ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

瑛太がスマホのホーム画面を変えていたフラグが回収されました。もう恵那でいいじゃん…と思います - アニメ『Just Because!』第10話の感想

スポンサーリンク

毎週木曜日23:30より、TOKYO MXにてアニメ『Just Because!』が放送されています。2017年12月14日の放送は第10話「Chidhood's end」でした。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『Just Because!』

justbecause.jp

 

2017年12月14日の放送は第10話「Childhood's end」でした。

 

 

10話「Childhood's end」

高校3年の冬に九州から神奈川県(の湘南、江ノ島辺り)に戻ってきた主人公「泉瑛太(いずみ・えいた)」は、中学時代に同じ野球部に所属していた同学年の「相馬陽斗(そうま・はると)」とヒロイン「夏目美緒(なつめ・みお)」と再会しました。

瑛太は美緒のことが中学の頃(九州に引っ越す前)から好きで、美緒は陽斗のことが好きで、陽斗は元吹奏楽部の3年「森川葉月(もりかわ・はづき)」のことが好きでした。

しかし5話辺りから美緒の気持ちが徐々に変化しています。陽斗に思い出の消しゴムを返したシーンでは自身の過去にケリを付け、6話から瑛太に気持ちが傾き始め、7話で瑛太ははっきりと好きになっていると思われます。

それとほぼ同時に、美緒の後輩の写真部「小宮恵那(こみや・えな)」も瑛太のことを好きになってしまい、突如として三角関係が成立します。渦中の瑛太は美緒の心の変化に気がついていないまま、自分の想いも伝えないまま、推薦を蹴ってでも美緒と同じ大学に入ろうと受験勉強をしています。

 

 

美緒にスマホのホーム画面を見られる

10話は2月14日バレンタインデーです。瑛太と美緒は2日後に上叡大学(上智大学?)の受験を控えている、まさに正念場にあります。学校は登校日のため瑛太は出席するため学校へと向かいました。美緒も登校していますが、こちらの目的はバレンタインのチョコを瑛太に渡すことです。

美緒は瑛太を廊下で見つけてチョコを渡そうとしました。しかしタイミングの悪いことに、そのとき瑛太に陽斗からLINEのメッセージが届いて、それを覗こうとして近づいた美緒にドキッとした瑛太はスマホをご操作、ホーム画面にしてしまいます。

何話か前に、瑛太は恵那と江ノ島デートをしていて、瑛太は恵那の横顔を撮影していました。撮影をしたことに特別な意味はないと思いますが、恵那はスマホを奪って瑛太が自分を撮った画像をホーム画面の背景に設定してしまいました。瑛太はホーム画面の設定変更の仕方を知らず、美緒に見られるまでそのままにしていたようです。

恵那から宣戦布告を受けている美緒、恵那の画像がホーム画面の背景に使われていることにショックを受け、チョコを渡すこともせずに涙を流してその場を走り去ってしまいました。

美緒はそんな自分の反応に、自分が本当に瑛太に恋をしている、と実感するのでした。

実はその頃、恵那もチョコ(クッキーでしたか?)を瑛太に渡すために彼を探していて、瑛太を見つけたのですが美緒に先に越されてしまい、気づかれないように息を潜めていたようです。美緒が走り去っていく様子にスマホのホーム画面が原因だと察した恵那は、すぐさま瑛太の元へ駆け寄り、スマホを奪ってホーム画面の背景を元に戻してあげていました。

恵那は瑛太のことが好きではありますが、瑛太が美緒のことを中学の頃からずっと好きであり続けていることを知っていて、瑛太の恋を応援してもいる立場です。ですから瑛太が自分の悪ふざけで美緒に誤解されてしまうことは本意ではないのですね。瑛太に謝っていました。

ていうか、ホーム画面の背景を変える方法など、ネットで検索をすればすぐにわかることですよね。今試しにブラウザで「iOS ホーム画面 変更」で検索をかけたら1ページ目のトップに方法が書いてありました。こんなことすらしていないのでれば、これは瑛太の怠慢としか思えないですけれども……もう一層のこと恵那でいいんじゃ……と(失礼)。

 

 

陽斗と葉月

陽斗は放課後に葉月から呼び出されていました。野球部(?)のグランドに。

初詣のときに陽斗は葉月に告白をしましたが断られてしまいました。しかし後日、葉月としては初めて告白されたことに混乱していたから咄嗟に断ってしまったけど、しばらく考えるための時間が欲しい、と言って結論を先延ばしにした経緯があったかと思います。 

バレンタインデーに呼び出された陽斗は、葉月から今は付き合えないことを伝えられてしまいます。理由は、春から陽斗は社会人で自分は京都の大学に進学することから付き合うにしても遠距離に成る、お互い新しい環境で恋愛どころではなくなるから、というとても論理的なというか常識的な回答でした。

そんなこと関係ないと感情に任せて否定をする陽斗ですが、葉月は神奈川から京都まで新幹線で往復3万円、深夜バスを使うにしてもその半額、それを毎回支払うことには無理がある、続く訳ないと言います。

力が抜けた陽斗はベンチに座ります。少し落ち着いたのか、陽斗は葉月は自分たちのことを真剣に考えてくれたのだと気が付きます。その結果の発言だと。

そこで葉月はさらに言葉を続けました。大学の生活が落ち着くまで待って欲しい、そのとき(お互いに新しい環境に慣れた頃)まだ私で良いと思ってくれているなら、私とお付き合いしてください、と陽斗に言いました。てっきり断られたかと思っていた陽斗でしたが、良い方向に裏切られています。

陽斗と葉月は一緒に下校し、陽斗は別れ際に葉月からチョコレートをもらっています。

この2人の関係はどうなるかわからないですけど、とりあえず再び先延ばしですね。ポジティブな先延ばし。

 

 

合格祈願のお守りだらけ

夜、瑛太は駅のホームで恵那に呼び出されていました。

瑛太は美緒に内緒で受験をしようとしています。志望校は上叡大学から翠山学院大学(青山学院大学?)に変えたのか、併願かはよくわからないですが、美緒の上叡大学の受験と同じ受験日だったので上叡大学も受けるのかもしれません。それなので現在瑛太も大切な時期なのですが、前述した美緒のことがあったため、今日は受験勉強どころではないと瑛太は感じています。

恵那は駅のホームで、瑛太にチョコをあげていました。コンビニで買ったチロルチョコ的なものを。本命は別にあって、バッグの中から取り出したものは、たくさんの合格祈願のお守りでした。周れる神社を原チャリで全て周って購入したようです。凄い。

瑛太は自分が合格しても良いのか?と言っています。瑛太が合格する=美緒と同じ大学に行く=美緒に自分の気持ちが伝わる構図ですから、恵那としては失恋を意味する訳で。先述したようん、恵那は瑛太の恋を応援する立場でもありますから、合格を祈願しています。本当は面白くないし、落ちれば良いとも思っているけれども。でも瑛太は頑張っているから応援したい気持ちも本当だと……思う、と。正直です。

瑛太はお守りたちを受け取って、恵那にどれが一番ご利益がありそうかと聞きました。恵那は一つを答えると、瑛太はそのお守りを恵那に渡しています。恵那は恵那で写真部存続のためにコンクールに出品をしていて、その結果待ちの状況ですから、瑛太はその応援のために一つ渡したのですね。一つ渡してもお守りはまだ大量にありますから。

自分のせいで美緒に誤解を生んでしまったのに、それでもなお自分に気を遣ってくれる瑛太に、恵那は改めて胸がときめいたらしく、「私、やっぱり瑛太先輩が好き」と告白をしていました。

もう恵那でいいじゃん……と、ここでも私は思っていました。

 

 

おわりに

瑛太は恵那から告白されていた頃、美緒は自室で受験勉強を頑張っていました。瑛太に渡し損ねたチョコを食べながら。翠山よりランクが上の上叡へも絶対に受かってやる、受かったらこの想いを全て伝えるんだと意気込んでいました。不器用な2人です。

結末は瑛太と美緒の恋愛が成就することで決まっているようなものですから、それまでの紆余曲折を楽しむ作品ですよね、本作は。しかし、その過程を描くうちに恵那の魅力がどんどん高まってしまっていて、作り手さんたちも困っているのではないでしょうか。私自身は恵那派なので、恵那が上手くいくパラレルがあっても良いのではないかと思っています。恵那派の人、多いと思うんですよ。たぶん。