ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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「アンガーログ」や「自己暗示」で「アンガーマネジメント」をして怒りを鎮める方法が放送されていました - TBS『健康カプセル! ゲンキの時間』

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毎週日曜日07:00からTBSで放送されている健康情報番組『健康カプセル! ゲンキの時間』、2016年11月27日の放送は『〜心筋梗塞のリスクが5倍!?〜 寿命を縮める「怒り」との付き合い方』として「怒り」の特集をしていました。

 

 

『〜心筋梗塞のリスクが5倍!?〜 寿命を縮める「怒り」との付き合い方』

www.tbs.co.jp

 

2016年11月27日放送の『ゲンキの時間』は『〜心筋梗塞のリスクが5倍!?〜 寿命を縮める「怒り」との付き合い方』でした。

感情をコントロールできなくなって怒ってしまい、周囲との人間関係がギクシャクしてしまった経験は誰しもが持っていると思います。もちろん私もそうですが、その怒りを鎮める魔法の言葉があるのだよ、というのが今回の放送でした。

怒りには「自律神経」が関係していて、自律神経には「交感神経」と「副交感神経」がありますが、怒ると交感神経が優位になるそうです。交感神経が活発になると血圧を上げる指令がくだされ、血圧が上がることによって血管にダメージが及ぶというメカニズムがあるということでした。

その結果として、脳や心臓に十分な血液が運ばれなくなり、脳卒中や心臓病のリスクを大幅に高めてしまうそうです。番組では、怒りっぽい人は怒りっぽくない人に比べ、脳卒中のリスクは約2倍、心筋梗塞のリスクは約5倍にも高まる、と言っていました。

他にも、頭痛がしたりめまいがしたり手足がしびれたり下痢になったり便秘になったり食欲がなくなったり寝不足になったり、自律神経のバランスが崩れることによって引き起こされる身体の不調はたくさんあるそう。

 

 

アンガーマネジメントとは?

怒りっぽい人が怒りっぽくなくすにはどうすれば良いか、それは「自分を変えること」しかないということです。「Anger Management(アンガー・マネジメント)」、つまり怒りのやり繰りをしましょうと。

「日本アンガーマネジメント協会」なる団体があるそうで、番組ではそちらに伺っていました。

怒りの感情はアレルギーに似たところがあると協会の方は仰っています。同じ出来事に遭遇しても、怒る人もいれば怒らない人もいます。その差はどこにあるのかというと、それは「コアビリーフ」と呼ばれる、「自分が“こうあるべき”と信じているもの」が裏切られたときに、人は怒るのだそうです。

大事なことは、その「コアビリーフ」が人それぞれ違う・異なるということです。自分と他人は違うのだと認識して、自分の中にあるコアビリーフの相手を許せる部分の幅を広げていくことを意識していくと良い、ということでした。

また、スタジオに登場していた精神神経科の先生は、怒るにしても怒り方がある、と仰っていました。激昂するのは良くない、諭すようにちゃんと言う怒り方が良い、とのことで、諭すようにちゃんとできないから激昂してしまうのだと思うのですが、そこは何とかするしかないみたいですね。

 

 

アンガーマネジメントの方法「アンガーログ」とは?

アンガーマネジメントの方法として番組に紹介されていた方法は「アンガーログ」です。「アンガーログ」とは、イラッとしたことをその場で書き留める「怒りの日記」のことです。

怒ったことを記録しておくことで、自分が怒っている傾向・パターンが見えてくるようです。自分が怒る傾向がわかれば、そういう場所や場面に遭遇しないように、またはそういう状態にならないように、予め回避したり準備をしたりすることができます。

ただ記録するだけでなく、記録を読み返して傾向を知ることが大切なのですね。傾向がわかれば対策を練ることもできる、と。

怒りの「点数」をつけるようにすると、客観的に怒りを見ることになるので、尚良いそうです。

 

 

アンガーマネジメントの方法「自己催眠」

アンガーマネジメントの別の方法として「自己催眠」も紹介されていました。

自己催眠の方法は、椅子に座って目を閉じて手を下ろし、心の中で「手が重くなってきた」と暗示をかけ、次に「額が涼しくなってきた」と思い、最後に「お腹が温かくなってきた」と思う、です。

これだけで良いそうです。この状態は最も副交感神経が優位に働いているときの状態だそうで、自己暗示をかけてその状態を作って、リラックスさせてあげましょう、ということのようです。

怒りっぽい人は1日数回この自己暗示をかけると良いということでした。

わざと口角を上げて笑顔を作って話をすることも良いと。

 

 

怒りを鎮める「魔法の言葉」とは?

番組で、怒りを鎮める「魔法の言葉」が紹介されていました。魔法の言葉とは「6秒数えてください」です。これが怒りを鎮めるキーワードだそう。

いきなり自分の感情を爆発させずに上手にブレーキをかけて、それから自分の気持ちをゆっくり出していく……これが「怒りを鎮めるコツ」のようです。そのブレーキとなるのが「6秒数える」こと、ということでした。

 

 

おわりに

私はイライラすることが多いです。コアビリーフの範囲が人より狭いのだろうなと思いながら観ていました。

ただ、数ヶ月前にNHKの『ガッテン!』で放送されていた「瞑想」や「マインドフルネス」を観てから、毎日のように5-10分ほどの瞑想を取り入れるようになっていて、以前よりイライラすることが少なくなった気がします。

たまたま今が精神的に落ち着いている時期なだけかもしれませんけど、原因がわかっていなくてもイライラが少ないこと自体は良いことなので、継続させようかと思っています。

『ゲンキの時間』では、一般の方に協力してもらいイライラ状態をわざと作る実験していました。その中でイライラ状態の方が「6秒数えてください」と書かれたメモを見た直後に、交感神経のグラフが急激に下がっていた様子が映し出されていて、その効果の程をまざまざと見せつけられました。少し落ち着く時間を作る、面白いですね。

 

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