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ニアが螺旋王に捨てられた理由は何でしょう?ヴィラルはカミナの死に気づいていないようです - アニメ『天元突破グレンラガン(再)』10話「アニキっていったい誰ですか?」の感想

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毎週木曜日(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『天元突破グレンラガン』が放送されています。再放送です。

 

  

目次 

 

 

アニメ『天元突破グレンラガン(再)』

天元突破グレンラガン

 

2017年9月7日の放送は第10話「アニキっていったい誰ですか?」でした。カミナ死後はニア視点のサブタイトルになるのでしょうか。

  

 

10話「アニキっていったい誰ですか?」

前々回8話に主人公の一人「カミナ」が死んでしまい、打ちひしがれる「大グレン団」、中でもカミナをアニキとして慕っていたもう一人の主人公「シモン」はカミナ喪失のショックから自信を失っていて、自暴自棄気味です。加入したばかりの団員との軋轢も生じています。

カミナの彼女だった「ヨーコ」はそんなシモンを静観するようです。自分で咀嚼して立ち直らなければならない問題ですし、自身もショックを受けていて他人を気遣うどころではないということもあるでしょう。

そんなシモンたちの前に現れたのが「ニア」でした。ニアはシモンたちの仇敵「螺旋王」の娘、王都第1王女だと9話ラストでシモンたちを襲ってきた螺旋王四天王の一人「流麗のアディーネ」に向かって言っていました。

 

 

ニアが捨てられた理由は何か?

唖然とするアディーネと大グレン団、アディーネはとりあえず一旦王都に退いて螺旋王に謁見し事の真相を確かめようとします。

しかし螺旋王は「ニアはもう捨てた。どうなろうが構わん」としか言いません。ニアはどうして螺旋王に捨てられたのでしょうか? 螺旋王には他にも子供がいて、その子の方がニアより後継者に適していると判断されたとか、そういうことでしょうか?

ともかくもアディーネは冷徹な螺旋王から自分の命を守るためにも、翌日の日没までに単独で大グレン団とニアを抹殺することを誓っています。

 

 

アディーネ専用ガンメン「セイルーン」

アディーネのガンメンは専用カスタムガンメン「セイルーン」と画面に表示されていました。

セイルーンの名前の元はセイレーンでしょうか。となるとアディーネの名前の元は「ウンディーネ」かもしれません。螺旋王四天王は四大元素が元になっている? 8話で倒した螺旋王四天王「チミルフ」は「シルフ」ですか。

そのセイルーンに乗ったアディーネは単独で大グレン(ダイガンザン)を襲い、今度はニアを殺そうとしましたが、シモンが助けに入り、また「キタン」たち大グレン団のガンメンたちの抵抗、「リーロン」たちメカニックが大グレンを動かす(操縦ではなく)ことでセイルーンを退けることに成功しています。

「人間掃討軍極東方面部隊長」の「ヴィラル」が「エンキドゥ」に乗って助けに来て、セイルーンを連れて退いていました。アディーネが螺旋王へ立てた誓いは翌日日没まででしたから、もう王都に戻ることはできません。倒すしか道はありません。倒したとしても期日は過ぎているので命の保証はないですが。

 

 

ヴィラルはカミナの死を知らない?

ヴィラルはカミナの死を知らないでいるようです。今回も「ロシウ」が乗ったグレンをカミナが乗っていると思いこんでいました。

ヴィラルはカミナを自分のライバルと思っています。上官をチミルフからアディーネに乗り換えることはプライドをかなぐり捨てていると受け取れます、そうしてまで切望しているライバルが既に死んでいるとわかったときに、彼はどのような反応を示すのでしょうか。

ヴィラルは大グレン団の味方になりそうな予感がしますね。

 

 

シモンの復活の道は遠い?

シモンは10話が終わっても自信を失ったままです。ラガンも無反応でした。

アニキがいなければ自分は何もできないというシモンに対して、アニキ(カミナ)のことを知らないニアは、シモンからアニキのことをたくさん聞いていました。

その上でニアはシモンが一人では何もできないなんてことはないと言っています。シモンは一人で自分のことをコンテナから救い出してくれ、ガンメンから守って大グレンに連れてきてくれましたし、アディーネのセイルーンに対して(ラガンが動かないため)生身で守ろうとしてくれました。既に何度もシモンに命を助けてもらっています。

「いない人(カミナ)のことを知ることはできません。でもシモンだっていない人に頼ることはできないはずです」

ニアのこの台詞はヨーコの怒りを買っていました。シモンにとってヨーコにとってカミナがどれほど大きな存在だったか知らないからこその発言ではありますが、カミナは獣人によって失ってもいますから、獣人のニアが言えた発言ではなかったかもしれません。配慮を欠いた発言でした。しかし真理を突いてもいるように感じられます。だからこそ怒りを買ったのでしょう。

時間が必要なことですね。

 

 

おわりに

ニアは大グレン団に受け入れられつつあるようです。特に新団長(?)のキタンは簡単に籠絡しそうです。ニアは体を張ってアディーネから大グレン団を守っていましたし、憎き螺旋王の娘ではあるものの螺旋王に捨てられたこともアディーネの台詞からわかったので、同情も入っているでしょうか。

ニアはシモンを好きになる、シモンもニアを好きになる流れであることは確かです。しかし今のところ両者とも恋愛感情とは少し異なる感情を持っている、というかまだお互いに恋をしていると気がついていないように見えます。ただこれは時間の問題でしょう、そのタイミングはシモンの復活と同じかなと思っています。