ディスディスブログ

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ゴローが告白!闇落ちは回避され、死亡フラグも薄まった気がします。フラグはやはりココロかフトシ? - アニメ『ダーリンインザフランキス』9話の感想

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毎週土曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が放送されています。

2018年3月10日の放送は第9話「トライアングル・ボム」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

目次

 

 

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アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』

TVアニメ「ダーリン・イン・ザ・フランキス」公式サイト

 

2018年3月10日の放送は第9話 「トライアングル・ボム」でした。

 

 

登場人物のおさらい

アニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』の主な登場人物のおさらいです。備忘録。

オトナとコドモという名称が登場しますが、これは進化した人類のことを指す言葉だそう。

コドモは全てコードナンバーで呼ばれています。

 

 

主人公・ヒロイン

本作の主人公は「ヒロ」、コードNo.016。

ヒロインは「ゼロツー」、コードNo.002。

ヒロとゼロツーのペアが操る「フランクス(ガンダムでいうところのモビルスーツのこと)」の名前は「ストレリチア」です。

 

  • ゼロツーは謎の巨大生命体「叫竜(きょりゅう)」の血を引いている存在らしい。
  • ゼロツーのパートナーになった人間は3度以上一緒に乗れていないらしい。

 

上記2点がゼロツーの鍵を解くキーポイントになっているはずです。

  

他のコドモたち

ヒロたち13部隊のコドモたちの名前は全て、ヒロがコードナンバーから語呂合わせで名付けたものです。

 

「イチゴ」、コードNo.015。ヒロの幼馴染み。

イチゴのパートナーが「ゴロー」、コードNo.056、ヒロのルームメイト。

イチゴとゴローのフランクスは「デルフィニウム」です。 

 

「ミク」、コードNo.390。

ミクのパートナーが「ゾロメ」、コードNo.666。

ミクとゾロメのフランクスは「アルジェンティア」です。

 

「ココロ」、コードNo.556。

ココロのパートナーが「フトシ」、コードNo.214。

ココロとフトシのフランクスは「ジェニスタ」です。 

 

「イクノ」、コードNo.196。

イクノのパートナーが「ミツル」、コードNo.326。

イクノとミツルのフランクスは「クロロフィッツ」です。

 

APE作戦本部関係

人類を統治している機関「APE」の人たちです。

APE作戦本部パラサイト管理官の「ナナ(7?)」とAPE作戦本部都市防衛作戦司令官「ハチ(8?)」、「フランクス博士」などがいます。

フランクスのクスは「X」だとすればギリシャ数字の「10」になりそうです。

 

パラサイトのこと

「パラサイト」とはフランクスに搭乗・操縦する者たちの総称で、パラサイトのうち女性を「ピスティル」、男性を「ステイメン」を呼ぶとのことです。

 

 

9話「トライアングル・ボム」

9話はゴロー回でした。

7話と8話がどちらかというと日常回で、ピスティルとステイメンの仲が良くなっていく様子が描かれていったことで、これは下げるために上げていると感じさせました。

9話で誰かが死ぬのではないかと。

しかし結果は誰も死亡しませんで、Twitter画像にあるゴローの想いが伝わった、ゴローが幼い頃からの想いを相手に伝え、相手にもある程度は受け入れられた回になりました。

 

 

パパからのプレゼントと手鏡

ヒロたち13部隊は今回、パパからプレゼントをもらっていました。

予め欲しいものを伝えておくと、年に一度だけそれが届けられる風習があるそうです。

女子のプレゼントは、イチゴが猫と思われるヌイグルミでイクノが本、ミクが小瓶(香水?)、ココロが裁縫セットだったでしょうか。

イチゴはぬいぐるみ好きのようで、幼い頃の回想シーンでのプレゼントもぬいぐるみでした。

男子はヒロが鳥の図鑑、ゴローが釣り竿、ゾロメがバスケットボール、ミツルが万年筆、フトシがお菓子(ビスケット?)です。

ゼロツーは何も要望していなかったのかもらえていません。

風習自体を知らない様子で、そのことをヒロに聞いていて、代わりにヒロから手鏡をもらっています。

ヒロがあげた手鏡はナオミのものでした。

ナオミとは1話で13都市から出ていった、ヒロの元パートナーだった女の子です。

ヒロがゼロツーに手鏡を渡して、ゼロツーがヒロにハグをしている様子を遠目から見ているイチゴとゴロー。

 

鏡を渡すってどうなのでしょうね。

鏡を見るたびにゼロツーは自らの角を見なければいけなくなる、その点彼女自身どう思っているのでしょうか。

 

 

ゴローと髪留め

ゴローは部屋で髪留めを一つ手に持ち眺めています。

ルームメイトのヒロがそれに気が付きゴローに尋ねると、これは幼い頃から持っているもので、イチゴに渡そうとしたけど渡せなかったものだと答えます。

今のイチゴは常に前髪を抑えるために髪留めをしています。

イチゴの髪留めは、ヒロが幼い頃にイチゴの前髪が目にかかっていることを気にして、パパからプレゼントしてもらったものです。

そしてそのとき、同じようにゴローもイチゴのために同じ髪留めをパパに頼んでいて、イチゴにプレゼントしようとしていました。

しかしヒロに先を越されてしまったため、ゴローは髪留めを渡せずにいたのです。

 

 

イチゴも特別でヒロも特別

イチゴがヒロのことを好きであること、いえ、当時その感情が「好き」か自覚できていないと思いますから、正確にはゴローにはイチゴにとってヒロが特別な存在であることは、幼い頃から気づいていて、自分の気持ちは今までずっと伝えずにいます。

ゴローにとってはヒロも特別な存在です。

ゴローにはヒロを出し抜こうとかヒロに憎むとか、そういう感情は一切ないようで、イチゴとのこともずっと見守ってきたようでした。良い奴。

それだけに余計に自分の気持ちは封印せざるを得なかったのでしょうし、彼は伝わらなくて良いと思っていたようでした。

 

 

最期(?)まで自己犠牲

9話の叫竜戦で、ゴローは自らを犠牲にしてイチゴや仲間たちを助けました。

ゴローは自分だけ叫竜に取り込まれたまま、自爆して叫竜を道連れにしようと考えてのことです。

しかし、パートナーであるイチゴの決死の行動によってゴローは助けられ、そしてイチゴから弱いくせに自分だけで解決しようとするなと怒られました。

死を覚悟したときに、ゴローはイチゴに想いを伝えたかったな、と初めて感じます。

 

 

告白

結果的にゴローはイチゴに助けられ、叫竜を倒して生還できました。

ゴローは初めて自らの想いをイチゴに伝えることができ、あの髪留めもイチゴにつけてあげられました。

イチゴはゴローを助けるために叫竜の中に一人飛び込んでいて、無我夢中に叫竜の体液(?)の中を泳いでいるうちに、ヒロからもらったあの髪留めを失くしていたのです。

ゴローは「お前のことを好きみたいだ」とイチゴに告白。

イチゴは大いに狼狽していましたが、ゴローは伝えたかっただけでイチゴの返事を欲している訳ではありません。

イチゴもイチゴで「ありがとう、私のパートナーでいてくれて」と伝えたかったようです。

ゴローは「せめてちょっとだけこうさせて」と言いながら、イチゴに身を委ね、イチゴもそれを受け入れて2人はハグをしました。

 

 

おわりに

ヒロの髪留めが失くなったことは、イチゴがヒロから卒業しようとしている暗喩と思います。

完全にはヒロのことを諦められていないとしても、ゴローの気持ちを知り、またゴローの大切さを感じたことで、パートナーとしての絆は深まった、そういう回です。

ゴローが闇落ちするフラグは今回のエピソードで消されたように思いますし、死亡フラグも回避されたように見えます。

やはりココロが妊娠することで物語が大きく動き、フトシが……。

 

そうそう、今回、ライバル心むき出しだったイチゴとゼロツーの仲が少しだけ近づいたような描写がありましたね。

仲が良くなったというか認め合うようになったというか。

 

 

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