『OLYMPUS(オリンパス)』のコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)「XZ-10」を使用して、2017年1月7日までに撮影した写真の中から撮影した日ごとにいくつか選んで紹介します。
今回の撮影の設定は、以前は「撮影モード」が「Pモード(プログラムモード)」か「Cモード(カスタムモード)」と、アートフィルターの「ラフモノクローム」を使って撮影しています。今回ブログに紹介する写真はほぼラフモノクロームです。
その他の設定は、「ピクチャーモード」が「Natural」、「画質」が「Normal」です。「トリミング(一部切り出し)」と「レタッチ(加工・修正)」はしていません。ブログ用にリサイズだけします。
今回紹介する写真は、8年ほど前に発売された「Nikon(ニコン)」のエントリーモデルのデジタル一眼レフカメラ「D3000」で撮影したものと対象が被っています。カメラやセンサー、センサーサイズ、レンズの違いを比べると面白いかもしれません。
2017年1月4日撮影分
2017年1月4日です。晴れていました。
画像は「アジサイ(紫陽花)」と思います。葉は落ちている株がほとんどですけど、こちらはしっかりと残っています。後ろには墓石なのか石碑なのか何かがあります。
「オギ(荻)」かなと思います。フレア気味ですが私はフレアは大好物なので出てOKです。
「ユキヤナギ(雪柳)」の花が咲いていました。ピントがずれています……。
オギか「ススキ(芒、薄)」です。カラーのときにレンズフレアが強く面白く出ていたので、この1枚だけPモード撮影した画像を紹介します。
同じ構図でモノクロです。
こういう視点が好きみたいでよく撮ります。
「ニシキギ(錦木)」と「ヘクソカズラ(屁糞蔓)」です。色が付いているものも良いですが、モノクロもまた味わいがある、画になる対象です。
「コウバイ(紅梅)」が咲いていました。早めの開花です。
「ドウダンツツジ(満天星)」です。
何の葉かわからないですけど逆光に透けている様子を撮ろうとしました。思うようには撮れませんでした。
2017年1月6日撮影分
コウバイです。4日に撮影したものとは別の木。この一帯のコウバイはほとんど咲いているようでした。
川とオギでしょうか。ススキかもしれません。モノクロ撮影の場合は逆光で川を撮ることもとても面白いです。
水のぬるっとした粘着感も出ていますね。
この日はこんな写真ばかり撮っていました。
右には「ガマ(蒲)」が生えています。綿毛がもさもさしています。
雲も色々な表情を見せていました。
2017年1月7日撮影分
2017年1月7日です。この日は「七草粥(ななくさがゆ)」の七草抜きを食べました。
「ハゼ(櫨)」か「ナナカマド(七竈)」かなと思っている葉です。後者かなと。
月が見えました。右上にシミがあるのはセンサーなのかレンズなのか非常に気になります……。
右下にちょっぴり月がえます。飛行機雲と筋状の雲がシュッシュと伸びていて勢いがあります。
このプロペラ状のものは「イロハモミジ(伊呂波紅葉)」の種ですね。種皮。
こんな落ち葉だらけの山道を歩いて撮影しました。
その途中にあった、何か太い幹の木の樹皮に、手前にある葉の影が落ちている様子です。
D3000の記事でもこの構図は紹介していますが、モノクロの方が狙い通りになっているように感じられます。
「コウバイ」が咲いていました。4日とも6日とも違う木です。
画面のどこにピントを当てるかによって、センサーが感知する明度がかなり異なってきます。同じ花を撮っているのにこの違いです。
「門松(かどまつ)」です。こういった立派な門松はどんどん見られなくなっていますから、たいへん貴重ですね。角松敏生さんではない定期。
おわりに
やはりラフモノクロームは面白いです。他のアートフィルターは息抜きとしては楽しめますけど、写真の面白さはモノクロは他の比ではありません。私にとっては。
フィルムやりたいですね。墨絵もやってみたい。