ディスディスブログ

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紀夫に「坂東営業部」退社フラグと「キアリス」転職フラグが立ちました - 朝ドラ『べっぴんさん』70話の感想

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NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』、2016年12月22日放送の第70話では、紀夫が何かアクションを起こそうとするフラグが立ったようです。

 

 

第12週「やさしい贈りもの」

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1948年(昭和23年)秋、ヒロインの「坂東すみれ(芳根京子)」と、「小野明美(谷村美月)」、「村田君枝(土村芳)」、「小澤良子(百田夏菜子)」の4人で始めた赤ちゃん用と子ども服を扱うお店「キアリス」は、神戸港町商店街の本店に加えて大手百貨店「大急百貨店(だいきゅう・ひゃっかてん)」にも2号店出店することになりました。

順調な経営を続けているように見える中で、すみれは「キアリス」を辞める決断を下しています。理由は家族、夫「坂東紀夫(永山絢斗)」と娘「さくら(粟野咲莉)」と過ごす時間を大切にしたいからです。すみれの実家・坂東家の元女中頭で、戦後はすみれたちと暮らしてきた「佐藤喜代(宮田圭子)」が腰を痛めて入院したことも、すみれの心境の変化に大きく影響していました。

 

 

野上ゆりが家出

すみれの姉「野上ゆり(蓮佛美沙子)」は、夫「野上潔(高良健吾)」との間に子どもができました。さぞ幸せそうにしているかというとそうでもないようです。

2人の子どもが自分のお腹に宿ってくれたことはとても嬉しかったようですけど、出産後の自分の身の振り方を考えたときに、自分と潔では考え方が異なる、ということに悩んでいます。

69話では、そんなゆりが家を出てしまいました。潔はゆりがすみれたちの家に来ているのではとやって来ましたが居らず、すみれは近江の実家にいるのでは?とアドバイスをして潔はそちらへと向かっています。近江へ行く前に神戸港町商店街の靴屋「あさや」にも立ち寄って、主人の「麻田茂男(市村正親)」とも話をしていましたか。

近江に行った潔でしたが、家にはゆりの父「坂東五十八(生瀬勝久)」しかいません。どうやらゆりの祖母「坂東トク子(中村玉緒)」が病院へ行っていて、その付き添いで家を留守にしているようです。

しばらくして帰ってきたゆりと、潔が面会をしていました。潔は、闇市時代にゆりを危ない目に遭わせられないことから仕事をさせずにいましたが、自分も一緒に「坂東営業部」を盛り立てたいと訴えてきたゆりのために、以降は彼女に活躍の場を設けてきました。ですから、潔としては出産後もすぐに戦線に復帰すると思い込んでいたのです。

しかし、子どもを身籠った「ゆり」はあの頃とは考え方が変わっていた、ということです。実際に子どもができたときにどのように心境が変わるかは、なってみないとわからないですよね。

 

 

クリスマスの目玉商品

大急百貨店では戦後初となるクリスマスセールを開催することになりました。各店が目玉商品を用意することになり、君枝たちは何にしようかを苦慮しています。

すみれと紀夫、というか紀夫のアイデアだったと思いますが、缶にペンキでペイントし、そこに飴(でしたか?)を入れてラッピングをすることを思いつき、それを「さくら」へのクリスマスプレゼントとしていました。

プレゼントはクリスマス前にさくらに見つかってしまい、さくらは自分の友だちの分も作って欲しいと言われたすみれと紀夫は、その願いも叶えてあげることにしています。

すみれは作った缶のラッピングを「キアリス」に持っていくと、君枝たちはそれを大急の目玉商品にさせて欲しいと願い出て、すみれも快諾しました。クリスマスセールが始まると、子どもたちに受けていたようで、店も大盛況でした。

 

 

紀夫の退社フラグが立つ

紀夫は「坂東営業部」で「洋裁教室」を展開しています。紀夫はその司会を任されていますけど、相変わらず緊張して声が出なかったり出そうとすると裏返ったり、慣れていないようでした。

一方で、週一でしたか、紀夫と、君枝の夫「村田昭一(平岡祐太)」、良子の夫「小澤勝二(田中要次)」の3人はそれぞれの仕事の後に「キアリス」へやって来ては、店の経理を行っています。ボランティアと思われます。「キアリス」に住み込みで雑用をして働いている「足立武(中島広稀)」は経理はしません。

そこで昭一が爆発させていました。とてもじゃないけど間に合わないと。「キアリス」売上があまりに増えてきたことで、片手間でできる範囲を超えてしまったということです。経理の人を雇わないと駄目だと勝二もアドバイスをしていましたが、良子は知らない人を雇うことを嫌がっていました。

そんな中でも黙々と経理の作業をしていたのは紀夫です。後日、すみれと一緒に大急のクリスマスセールを訪れ、そこで自分が考えたプレゼントが盛況な様子を見ている中で、紀夫には何かが芽生えているようでした。

 

 

おわりに

紀夫は「坂東営業部」を辞めて「キアリス」に入ることになりそうです。予想通り。昭一も勝二もゆくゆくは同じ道を辿ることでしょう。

クリスマスプレゼントについて疑問があるのですが、家や「キアリス」の店内で、缶にペンキを塗っていましたが、あれは臭いが籠もらないのでしょうか?

以前、キアリスが10日間限定で大急に出店していたときに、アルマイト製のお弁当箱に絵を描いていたことがありましたが、あのときはペンキではなく絵の具だったかと記憶しています。絵の具であれば臭いは籠もらないでしょうけど、ペンキはさすがに相当臭うと思うのですが……缶にも臭いが付くでしょうし。ていうかすぐに乾きますか?現代のペンキならいざ知らず、戦後間もなくの時代ですからねぇ。

実は、69話の放送は一度適当に流し見をしただけです。というのも録画データが壊れてしまったからです。他の何かを観ていたときにDVDレコーダーがフリーズを起こして、どうにも動かなくなったので電源を落として再起動させたところ、録画データが幾つか壊れてしまっていて、そのうちの一つが『べっぴんさん』69話でした…それをお昼の再放送の後に気がついたので、録画できなかったです。

なので、今回の記事の69話の箇所は、一度流し見をした淡い記憶で書いています。認識に誤りがあったら申し訳ありません。

 

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