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ガンダム・ヴィダールやガンダム・フラウロスより「おやっさん」と「メリビット」がデキていたことの衝撃が半端ないです - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』34話「ヴィダール立つ」の感想

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毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の2期が放送されています。

 

g-tekketsu.com

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2016年11月27日の放送は第34話「ヴィダール立つ」です。

 

 

 

イントロダクション

主人公、三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。

アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもと、テイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。

また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。

アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団、そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。

公式WebサイトのWorldページから抜粋しました。

 

 

2期9話(34話)「ヴィダール立つ」

今回は前回と同様に嵐の前に静けさ感のある話でした。33話で、主人公「三日月・オーガス(みかづき・おーがす)」の所属する「鉄華団(てっかだん)」の団長である「オルガ・イツカ」は、地球圏の武力組織「ギャラルホルン」の、「地球外縁軌道統制統合艦隊」司令に就任している「マクギリス・ファリド」准将と面会をしていました。

そこでマクギリスから提案されたことは、ギャラルホルン月外縁軌道統合艦隊「アリアンロッド」総司令官「ラスタル・エリオン」との全面対決が近く、その結果として自分がギャラルホルンのトップに立った暁には「ギャラルホルン火星支部の権限全てを鉄華団へ移譲する」ことです。マクギリスはオルガに「火星の王」になれと伝えています。

マクギリスの提案を飲むことにしましたが、マクギリスに正式の返答をする前に、自分の親である巨大企業「テイワズ」へ報告し正式に認めてもらう必要があります。まず鉄華団の兄貴分である「タービンズ」のリーダー「名瀬・タービン(なぜ・たーびん)」と話をつけ、名瀬が幹部会議的なところへと向かって、テイワズの代表「マクマード・バリストン」から許可をもらっていました。

当然、テイワズの専務取締役で名瀬を目の敵にしている「ジャスレイ・ドノミコルス」は反対しており、マクマードも火星のシノギを得られる「旨味」があったからこそ認めているだけで、オルガたちの動きを心の底から認めている訳ではないようでしたし、テイワズの中も色々と思惑がありそうでした。名瀬もオルガに対して、俺は親父は裏切れないぞとか、これから背後(味方)に気をつけないといけないとか、釘を刺していました。

 

 

おやっさんのメリビットがデキてる?!!

地球から撤退を決めたオルガたち鉄華団は、火星に戻っています。地球支部のトップだった「チャド・チャダーン」もモビルスーツ「ランドマン・ロディ」に乗ってトレーニングに励んでいました。地球では多くのことが起こり、彼の中でも何か期するものがあるようです。三日月に対抗意識を燃やしていた「ハッシュ・ミディ」も、地球での三日月の戦闘を見て惹かれたようで、完全に舎弟となっています。

そして、何よりも驚いたことは、“おやっさん”の愛称で親しまれている整備士で、鉄華団でも数少ない大人の一人「ナディ・雪之丞・カッサパ(なでぃ・ゆきのじょう・かっさぱ)」が、テイワズから派遣されている経理の「メリビット・ステープルトン」と「デキている」ことが発覚したことです。

おやっさんとメリビットがデキてるという事実は、鉄華団の皆にとっては既知の情報のようでしたが、地球にいたチャドは全く知らないことのようで、2人のことを知って大いにショックを受けていました。チャドはメリビットのことが好きだったみたいですね。可哀想に。

 

 

ガンダム・フラウロス

また、何話か忘れましたが火星のハーフメタル採掘場で新たに発掘されたガンダムフレームが、徐々に完成へと近づいているようです。

誰が乗るのでしょう。私は鉄華団実働一番隊隊長の「ノルバ・シノ」が乗ると思っていましたが、シノにはガンダムフレームではない「流星号(獅電改シノ機)」に乗っていてもらいたい気もします。

エイハブリアクターが起動して機体名称が明らかになっていました。名前は「ガンダム・フラウロス」です。「Flauros(フラウロス)」とは「ソロモン72柱(そろもん・ななじゅうふた・はしら)」に数えられる、いわゆる「ゴエティアの悪魔」の1柱です。オルフェンズに出てくるガンダム・フレームの名前はバルバトスもグシオンもキマリスも、ゴエティアの悪魔ですね。

フラウロスなどソロモン関係の悪魔はメガテンをプレイしたことがある方には有名ですよね。ただし「フラウロス」はメガテンだと「フラロウス」だったと思いますが。

 

 

ガンダム・ヴィダール

34話のサブタイにもなっていますが、ラスタル・エリオンの側にいる“仮面の男”「ヴィダール」が動き出しました。以前からちらほら画面に映っていたガンダムフレーム(と思われる)の「ガンダム・ヴィダール」がロールアウトしました。

ガンダム・ヴィダールについては公式Webサイトの「Mobile Suit」ページにも登場していますけど、型式番号や説明テキストは何も書かれていません。記事作成現在。

ヴィダールは先述の「ゴエティアの悪魔」ではなく、おそらく北欧神話に登場する「Óðinn(オーディン)」の息子「Víðarr(ヴィーザル)」を指していると思われます。ヴィーザルの英語表記が「Vidar」なので。ヴィダールの意味はそういうことかと。

おそらくですけど、ガンダム・ヴィダールは「ガンダム・キマリス」が元になっているはずです。1期にギャラルホルン特務三佐「ガエリオ・ボードウィン」の部下である「アイン・ダルトン」がそうしたように、ヴィダールがキマリスと直結するどころか一体化する「阿頼耶識システム」を導入した結果、がヴィダールなのでしょう。

アリアンロッドのパイロットである「ジュリエッタ・ジュリス」が次のように言っていました。「自らをモビルスーツと一つにし、本来の自分を捨て去ろうというのですか」これこそ真実かなと思われます。

つまり、ヴィダールが先にあって後からMSにガンダム・ヴィダールと名付けたのではなく、両者が同時に生まれたのです。そして、過去の自分と決別すべく新たなガンダム(自分)に対して、あえてソロモンの悪魔の名前を使わなかったのではないか、と私は受け取っています。

 

 

おわりに

ヴィダールの戦闘は格好良かったですし、フラウロスも名前がわかりました、マクギリスの許嫁でガエリオの妹「アルミリア」も久しぶりに登場しましたが、そんなことはどうでもよくなるくらい、おやっさんとメリビットのことが強烈な印象として私の脳みそに残りました。今までフラグが立っていましたっけ? 全く気が付きませんでした。

と言っても、やはりヴィダールがマクギリスの前に立ちはだかることが今から楽しみです。ヴィダール対マクギリスの戦闘が見たいので。

それと、タービンズの「ラフタ・フランクランド」と「アジー・グルミン」はそろそろお役御免となりそうでしたね。タービンズに戻りそうです。ラフタは鉄華団の実働二番隊隊長「昭弘・アルトランド(あきひろ・あるとらんど)」が気になっている様子でしたから淋しそうでした。そして次回予告の台詞を聞く限り、アジーはシノのことが気になっているのでしょうか? 予告の声はアジーでしたよね。

 

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