため本体サイズが小さいです。
手の大きな人が持てば、手のひらサイズにできなくないレベル。
ちなみにD3000は今(2019年4月)から10年ほど前に発売されたカメラです。
先ほども少し書いたオールドレンズ「Zoom Nikkor 35–105mm F3.5–4.5」は、レンズそのものがとても大きく重いです。
そのためレンズがD3000本体より重く、装着したときの重量バランスが悪かったです。
それとは違って今回のレンズは、サイズ感も重さもD3000と合っているように感じられます。
前後の重量バランスが良く、ストラップを首にまわしても手に持って構えても、違和感がありませんでした。
良き。
作例
撮影しました。
作例というと何かあれですが。
1枚目が「サツキ(皐月)」。
2枚目と3枚目が「ソメイヨシノ(染井吉野)」。
4枚目が「イチョウ(銀杏)」と思います。
ネコなどの動物や建物など色々な対象を撮影すればよかったですね……それは追々ということで。
素直な写りをするレンズに感じられます。
逆光でもコントラストが下がりにくくパリッとしますし、ボケもクセがない気がします。
写りの具合はD3000のキットレンズ「AF-S DX VR Zoom-Nikkor 18-55mm f3.5-5.6G」に似た感覚を持ちました。
焦点距離が異なるため棲み分けはできそう。
今後は建物など直線のものなど色々撮って、収差などのクセをより深く確かめたいところです。
難点
「Zoom NIKKOR 35~70mm F3.5~4.8」は難点があります。
とはいえレンズそのものの問題ではなく、D3000の問題と言えます。
それはD3000にレンズをつけても、カメラのモニターには「レンズ未装着」と表示されてしまうこと。
カメラがレンズを認識してくれません。
つまりマニュアルで撮影する必要があるということ。
ピント合わせも、絞りやシャッタースピードの調節も、全て手作業です。
先ほどは難点と書いていますけど、私にとってそれは大した難点になりません。
と言いますのも、私は普段からオールドレンズを使っていて、マニュアル撮影に慣れているからです。
新しくレンズを買っても、これまでと同じ撮影スタイルで撮影できたので気になりませんでした。
マニュアル撮影に慣れていない方は慣れるまで大変でしょう。
また、素早くフォーカスしづらいため、動く撮影対象には不向きです。
慣れれば勘でいけなくもないですが。
当然ながら速度も精度もオートより落ちますから、向いているか向いていないかと言われれば確実に向いていないですね。
おわりに
ということで「Zoom NIKKOR 35~70mm F3.5~4.8」を購入してD3000に装着し撮影してみたの記事でした。
しばらくはこのレンズだけで撮影してみます。
楽しみです。
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