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再放送!ガンメン「ラガン」の戦闘シーンはTRIGGER感満載で面白いです - アニメ『天元突破グレンラガン』1話「お前のドリルで天を突け!!」の感想

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2017年7月6日木曜日(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『天元突破グレンラガン』が放送されています。再放送です。

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

目次 

 

 

アニメ『天元突破グレンラガン(再)』

s.mxtv.jp

 

天元突破グレンラガン

 

 

 2017年7月6日の放送は第1話「お前のドリルで天を突け!!」でした。しつこいようですけど再放送です。

 

 

イントロダクション

遥かな未来。

人々は地中に穴を掘って家を造り家畜を飼い、時折起きる地震と落盤に怯えながら何百年も息を潜めるように暮らしてきた。

そんな村の一つ・ジーハ。

村を広げるための穴掘りをしていた少年・シモンは、ある日、掘り進んだ先で偶然、不思議に光る小さなドリルを見つける。

そして、シモンの兄貴分である青年・カミナ。彼は、村の上には「地上」があることを信じ、グレン団というチンピラグループを率いて天井を突き破って外へ出ようと目論んでいた。

そんなある日、地震と共に村の天井が崩れ巨大なロボットが落ちてくる!

カミナは確信する「やっぱり地上はあった!」

そして、無謀にも村で暴れるロボットに立ち向かおうとする。

その時、更に地上から何かがやって来た。それは、巨大なライフルを持った少女・ヨーコだった。彼女は、ロボットを地上から追って来たのだ。

しかし、ライフルの威力では、倒すどころか足止めをするのが精一杯。

そんなピンチの中、シモンは、以前、地中から掘り出したモノをカミナとヨーコに見せる。

それは、顔だけの謎のロボットだった…。

このようなイントロダクションです。ほぼ1話の要約ですね。

原作はなく、オリジナルアニメと思われます。原作はGAINAX(ガイナックス)で、監督が「今石洋之」さん、シリーズ構成が「中島かずき」さん、キャラクターデザインが「錦織敦史」さん、メカニックデザインが「吉成曜」さん、音楽が「岩崎琢」さんとのこと。

 

アニメ制作会社ガイナックスに所属していたアニメーション演出家の大塚雅彦と今石洋之、制作プロデューサーの舛本和也の3人が2011年8月22日に設立したアニメーション制作会社。

トリガー (アニメ制作会社) - Wikipedia

トリガー (アニメ制作会社)  のWikipediaにはこのように書かれています。

『グレンラガン』の制作会社はGAINAXだそうですけど、Twitter画像で『グレンラガン』の主人公「シモン」と『リトルウィッチアカデミア』のヒロイン「アッコ」がバトンタッチをしているように、制作会社TRIGGERの流れを組む作風です。『キルラキル』と同じ匂いがします。

Wikipediaを見るとTRIGGERは『グレンラガン』の制作より後に、GAINAXから独立した制作会社のようですね。道理で。

私はこの『天元突破グレンラガン』を一度も観たことがありませんでした。『キルラキル』も『宇宙パトロールルル子』も『リトルウィッチアカデミア』も観ているので、それらの源流のような、この『グレンラガン』も是非一度観てみたいと思っていました。それが今回叶うことに。

 

今回の『グレンラガン』の再放送は、TRIGGERとA-1 Picturesの合作オリジナルアニメ『ダーリン・イン・ザ・フランキス』が発表されたことを記念したものになっているようです。

 

 

 

『天元突破グレンラガン』の登場人物

アニメ『天元突破グレンラガン』に登場する主な人物を紹介します。といっても多くの方は既にご存知と思いますので、初見の方向けと私の備忘録です。

私は初見ですので、理解していなかったり間違えて理解していたりしている可能性があります。ご了承ください。

本作の主人公は「シモン」です。名前の由来は「下」でしょうか。「ジーハ(漢字の端?)村」で穴掘りを生業にしている少年です。良く言えば物静かな、悪く言えば気弱な性格。身長が低く、見た目に大きな特徴はありません。普段は頭にゴーグルを乗せていて、穴を掘るときには目に当てています。

ある日、シモンが穴を掘っていると不思議に光る小さなドリルを見つけます。ここから物語が動き始めました。さらにBパートではロボット「ガンメン」の「ラガン」も土中で見つけ、自ら操縦しています。地上から降ってきた敵の「ガンメン」と戦いました。

 

続いて「カミナ」。名前の由来は「上」でしょうか。カミナもジーハ村の人間です。リーダー気質のある熱血漢で「グレン団(紅蓮団?愚連団?)」なるグループを率いています。シモンからも兄貴と呼ばれています。血縁はないはず。外見は赤いサングラスをかけ、上半身には入れ墨、腹にサラシを巻いているチンピラ風。

カミナは地中での生活に嫌気が差していて、ジーハ村の天井の向こう側には地上があると信じています。1話において、上から降ってきた巨大なロボットとの戦闘によって、シモンや後述する「ヨーコ」とともに念願の地上へ出ることができ、彼が信じていたことは正しいと証明されました。

 

本作のヒロインと思われる人物は「ヨーコ」です。名前の由来は漢字の「横」でしょうか。ジーハ村の隣にある「リットナー村(隣り村?)」から来た少女です。ビキニにホットパンツ姿をし、ライフルを操るスナイパーです。

ヨーコは上からジーハ村に降ってきた巨大ロボットと一緒にジーハ村に降ってきました。1話終了時、詳しいことはわかりませんが、何らかの組織に入っているような印象です。

1話はこのくらいでしょうか。村民はたくさんいましたけど物語上あまり重要ではなさそうですから今回はここまでです。

 

 

ガンメンとラガン

本作『天元突破グレンラガン』に登場するロボットは「ガンメン」と呼ばれているようです。

『機動戦士ガンダム』におけるモビルスーツみたいなことと私は理解しています。モビルスーツ(ガンメン)のガンダム(ラガン)、ザク(敵のガンメン)のイメージです。

1話に登場したガンメンは、シモンがジーハ村の地中で見つけた機体、カミナが名付けた「ラガン」と、地上から降ってきた機体の2機が登場しています。

ガンメンについての詳細は未だ不明です。ラガンは頭部に手足が生えている形状をしています。首から下はありません。コクピットのモニター的なものの中心に空いていた穴に光るドリルを差し込むことで起動し、さらにドリルを撚ることで頭部からドリルが出て来るなどの効果が生じるようでした。

 

 

おわりに

1話を観ただけで後のTRIGGER感は満載でした。ノリはTRIGGER作品そのものです。

1話でカミナがシモンに発破をかけるために言った台詞「お前を信じろ。俺が信じるお前を信じろ」はネットで散見されるフレーズでした。これは『グレンラガン』が元ネタだったのですね……知りませんでした。

本作は10年前に放送されているため、ネットには情報が溢れています。意図せずとも初見の私にとってはネタバレになる情報が大量に入ってきてしまい、完全に情報を遮断しての視聴は無理でした。こればかりは仕方がありませんね。

例えば、上記公式Webサイトのキャラクターやメカニックページを見ても、後半に登場するであろうキャラやガンメンたちがデフォルトで載っていました。前半のキャラやガンメンはボタンをクリックしないと切り替わってくれない仕様です。後半のシモンはこれがシモン? という感じでしたし、カミナ……という。

 

1話を観て、私は「安部公房(あべ・こうぼう)」の小説『砂の女』を思い出しました。カミナが地上へ出たがっている様子が、『砂の女』の主人公の男が砂穴の家から地表へ出ようとしている様子とどこか被っているように感じられたからです。

 

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