ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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NHK『あさイチ』で紹介された「玉止め刺繍」が簡単な手芸で面白そうでした

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平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、2017年9月25日の放送は「手芸」の特集が組まれていました。

 

 

目次

 

 

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この秋おすすめ!ちょこっと手芸

www1.nhk.or.jp

 

2017年9月25日放送の『あさイチ』は「この秋おすすめ!ちょこっと手芸」というサブタイトルで「手芸(しゅげい)」の特集が組まれていました。ハンドメイドの縫い物ですね。

最近は手芸が流行っているそうです。季節も夏から秋へと変わってきまして、秋の夜長にちくちく「手芸」をしてみるのも良いのではないかと、手芸の中でも苦手な方・敬遠してきた方に向けた「ちょこっと手芸」が紹介されていました。

ちょこっと手芸というのは、玉止めだけで刺繍をしてみたり、型紙やミシンを使わずにリメイクをしたり、家で使わない布を使ってみたり、そういう気軽な手芸のことを指します。

 

 

私はミシンならできます

ちなみに私はミシンでの直線縫いは結構得意です。というのもアパレル関係で働いていたことがありそのときに裾を直す作業をしていたからです。

裾の上げ幅を測って、ハサミでカットして、生地に合う糸をチョイスして、ミシンに糸をセットして、そして縫う。その工程を両脚を縫い終わるまでの時間は5分もあればできていました。縫うだけなら数分でいけましたね。もう15年以上20年近くミシンに触れていないので、今はもっと時間がかかると思います。

その代わり手縫いは苦手としています。やってやれないことはないですけど、ミシンを扱うよりずっと駄目ですね。

 

 

玉止め刺繍が面白そう

個人的に今回の特集で最も興味を抱いたのは「玉どめ刺しゅう」です。玉止め刺繍です。

 

DARUMA-横田株式会社-

 

玉止めだけで刺繍をしてしまおうというアイデアです。この玉止め刺繍は大阪にある糸メーカーの若社長さんだそう。縫い物に親しんで頂くために、より簡単にしかも可愛くできる提案ができないかなと思って浮かんだアイデアということでした。

大阪にある糸メーカとは、上に貼った「DARUMAー横田株式会社ー」さんかなと思います。NHKは企業名を言わないので調べました。間違っていたら申し訳ありません。

 

玉止め刺繍のやり方はシンプルです。まずハンカチや布巾に円やアルファベットなど好きな図柄を描きます。下絵ですね。洗うと消えるペンで描きましょう。

次に糸を3色選びます。そのうち1色は挿し色(目立つ色)にすると、それがアクセントになって全体がまとまりオシャレに見えるそうです。使う糸は刺繍糸でなくボタン付けなどに使う糸で問題ありません。番組で使用した糸は「家庭糸細口4本取り」だそう。

縫う前に一作業します。それは指の腹で糸の撚りを直す(回転を戻す)ことです。これをすると縫っていて糸が絡みにくくなります。

針に糸を2回巻いて玉を作ったら、もう一度玉の根元に針を指します。こうすることで玉が浮き上がらずに生地にしっかり付きます。そのまま糸を切らずに下絵の進行方向に玉止めを繰り返していきます。途中お好みの場所で糸を変えます。

方法は以上です。簡単ですね。たとえ下絵通り刺繍することができなくても、大きな失敗をしていない限りはやり直す必要はありません。それも味になります。

 

宇宙一分かりやすい玉止めの作り方のコツThe world's fastest trick of tying french knot! - YouTube

 

玉止めとは何か、というところからわからない方は上記のYouTube動画をご覧になって下さい。宇宙一分かりやすい玉止めの作り方のコツという動画です。動画は最後に糸を切っていますけど、玉止め刺繍は切らずに続けます。

 

他の簡単刺繍

他にも、タオルの端の一部にくるくると巻いただけの刺繍や、学校の上履きの甲にあるゴム部分に十字にクロスさせただけのステッチを付けるだけの簡単刺繍も紹介されていました。タオルに刺繍するアイデアは曜日で分けたり家族で分けたり(お父さん用お母さんよう長男用など)するのに良いですね。上履きはペンで名前を書くよりも自分の物だとわかりますし、特に女の子には可愛く感じられるでしょうから、良いアイデアでした。

 

 

シャツやブラウスのカスタマイズ

玉止め刺繍のシーンで、方法を教えてくださった糸メーカー女性社員さんは、ブラウスの背面、ボタン合わせのところに玉止め刺繍をしていました。そういうちょっとしたカスタマイズで既製品の洋服も自分オリジナルに変わりますね。素敵です。

私も、最近はしていないですが、昔は購入したシャツの襟や前合わせや袖口に刺繍をすることをしていました。適当な糸、できれば太めの糸で並縫いするだけです。例えば縁取りをするように。これだけでオリジナルシャツになります。

それと、刺繍ではないシャツなどのカスタマイズでオススメなのが、「ボタンを変える」ことです。自分で好きなボタンを予め用意しておいて、それをシャツのボタンに付け替えます。ボタンホールの大きさに合わせないと行けないですからサイズには気をつける必要がありますね。でもこれだけでオリジナルに変わります。

私は古着が好きなので、着られなくなったボロの古着を捨てる前にボタンだけ外しておいて、他のシャツに使っていました。あるいはフリマなどでジャンクなシャツを大量に購入してボタンを取っておいたりもしましたね。親が着なくなった服のボタンは既にヴィンテージ感があって良いですよ。

 

 

おわりに

番組中に視聴者さんからのメールかファックスで、「やりたいのは山々だけどセンスがない」というものがありました。

その意見に対してゲストの「光浦靖子(みつうら・やすこ)」さんは「初心者の人の作品は、『邪』がないんですよ。計算とか。真っ向勝負で行くもんで、実はこなれた人よりもよっぽど可愛いんです。あの素直さには敵わない可愛らしさがあるもので。下手な人はとにかく一所懸命やれば絶っ対可愛いものができるんですよ」「無垢な可愛さがある」と言っていました。

光浦さんは手芸が得意でワークショップも開くほどの方だそうです。スタジオに出演していた手芸の先生も光浦さんの意見に頷いていらっしゃいました。同意。

本当にやりたいと思っているのなら、やる前に「やらない理由」を作らない方が良いですね。やらなければ上手くならないですし、センスがないならセンスがある人の真似から始めれば良いのです。色彩センスも、色見本の本などたくさんあるでしょうから、まずは動いてみると良いかと思います。センスはある程度培えるものです。やる前に可能性を狭めてしまうのはもったいないです。

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