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ヴィラルが人間の味方?ニアがアンチスパイラルの手先になったのでしょうか? - アニメ『天元突破グレンラガン(再)』17話「あなたは何もわかっていない」の感想

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毎週木曜日(水曜深夜)より、TOKYO MXにてアニメ『天元突破グレンラガン』が放送されています。再放送です。

2017年10月19日の放送は17話「あなたは何もわかっていない」でした。

 

  

目次 

 

 

アニメ『天元突破グレンラガン(再)』

天元突破グレンラガン

 

2017年10月19日の放送は第17話「あなたは何もわかっていない」でした。

私は先週旅に出ていたで15話の感想記事を書いていません。16話は総集編だったようで、再放送では放送していなかった様子。

 

 

15話「私は明日へ向かいます」

第15話「私は明日へ向かいます」はテッペリン攻略戦です。

崩壊を始めたかに見えた獣人の都、王都「テッペリン」は、実はその都自体が超巨大なガンメン「テガブツ」でした。呆然とする主人公「シモン」たち「大グレン団」、彼らに近づけさせまいとテッペリンもといデカブツから多数のガンメンも出撃してきて、戦いが始まりました。

「キタン」たち「大グレン団」のガンメン使いたちはデカブツから出撃してきたガンメンと戦い、シモンとヒロインの「ニア」と「ロシウ」が乗る「グレンラガン」は単身デカブツへと向かいました。グレンラガンを螺旋王の元に送る際、「大グレン」は自爆することでデカブツの左腕のハンマーを破壊しています。「ヨーコ」たちは脱出していて無事のよう。

デカブツの天頂には螺旋王「ロージェノム」が玉座に鎮座しており、とうとう螺旋王と対峙すしたグレンラガン、特にニアにとっては自分を捨てた父親との再会となりました。

と、その前に「ヴィラル」が乗る新ガンメン「エンキドゥドゥ」がシモンの前に立ちふさがりました……が、シモンたちはヴィラルを物ともせずに倒します。もはや実力差は明白です。

 

「そもそも螺旋の力を手に入れた人間に獣人が太刀打ちするなど敵わぬからな」とはロージェノム。つまりロージェノムは獣人ではなく螺旋力を手に入れた人間ということのようです。

グレンラガンとロージェノムの乗るガンメン「ラゼンガン」との戦いが始まりました。しかしグレンから離れたラガンがこれをも倒すと、今度はロージェノム自身がグレンラガンと戦い始めます。

 

ロージェノムはガンメンなど使わずともガンメンよりも強い人間でした。シモンとニアが乗ったラガンのみでロージェノムと戦うも倒すことができず、逆にボロボロにやられてしまいます。ロージェノムによってコクピットから引きずり出されたシモン、ですがそここそが好機で、ラガンの鍵になっていたコアドリルを引き抜き、ロージェノムの胸に刺し入れたのです。

螺旋力はシモンがロージェノムが上回っていました。ロージェノムは胸に大きな穴を開けられて瀕死の状態になり、「100万匹のサルがこの星に満ちたとき、月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす」とメッセージを残してテッペリンから落ちていきました。

ここで2部が終わりのようです。 ロージェノム戦が非常に呆気なかった印象でした。数話は使うと思っていたのです。

 

 

17話「あなたは何もわかっていない」

17話から3部です。テッペリンでの決戦から7年の歳月が経っています。

シモンたち「大グレン団」によってロージェノムたちから解放された人間たちは幸せを謳歌しており、地上に大文明が築かれていました。螺旋王が残したテクノロジーが文明の構築に大きく寄与しているようです。

新都は「カミナシティ」、場所はテッペリンのあった場所で、現在は人間たちの都となっています。新政府の総司令にはシモンが就き、ロシウが総司令の補佐官でしょうか。「ヨーコ」は新政府が水に合わないとかでカミナシティを去っています。

 

 

ヴィラルがシモン的な立ち回り

ロシウと同じ村にいた幼い子どもだったギミーとダリーは成長をして、ガンメンのパイロットとなっていました。グレンラガンを元に造られたグレンラガンタイプの量産機(?)に乗り、未だシモンを襲おうとしているヴィラルと戦っています。ヴィラルはまだ生きていたのですね。

ヴィラルは単にシモンとの決着をつけようとしている訳ではありませんでした。人間の中には地上に出ず今までのまま地下で暮らしたいと願うグループがいて、彼らが新政府に強制連行されていることに抗おうとしたようです。

まるでシモンたち新政府がしていることは当時の螺旋王と変わらず、今やヴィラルが当時のシモンたちのような立ち回りをしていました。

 

 

100万匹のサル

「100万匹のサルがこの星に満ちたとき、月は地獄の使者となりて螺旋の星を滅ぼす」

死亡する直前にロージェノムが発した台詞、このメッセージのうち「サル」は人間のことを指しているとシモンたちは捉えていて、月に探査ロケットを打ち上げています。それと同時に地球の人口が100万人に到達するとしたいつになりそうなのかを知るために、現在の人口を正確に把握しておきたいと、ロシウが先頭に立って地下の人間を地上に上げているようです。

シモンは地下に居続けたい願っている人たちを強制連行している事実を全く認識していなかったようです。実務は補佐官のロシウに任せっきりだったのですね。まぁ確かにシモンは穴を掘ることしかできない設定でしたから、苦手な分野であることは確かでしょう。

そしてとうとう地球の人口が100万人に到達したときが来ました。カミナシティ上空に物体が現れ、地上を攻撃し始めました。月からワープしてきた? ギミーやダリーの「グラパール隊」でも敵わないようです。

ロシウの静止も聞かず、総司令のシモンがグレンラガンで出撃し、この物体を倒しました。ロシウとしては倒さずに機体照合や分析をして、今後に備えたかったようですが、国民を守ることを最優先にしたいシモンはロシウの提案をはねのけて物体を破壊してしまいました。

物体はキューブ状に細かく分かれた後に辺りに飛散し、地上に接すると同時に爆発を起こしてしまい、結果として大惨事を引き起こすことになりました。ロシウにとってはそれ見たことかと言いたくなる状況です。

物体の出現と同時期に月がどんどんと地球に近づいているようです。近づくにつれニアの身体が異常をきたします。身体中に赤く光る模様が走り、というか元からあって浮き出てきたのでしょう、自我を失ったようでした。

自我を失ったニアは宙に浮きながら「地球人類に告ぐ、我々、反螺旋族『アンチスパイラル』は地球人類が螺旋力危険レベル第2段階に達したと判断、これより『人類殲滅システム』を発動します」とカミナシティの人類に告げていました。

 

 

おわりに

ということで第3部に入りました。怒涛の展開でついていくのがやっとですが、第3部以降はアンチスパイラルという勢力(?)との戦いになりそうです。

ロシウがシモンに反旗を翻す、要は新政府にクーデタを起こすフラグも立っていますから、その点も要注意ですね。ロシウはロシウなりに人類のことを考えて行動を執っているようには見えますから、悪ではないでしょう。

ニアがわからないですね。ニアはアンチスパイラルの手先になったということなのでしょうか。もちろんニアの意識というか自我とは無関係に、ですが。螺旋王がシモンたち人間を地下に押し込めていた理由も人類が100万人に達することを避けるためだったのですね。

そもそもアンチスパイラルが一体何者なのか、組織なのか1個体を指すのか、それすら現時点ではわかっていません。ただ何となく螺旋の力を有している可能性は感じます。螺旋力を持っているからこそ螺旋の力の危険性もわかっていて、一定以上の力を持たせないように永遠に監視を続けてきた存在、のような気がします。