ディスディスブログ

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ヒロがイチゴたちに言った「誰も、同じ川に二度入ることはできない」の元ネタは?誰の言葉だったでしょうか - アニメ『ダーリンインザフランキス』22話の感想

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毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。

2018年6月23日の放送は第22話「スターゲイザー」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

目次

 

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アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト

 

2018年6月23日の放送は第22話「スターゲイザー」でした。

スターゲイザーの意味は、星を見守る者でしょうか。

占星術師や天文学者のことを指します。

誰のことを言っているのか……?

 

登場人物のおさらい

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。

オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。

コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。

 

主人公・ヒロイン

本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。

ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。

ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。

 

他のコドモたち

ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。

 

「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。

イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。

イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。 

 

「ミク」、コードNo.390。

ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。

ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。

 

「ココロ」、コードNo.556。

ココロのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。

ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。 

 

「イクノ」、コードNo.196。

イクノのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。

イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。

 

11話まではココロのパートナーがフトシで、イクノのパートナーがミツルでしたが、11話でパートナーがシャッフルされました。

 

APE作戦本部関係

人類を統治している機関「APE」の人たちです。

APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。

フランクスのクスが「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。

 

パラサイトのこと

「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、パラサイトのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼びます。

 

「9's(ナインズ)」

APE直属の親衛隊「9's(ナインズ)」。パパの手先?

「9'α(ナインアルファ)」と「9'β(ナインベータ)」「9'γ(ナインガンマ)」「9'δ(ナインデルタ)」「9'ε(ナインイプシロン)」「9'ζ(ナインゼータ)」のようです。 

ゼロツーもかつて9'sに所属していて、そのときのコードネームは「9'ι(ナインイオタ)」です。

 

叫竜の姫

「叫竜の姫」はコードナンバー「001」です。

赤鬼のような、ゼロツーと対になる青鬼のような存在でしょうか?

 

22話「スターゲイザー」

人間と叫竜の戦いは、「VIRM(ヴィルム)」という真の敵が出現したことによって、唐突に終わりました。

敵だと思っていた叫竜が本当の敵ではなかったということ。

叫竜たちはヴィルムから地球を守るために宇宙へと飛び立ち、またその中にはヒロとゼロツーが乗っていた「ストレリチア・アパス」も一緒です。

ストレチア・アパスは、「グランクレバス」の最下層に存在する叫竜の超巨大兵器「スターエンティティ」にインプラントした……んでしたっけ?

ストレチア・アパスは宇宙に飛び立ちましたが、ヒロとゼロツーは地球に残っています。

コードNo.001こと「叫竜の姫」は……どうしたのでしたか?

 

コドモたちだけの地球

パパたちは全て死亡、あるいは正体を現しヴィルムとなって宇宙へと逃亡したことで、地球にはほとんどコドモたちが残される世界になっています。

ヒロたち13部隊を始め、「9's」のメンツも「9'α」など何人かいました。

指導者を失ったことで都市の生活は完全に麻痺しているようで、ヒロたちは残された物資でやりくりしつつ、近い将来来るであろう食糧が底をつくときのために、土地を耕して作物を作ろうとしていました。

 

しかし、これまで人間がマグマ燃料を搾取してきた影響か、土地がやせ衰えていて、作り方が載っていた書物どおりに作っても作物は上手く生育しません。

 

ゼロツーの傷

ヒロはゼロツーの看病を献身的に行っています。

21話ラストで、ゼロツーが死んでしまったかのようにも見えましたが、生きていました。

 

しかし、ゼロツーは魂が抜けてしまったかのようで、ヒロたちの問いかけに答えることはありません。

魂が抜けてしまったようでも、ベッドの上で座ったり、建物の外へ歩いて出ては空を眺めたり、動くことはできています。

そんなゼロツーについてヒロが気づいたことは、彼女が何もしていないのに腕などに「傷」がついていること。

自傷痕のような、裂傷が腕など身体に付いていて、生々しく血液が溢れている傷もあります。

外に出ていたゼロツーにヒロが寄り添っているときにも、ゼロツーは見えない何者かに攻撃されたかのように、突然身体をのけ反らせ、それと同時に新たな裂傷が生じていました。

 

傷が生まれる理由

ヒロは、ゼロツーの状態に戸惑いつつ部屋に彼女を連れ戻し、涙を流しながらベッドに横たわる彼女の額に自分の額を付けました。

額と額を付けるとヒロの角とゼロツーの角を付きます。

角と角が触れたとき、ゼロツーの思念でしょうか、それがヒロの元に流れ込んできました。

映像も見え、宇宙空間でストレリチア・アパスや叫竜がヴィルムと戦っている様子がわかります。

宇宙にいるストレリチア・アパスがヴィルムから攻撃を受けると、地球にいるゼロツーも衝撃を受けて傷が生まれる、リンクしている。

ゼロツーの身体は地球に居るけど、彼女の心はストレリチア・アパスとともに宇宙に行っていて、そこでヴィルムと戦っているのだとヒロは気が付くのです。

 

ココロの妊娠

畑を耕しているときにココロが倒れました。

検査の結果「妊娠」していることが明らかに。

父親は当然ミツルです。

 

妊娠しているとフランクスに乗ることはできないそう。

過去にも妊娠の例はあったみたいで、そのときは堕胎させる処置がとられていたと。

 

新ナナからは具体的な対処が決まるまで待機を命ぜられます。

ココロはどうしたらいいのかわからず、ミツルも腰がぬけたように床にへたり込むなど大いに動揺していました。

記憶はまだ戻っていないと思われますから、そういうことをした記憶がなくなっているため、2人は混乱をしています。

 

お前達がコドモたちの大人になれ

そんなあるとき、輸送機のような飛行機が1機、ヒロたちのいる場所(何という名前でしたっけ?)にやって来ました。

輸送機から降りてきたのは、ハチと旧ナナでした。

旧ナナは車椅子に座っていてハチがそれを押しています。

ナナは以前とは異なり覇気がありません……でも今のゼロツーのように完全に精神がどこかへ行ってしまっているかのような状態でもなく、受け答えそのものはできるみたいです。

フランクス博士は前回死亡しました。

生前、博士はハチにあるメッセージを残していて、ハチはそれを実行に移しています。

 

博士は密かに、オトナたちの記憶、脳に残された全ての記憶をコピーし、アーカイブしていました。

さらに、1話で時点でヒロのパートナーを務めていた「ナオミ」たち、パラサイトの適正試験に落第しガーデンから排除されたコドモたちを冷凍保存していました。

また、ナナとハチの2人が博士から託されたメッセージがあり、それは……

 

お前達がコドモにとっての大人になれ

 

 

……でした。

重要なことはオトナではなく大人と書かれていたこと。

博士は、以前と同じ世界に戻せと言っているのではなく、本当の意味でのコドモたちの大人になってくれ、と2人に託したのでしょう。

親になるといっても差し支えないかもしれません。

 

早速、ミクたちがナナの元を訪れ「助けて!」と求めてきました。

作物の件ですね。

ハチはヒロたちの居住施設だった「ミストルティン」なら、地球が砂漠に覆われる以前土が使われていると教えます。

そこで畑を耕し作物を育てれば枯れずに済むかもしれないと。

ナナは不安になっているコドモたちに寄り添うことで心の支えになろうとしているようでした。

 

火星へ

ヒロは火星へと向かおうとしています。

ハチが耕作地に使えそうな場所を探していたところ、叫竜が残した「叫竜の船」の一つを発見しました。

奇妙なことに、その船はハチたち人間から内部にアクセス可能な状態、つまり動かせる状態になったようです。

ヒロは001が「抗うか滅びを受け入れるか、お前たちが決めるが良い」と言っていたことを思い出しました。

船が示す航路は「火星」の周辺です。

おそらく火星にヴィルムの本体・本隊があり、ゼロツーもその宙域で戦っているはず。

もちろん火星まで安全に行けるはずもなく、ヴィルムがそれを阻止しようとするでしょう。

 

誰も、同じ川に二度入ることはできない

ヒロが13部隊の皆にそれでも火星に行くと話すと、始めはゴローたちから反対されましたが、最後は認められています。

 

「誰も、同じ川に二度入ることはできない」

 

これはかつてヒロがイチゴやゴローに話した言葉だそうです。

同じ川には二度入ることはできない

だから見つけるしかない、自分が自分として生きられる道を、何度でも探していくんだ……私たちはこれからなんだから。

これが彼らを決意させる言葉となりました。

 

旧ナナと、ゴローたち13部隊もナインアルファたち9'sの生き残りも、ヒロを火星へと送ることに決めました。

ヒロをゼロツーに合わせる手助けをし、フランクスに乗ってヴィルムと戦うことを買って出てくれました。

ゴローは言います、この決定はヒロのためじゃなく自分で選んだ道だと。

このまま地球で滅びを待つのではなく、自らの手で未来をつかもうとしています。

 

ただしココロとミツルはお留守番、ハチと新ナナも残るようです。

 

ちなみにこの「誰も、同じ川に二度入ることはできない」は、古代ギリシャの哲学者「ヘラクレイトス」の言葉だったと思います。

川の水は常に流れていますから、同じ川には二度は入れないですよね。

同じ川に二度入っても、流れる水は一度目と二度目とでは同じではないので。

世界は絶えず変化する、万物流転を意味しているのでしょう。

 

おわりに

これはイチゴとゴロー、ミク、ゾロメ、イクノ、フトシは全員とは言わないまでも死亡しそうですね……。

9'sは確実に。

 

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