ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

ディスディスブログ

ドラマ『まかない荘2』7話でフォルクスワーゲン「レイトバス」のパタパタというエンジン音が聞こえて可愛かったです

スポンサーリンク

毎週水曜23:00からtvk(テレビ神奈川)にて、ドラマ『まかない荘2』が放送されています。7話「リトル・ノン・サンシャイン」でフォルクスワーゲン・バス(タイプ2)が走るシーンがたまりませんでした。

 

 

目次

 

 

スポンサーリンク

ドラマ『まかない荘2』

www.nagoyatv.com

 

2017年11月29日の放送は7杯め(第7話)「リトル・ノン・サンシャイン」でした。私はシーズン2の3話から観始めている新参者です。また私はtvkで観てるため、メ~テレ放送の数日遅れで観ています。

サブタイトルの「リトル・ノン・サンシャイン」は映画「リトル・ミス・サンシャイン」から取っているのでしょう。私は観ていないのですがタイトルは知っています。こちらはロードムービーだそうで、『まかない荘2』の7話もロードムービーでした。

 

美味しくて笑えてほっこりするホームドラマの第2弾です。
小学生からお爺ちゃんまで様々な年代の住人が共同生活する下宿、その物件の特徴は朝晩のまかない料理&義理と人情。
一癖も二癖もある住人たちのドタバタと、美味しい料理。
そこに深夜の女子会もプラスして、月曜の深夜に疲れた心を癒します。

(略)
秋の夜長にクスっと笑えて心も身体も温まる、そんな「いいドラマ」です。

イントロダクションからはこのように書かれています。

 

 

7杯め「リトル・ノン・サンシャイン」

2017年11月29日に放送された7杯め「リトル・ノン・サンシャイン」は、内容ももちろん良かったのですが、それ以上に本作ヒロイン「のんちゃん」こと「風間希(かざま・のぞみ、演:三吉彩花)」と、まかない館の管理人「山中啓太(やまなか・けいた、演:古舘佑太郎)」が乗っていた「フォルクスワーゲン・タイプ2」、バスが多くの時間映っていて観ていて楽しかったです。

7話の内容は、自分のキッチンカー(ワゴン)が欲しい希が、啓太を誘って「キッチンカーグランプリ」に出場することになりました。大会の会場は島根で名古屋から啓太のバスに2人で乗って行こうとするのですが、何せ古い自動車ですからトラブルの連続でとうとう大会には間に合わなかったという話でした。

私は3話から観ているのでどうして希がバスを購入できなかったのか、まかない館に居候することになったのかの経緯がいまいちわかっていないのですが、Webサイトなどを拝見すると詐欺トラブルに遭ったか何かで手に入らなかったようです。

以降希はまかない館で居候させてもらいながら、まかない料理作りを手伝いつつ、啓太のキッチンカーも間借りしてサンドウィッチ屋をしてお金を貯めている、という状況です。

7話でキッチンカー・グランプリで優勝すれば優勝賞金で新しいキッチンカーを買うことができ、そうすれば啓太たちに迷惑をかけずに済むと希は考えています。

 

 

レイトバスが可愛すぎる

啓太が所有しているキッチンカーはフォルクスワーゲンのタイプ2「トランスポルター (Transporter) 」の第2世代 (T2) 、いわゆる「レイトバス」です。右ハンドルのMT仕様。カラーリングが少々珍しくて、白地にブルー・赤・濃青のラインが入っています。私は初めて見ました。

 

フォルクスワーゲン・タイプ2(Volkswagen Type 2 )はフォルクスワーゲンが製造する商用向けの自動車である。一般には、フォルクスワーゲン社のトランスポルター(Transporter )の第1世代(T1)、第2世代(T2)、第3世代(T3)にあたる。狭義ではトランスポルターの第1世代、第2世代を指す。

フォルクスワーゲン・タイプ2 - Wikipedia

フォルクスワーゲン・タイプ2のWikipediaにはこのように書かれています。自動車に詳しくない私の拙い説明より、リンク先をご覧になってください。

私はトランスポルターが大好きです。好きな方は多いですよね。でも今はT3のヴァナゴン (Vanagon) の方が好きだったりします。北米仕様のフロントランプが四角いタイプではなく欧州や日本で販売されていたランプが丸いタイプが。

T2のレイトバスとその前のT1のアーリーバスは空冷式エンジン、T3のヴァナゴンは水冷式エンジンという点で大きな違いがあります。啓太が持っているレイトバスは空冷式でして、7話で大会会場に移動中のバスのエンジン音が空冷式のそれでした。「パタパタパタパタ……」という空冷式独特の音がしっかり収録されていたかと思います。

私は自動車のこと機械のことが全く駄目なのですが、そういうことですよね? 空冷ということで文字通り空気を取り入れて冷やしているのでしょうし、となると日本では街乗りすら大変だろうなと想像します。渋滞でノロノロ走っていたらエンジンを冷やせずにオーバーヒートしてしまうでしょうし……。

ドラマ7話の後半は、バスが動かなくなって(希が壊して?)2人で押す羽目になるのですが、後部から押しているシーンには自動車がアップになることで、ブルーや赤のラインの塗装剥がれがよく見えたり、ボディの質感がより良くわかったりと、こちらも私には大変なご褒美でした。いいなぁ触りたいなぁと乗りたいなぁと思いながら観ていました。

さらに、夜には後部座席の車内に裸電球を5-6個ほどでしょうか並べて吊るしていて、そのオレンジ色の灯りがバスを照らしていて、とても良いヒッピー感が出ていて良かったです。希と啓太は車中泊をすることになって………何もなかったですけど。

バス好きの方は是非とも今回の7話を観て欲しいです。垂涎必至。

 

 

希の居場所

7話は、希と啓太の心の距離が近づいた回になりました。後ひと押しで落ちそうなところで啓太がはぐらかしたことで、付き合うとかそういうことには至らなかったものの、希は啓太を今までよりも強く意識したでしょう。

啓太はそもそもそういうつもりで言ったかどうかもよくわかりませんでした。でもそういうつもりがないことはないはずです。さすがに2人で数日も一緒にいる、車中泊もする関係になっているのですから、そういう意思がないと考える方が無理があります。

島根に行く途中に、広島までヒッチハイクで行こうとしている、「勝矢(かつや)」さん演じる「沖田さん」を拾って、一時3人旅をしていました。沖田さんを無事送り届けた2人は、沖田さんからお礼に牡蠣鍋をご馳走になります。沖田さんが家で作って(作ったのは家族の方かも)バスまで持ってきてくれたのです。

そこで沖田さんは、自分が音楽で成功するために上京したけど、がむしゃらに頑張っているうちに自分がどこを目指しているのか・どこに立っているのかすらわからなくなり、夢叶わず40を超えたところで地元に戻ることにした、格好悪いけど戻る場所があるということはありがたいことだと今は感じられる、というようなことを言うのです。

希は大会で優勝しキッチンカーを購入してまかない館を出ていこうとしていましたが、今の希にとって、啓太やまかない館の皆にとっても、希の居場所は既にまかない館になっているのでは、と啓太は言うのです。だから大会に間に合わなくて良かった(優勝する前提で話しています)と。

最終的に望みがお金を貯められてもキッチンカーを購入するのか、まかない館を出ていってしまうのか、そろそろそういうことを考えるところまで物語は進んできています。啓太と結婚してしまえば、啓太のレイトバスは自分のものにもなるということですが……?

 

 

おわりに

ちなみに希が今狙っているキッチンカーはルノーの「エスタフェ」です。エスタフェットとも言うでしょうか。確かにこれも可愛いですね。詳しくはRenault Estafette - Wikipediaをご覧になってください。英語版ですが。希が狙っているエスタフェは価格が168万円のようです。

トランスポルターもそうですけど古い車種は故障と向き合うことになるでしょう。今の自動車のようにメンテナンスなしで気軽にお出かけ……という訳にはいかないでしょうから、その点は注意が必要ですね。でも欲しい気持ちもとてもよくわかります。

 

スポンサーリンク