平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、2017年7月3日の放送「簡単!新感覚“スゴ豆”料理」で、「フムス」なる料理が紹介されていました。
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簡単!新感覚“スゴ豆”料理
2017年7月3日放送のNHK『あさイチ』では「簡単!新感覚“スゴ豆”料理」というサブタイトルで「豆料理」の特集が組まれていました。
「ひよこ豆」や「レンズ豆」といった海外産の豆が日本でもブームになっているのだそうです。中でも「フムス」ハリウッドセレブの皆さんもダイエット食品として愛用する料理だそうで、ニューヨーク発で流行に火が付き、日本でもフムスを扱うお店が増えているということでした。
フムスの他にも豆には強い「体質改善効果」があるということで、蒸し大豆を毎日食べると、腸内のビフィズス菌が増えたり、便秘や便が緩い人が快便になったりと、健康効果が期待できるということも紹介されていました。
「フムス(フンムス)」とは何か?
そんな中で個人的に最も興味を抱いたのは「フムス」です。
フンムスあるいはフムス、ハマス(アラビア語:حُمُّص ḥummuṣ, トルコ語:humus、ヘブライ語:חומוס)は、ゆでたヒヨコマメに、ニンニク、練り胡麻、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすりつぶし、塩で調味したペースト状の料理。 英語でハモス(Hummus)と呼ばれる。
フムスのWikipediaにはこのように書かれています。
簡単に言えば「フムス」とは「ひよこ豆のペースト」です。練り胡麻やレモン汁などを加えてすり潰したもの。
「フムス」の名前については、解説員の「柳澤秀夫(やなぎさわ・ひでお)」さんが「フムス」の呼称には違和感があり「フンムス」の方が近い発音とか何とか仰っていました。個人的には、こういうことは国や地域によって変わってくる可能性があるかもしれないので、あまり神経質にならなくて良いかなと思っています。
ヒヨコマメ(雛豆、学名:Cicer arietinum)はマメ亜科の自殖作物である。
(略)
ガルバンソ(スペイン語: Garbanzo)、エジプト豆、チャナ豆などの名でも知られる。
ヒヨコマメのWikipediaにはこのように書かれています。
私はこのヒヨコマメなる豆の存在を全く知りませんでした。今日の放送で知りました。
英名 Chickpea は「ひよこみたいな豆の形」による命名であると一般に認識されており、和名の由来ともなっているが
ヒヨコマメの名前の由来はこのようになっていますが、元をたどるとラテン語に行き着くようですね。原産はトルコ南東部で、最大の産地はインドで、パキスタンやトルコでも多く栽培されています。
ヒヨコマメの価格をAmazonで調べたところ1kg (1,000g) で1,000円ほどのようでした。私が調べる前に思っていたよりは安い。あと500-1,000円は高いかと思っていました。
そのヒヨコマメのペースト「フムス」は、ニューヨークで専門店が続々登場していて、日本でもメニューに加えるお店が増えているのだそうです。ブーム。
フムスの食べ方
フムスの食べ方は、お店ではピタパンサンドにトッピングしたり、サラダのドレッシングとして添えられたりしていました。
番組ではイスラエル出身の方が食べ方を紹介してくれていました。一番トラディショナルな食べ方は、ピタ(パン)を手頃な大きさに千切ってそれでフムスをすくって食べる、というものです。野菜スティックのディップにしても良いと。
フムスは濃厚なムースのような食感だそうです。腹持ちが良いけどもたれないともVTRでインタビューに答えていた一般の方は言っていたでしょうか。素材は豆なのでローカロリー(低カロリー)と。
フムスの作り方
ヒヨコマメのペースト「フムス」の作り方は至って簡単でした。
材料は「ヒヨコマメの水煮」と「白練り胡麻」「レモン汁」「オリーブオイル」「ガーリックパウダー」「塩」で、これらをフードプロセッサに全て入れて混ぜるだけ。数分混ぜてクリーミーな状態になれば出来上がりです。
スタジオでは「大豆のフムス」が紹介されていました。ヒヨコマメを「蒸し大豆」にして、オリーブオイルを「胡麻油」、レモン汁を「りんご酢」にしていましたね。和フムス。
他、VTRで紹介されていた食材は「ニンジン」や「アボカド」「カボチャ」「ツナ」でした。これらを加えても良いそうです。それとスパイスの「クミン」も使っていました。アレンジは幅広そうです。
個人的には「ホウレンソウ」や「生姜」「わさび」も良さそうに感じましたし、アクセントとして「リンゴ」などフルーツを加えても良さそうだなと感じました。食べたことはないですけど。
おわりに
蒸し大豆を使ったフムスは非常に手軽に作れそうですし、日頃の食事に組み込んでも違和感なく食べられそうですから、これは試したいと思いました。
番組では、蒸し大豆が便秘解消になるという実験も行っていました。1日に蒸し大豆50gを2週間食べ続けたところ、腸内環境を整える善玉菌として有名な「ビフィズス菌」が4.4倍も増えたという結果が出たそうです。
大豆に含まれる「オリゴ糖」がビフィズス菌などの善玉菌のエサになるため増えると説明していたでしょうか。
今回の「豆料理」の放送で気になった点は、1年で26kgもの減量に成功した女性の料理研究家の方がVTRに登場していたことです。
女性で-26kg/年は凄いですよね。しかし、わずか1年で26kgも痩せることは危険ではないかと観ていて思いました。筋トレなどで筋肉をつけるなど計画的に痩せているのなら良いかもしれないですが……。
1年間ほどの期間で痩せるなら、-10kgほどに抑えた方が体への負担を考えると良いのではないかと。今は良くても10年後20年後の体が心配です。
私は半年で20kgほど痩せたことがあるので、人のことを言えないですけれども……私の場合は病気が関係していた可能性が高いのであれですが。
その方のダイエット方法は詳しくは話していませんでした。しかし、紹介していた豆料理を見ると、ご飯などの炭水化物を豆のタンパク質に変えることをしていたので、ダイエットもこの方法を採用していたと思われます。これも……少々極端に感じました。