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ゼロワン?ラストで赤鬼ゼロツーと対比した青鬼のような女の子(?)が登場しました - アニメ『ダーリンインザフランキス』16話の感想

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毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。

2018年5月6日の放送は第16話「ぼくたちの日々」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

目次

 

 

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アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

2018年5月6日の放送は第16話「ぼくたちの日々」でした。

先週が総集編というか特別編でしたので本編の放送は2週間ぶりになります。

 

 

登場人物のおさらい

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。

オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。

コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。

 

主人公・ヒロイン

本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。

ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。

ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。

 

 

他のコドモたち

ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。

 

「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。

イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。

イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。 

 

「ミク」、コードNo.390。

ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。

ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。

 

「ココロ」、コードNo.556。

ココロのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。

ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。 

 

「イクノ」、コードNo.196。

イクノのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。

イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。

 

11話まではココロのパートナーがフトシで、イクノのパートナーがミツルでしたが、11話でパートナーがシャッフルされて、12話のOPではシャッフル後のものが反映されています。

しばらく(誰かが戦死するまで?)はこのままのパートナーで行くみたいです。

 

APE作戦本部関係

人類を統治している機関「APE」の人たちです。

APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。

フランクスのクスが「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。

 

パラサイトのこと

「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、パラサイトのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼びます。

 

 

16話「ぼくたちの日々」

16話は15話までの「グランクレバス」における戦闘からおよそ1ヶ月経っています。

ヒロたちのいた13都市はほぼ壊滅しており、ヒロたちの居住区画「ミストルティン」だけは破壊を免れていて、13部隊は「次の命令が下されるまで待機を」と命じられています。

1ヶ月の間、待機の他のオトナたちからの連絡はなく、13部隊を監視してきた「ナナ」と「ハチ」すら接触してきません。

ミストルティンの機能も止まっているようで、身の回りのこと全てを自分たちで行わなければいけない状況にもかかわらず……です。

ナレーションがフトシだったことはとても新鮮でしたね。

 

 

パパたちの会話

なぜオトナたちは13部隊を放置しているのでしょうか?

16話冒頭で空中移動要塞「コスモス」にいるパパたちの会話がありました。

 

A「先の戦いによるパラサイトの生存数は全体の約6割」

B「やはりプランテーションの爆破はやり過ぎだったのでは?」

C「問題ない。それによりグランクレバスは人類の手の内に移った。『フリングホルニ』の建造も最終段階に入っている」

D「時は満ちた。例の場所には既に2人に向かってもらっている。これが最終勧告となるだろう

E「鍵は2つも必要ない。『叫竜の姫』よ、どちらを選ぶのか……」

 

このように語ってはいましたが、明確な答えにはなっていません。

 

フリングホルニとは何か?

フリングホルニ(古ノルド語: Hringhorni)は、北欧神話に登場するバルドルの所有する大船。世界のいかなる船よりも大きいとされる[1]。

- フリングホルニ - Wikipedia

フリングホルニのWikipediaにはこのように書かれています。

会話の中に出てきたフリングホルニは超巨大な船のようです。ノアの方舟的な?

 

 

ナナとハチとフランクス博士の会話

ナナとハチとフランクス博士の会話が少し挿入されました。

 

フランクス「接触はしていないな?」

ハチ「はい」

フランクス「なら良い。コドモたちに干渉することがあればこの計画も水の泡だ」

ナナ「博士、私には理解できません。このままだと私たちの努力が無駄になります。あの状況でも生還した彼らはきっと今後もパパたちにとって大きな戦力となる。テストを続けるにしても最低限n(ry……」

フランクス「相変わらず固いのう。お前もかつては通った道だろう?」

ナナ「へ?」

フランクス「ハチ、引き続き頼んだぞ」

 

という会話です。

その直後にナナが少し頭を痛がる様子を見せました……意味ありげです。

オトナになるかどうかの選別をしているのでしょうか?

 

 

13部隊のコドモたちの変化

13部隊のコドモたちはコドモたちだけでの生活を満喫しているようでした。

一見すると何も変わっていないような楽しげな様子でしたが、それだけにちょっとした変化が後の大きな変化のきっかけになっているようで不穏に見えます。

 

イクノの熱

イクノが熱を出していました。

イクノが言うには最近はよくあることなのだそう。

ヒロはその熱を「コドモ熱」と表現していました。

ゴローも最近まで熱を出していたようです。

ウィルス性……?

不穏です。

 

ミクの白髪は老化?

川でしょうか、池でしょうか、そこで女子たちが水浴びをしていました。

そのときゼロツーがミクの髪の毛を洗ってあげようとして、ミクはそれを拒否していたときに、「白髪」が混ざっていました。

10代の子でも白髪は生えるので決して珍しいことではないですけど……

……こういう物語であえて描写しているのですから、ミクの白髪は「老化」を意味しているのでしょうか?

それとも後述するようなストレスが原因でしょうか?

 

フトシの食欲不振

身体が大きく大食漢なフトシが食事を食べられていないようです。

皆の前ではダイエットなどと普通を装っていましたが、実は食べた後に口に入れた物を全て吐き出してしまっていたようです。

 

ルームメイトのゾロメには気づかれていて、そのことを皆にバラされてちょっとだけ揉めていました。

ゾロメも心配なのですね。

食欲不振の原因は、オトナがいないことのストレスなのか、はたまた別の理由からなのか……?

確かに若干ですけど痩せているような……痩せこけているのですか。

 

 

フランクスに乗るリミット

フトシの食欲不振は、イクノに起こっている異変とは異なり、1ヶ月以上孤立状態になっていることへのストレスから来ているように思えます。

ミクの白髪もフトシと同じところに原因がある可能性はあります。

ゾロメもヒロたち皆も同じ思いで、心の中では「パパに捨てられたのかな」と考えているけど、皆の前ではあえてそういう思いを伏せて、元気に振る舞っていただけという。

ゾロメの爆発によって皆の不満や不安も噴出しています。

 

フトシ「26部隊の人たちを見ててもさ、もしかしたら俺には関係ないかもって」

ミツル「フランクスに乗る僕らにはリミットがある。それはずっと教えられてきたことですよ」

ミク「ミクだって、本当はずっと不安だった……でも言葉にするのが怖かった」

イクノ「ミクだけじゃない。私だってずっと不安に思っていたよ」

イチゴ「うん」

 

そういう不安を皆が抱えて生きています。

 

ヒロはこの1ヶ月ほど、自分たちでフランクスに乗ること以外のことを13部隊の皆でしてきて、皆で過ごしている時間がとても大切に思えているというようなことを皆に話していて、皆の心を和ませていました。

フランクスに乗ることだけが全てじゃないし、ここが自分たちの居場所なんじゃないかって、と。

 

 

ミツルとココロのキス

これは身体的な変化というより精神的な変化と思いますので、これまで書いた流れと関係しているかはわかりません。

ミツルがパートナーのココロに髪を切ってもらっていました。

 

ミツルは過去、ヒロと交わした約束を覚えてもらっていなかったことで、ヒロを恨んでいましたが、実はオトナから記憶を消去されていたから(とはミツルは気がついていないかも)で、ヒロの記憶が蘇ったことでわだかまりが消えつつあります。

 

ミ「謝って欲しかったのか、それとも許すための理由が欲しかったのか」

ミ「全ては誤解だったんだ。あのときの約束も、それを忘れていたことも、向こうは何一つ悪くなかった」

ミ「結局僕は、ヒロを恨むことで自分の居場所を作っていたのかもしれない……そう思うと今の僕には……」

コ「ミツルくん、顔を上げて……フフフ」

ミ「な、何ですか……? 髪……おかしいですか?」

コ「ううん。格好良くなったよ。それだけわかっていたら、また一からやり直せるよ」

コ「誤解だったとしても、2人の約束は本物だったんだって。私はそう思うから」

ミ「ありがとう……ございます……不思議ですね、あなたにそう言われると、できそうな気がしてきます」

コ「……」

ミツル「ココロさんは優しいですね。それに手先だって……」

 

と言ったところで、ココロがミツルにキスをしていました。

衝動的にキスをしてしまったらしく、した後に自らの行いに気がついて、ココロは恥ずかしくなってその場を去ってしまいました。

積極的です。

パイロットのシャッフルのときもそうでしたけど、心に決めたときの行動力・決断力が人一倍ある人なのですね、ココロは。

 

 

赤鬼と青鬼

16話のラストシーンで、ゼロツーによく似た女の子が一瞬映っていました。

肌が赤い赤鬼のようなゼロツーと対比させるかのように、その女の子はまるで青鬼のような……。

いや、ゼロツーに似た髪型と爪の長さをしていたから女の子と書いていますけど、実際あの子の性別は現状わかりません。

また、肌色についても、そのシーンの場の色が青かっただけで、実際にその女の子の肌色が青かったかはハッキリとわからないのですが……

赤鬼と対比した青鬼を想起させる描写だったように私には受け取れました。

 

「鍵は2つも必要ない。『叫竜の姫』よ、どちらを選ぶのか……」

 

パパたちの会話にあった「叫竜の姫」とはこの青鬼のことなのでしょうか?

 

しかし、パパは「どちらを選ぶのか」と言っているのですから、姫はゼロツーのことのようにも受け取れますが?

姫がゼロツーだとすると、ヒロのライバルが出現した可能性になります。

ヒロのライバルであればあの子は男の子になるでしょうか。

いや同性でもフランクスには乗れるみたいですからわからないですか。

 

青鬼の女の子(?)が出てくる直前に、ヒロが「大丈夫、これからもずっと一緒だよ」と言っていたことはフラグにしか感じられないことも不穏ですね……。

 

もしかしたらあの子は「コードNo.001」かもしれません。

ゼロワン。

 

 

おわりに

イクノたちのコドモ熱、これが非常に不安ですね。

フランクスに乗ることができるリミットがある、それは以前からわかっていたことですけど、いざそれが間近に迫ってみると……ということは、私たちの人生にも置き換えて考えられることで、共感できるものでした。

年齢によって仕事に就きにくくなるとか、病気になったときとか。

 

そうそう、今回、ゼロツーが絵本『まものと王子様』の絵を描いていて、それが絵本の絵にそっくりというくらいに上手に描けていました。

意外な特技。

 

それとOPのアニメーションとEDが変わっていましたね。

EDではイクノがイチゴにキスをするような描写もあって。

 

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