毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の2期が放送されています。
以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。
目次
- 目次
- 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
- イントロダクション
- 2期24話(49話)「マクギリス・ファリド」
- オルガ殺害の犯人はノブリスの手先
- 三日月たちはオルガの遺志を継ぐ
- マクギリス死す
- 例の部隊とは?
- おわりに
機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第49話『マクギリス・ファリド』先行カット紹介、今回のラストです。厳しい幼少期に己の生きる指針をアグニカ・カイエルの「力」に見出したマクギリス・ファリド。彼の、己が「力」に懸けた孤独な戦いが始まる…。(制作P) #g_tekketsu pic.twitter.com/wQ1htwxtG4
— 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (@g_tekketsu) 2017年3月24日
2017年3月26日の放送は第49話「マクギリス・ファリド」です。
イントロダクション
主人公、三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。
アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもと、テイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。
また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。
アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団、そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。
イントロダクションです。公式Webサイトの「World」ページから抜粋しました。
2期24話(49話)「マクギリス・ファリド」
主人公「三日月・オーガス(みかづき・おーがす)」の所属する「鉄華団(てっかだん)」は、地球圏を統べる武力組織「ギャラルホルン」のうち「地球外縁軌道統制統合艦隊」司令「マクギリス・ファリド」准将と手を組んで、ギャラルホルンの「ラスタル・エリオン」率いる月外縁軌道統合艦隊「アリアンロッド」と全面戦争をしました。しかし、戦闘は鉄華団&マッキーの敗北、鉄華団の本拠地のある火星へと敗走する羽目に。
ギャラルホルンは鉄華団掃討作戦に出、鉄火団の団長「オルガ・イツカ」は鉄華団を捨てる決断を強いられました。
本作のヒロイン(?)「クーデリア・藍那・バーンスタイン(くーでりあ・あいな・ばーんすたいん)」の「アドモス商会」の助けもあって、地球の4つの経済圏のうち「アーブラウ」の代表「蒔苗東護ノ介(まかない・とうごのすけ)」の力を借りて、IDなど個人情報を別人にすり替えることにします。
しかし、別人になるためには地球へ行かなければならないらしく、オルガたちは火星脱出を試みます。かつて親子の契りを交わした「テイワズ」のうち「タービンズ」のメンバーだった「アジー・グルミン」は、今は「タービンズ」のリーダーとなっていて、彼女の助けもあって地球までの航路は確保できました。後は本部からタービンズの船までをどうするか、です。
鉄華団火星本部の地下には、厄災戦時代からの古い送電線ケーブルが通っており、オルガたちはそこを使って本部を脱出してギャラルホルンの包囲網を突破、クーデリアの「アドモス商会」のある火星の都市クリュセへと移動しました。
そこで手配を済ませ、いよいよ実行……というところで、何者かの銃撃を受け、死んでしまいました。
オルガ殺害の犯人はノブリスの手先
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第49話『マクギリス・ファリド』先行カット紹介です。火星をはじめ広く武器商人として暗躍するこの男、ノブリス・ゴルドン。今回も手際よくラスタル・エリオンと手を組んでいるようで…。(制作P) #g_tekketsu pic.twitter.com/kIf230zhJ0
— 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (@g_tekketsu) 2017年3月24日
オルガを襲ったのは火星の武器商人「ノブリス・ゴルドン」の部下でした。ノブリスの指示ではなく、部下がクーデリアを張っていたところオルガを見つけたので襲撃した、という内容だったと思います。
ノブリスはクーデリアの援助もしている男ですが、ラスタルとも手を組んでいたようで、オルガ暗殺の件で彼へ恩を売っておこうと考えているようです。
三日月たちはオルガの遺志を継ぐ
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第49話『マクギリス・ファリド』先行カット紹介その5です。三日月・オーガスとガンダム・バルバトスルプスレクス…。(制作P) #g_tekketsu pic.twitter.com/AnWqEwFblr
— 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (@g_tekketsu) 2017年3月24日
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第49話『マクギリス・ファリド』先行カット紹介その2です。悲報に接する鉄華団。彼らがとる行動は…。(制作P) #g_tekketsu pic.twitter.com/yuuhkFGSe9
— 機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ (@g_tekketsu) 2017年3月24日
オルガの死を知らされた鉄華団の面々。副団長の「ユージン・セブンスターク」も実働二番隊隊長「昭弘・アルトランド(あきひろ・あるとらんど)」も、元地球支部長「チャド・チャダーン」も、「ダンテ・モグロ」も、「ライド・マッス」も、「ナディ・雪乃丞・カッサパ(なでぃ・ゆきのじょう・かっさぱ)」も、「メリビット・ステープルトン」も大きなショックを受けています。
が、三日月はそんな悲しみに暮れるメンバーを「ガンダム・バルバトスルプスレクス」の前に集め、俺の中にオルガの命令はまだ生きていると言い、作戦続行を宣言しています。
三日月は掃討作戦の部隊から火星本部を守り、メンバーを脱出させることに専念。ユージンや昭弘、ダンテ、「ハッシュ・ミディ」らモビルスーツを操れる者が彼に続きます。
圧倒的な数的不利な状況で何とか堪える鉄華団でしたが、戦闘中でハッシュが死んでいました。それでも足を止めない三日月……嫌な未来しか見えないですね。
マクギリス死す
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第49話『マクギリス・ファリド』先行カット紹介、今回のラストです。厳しい幼少期に己の生きる指針をアグニカ・カイエルの「力」に見出したマクギリス・ファリド。彼の、己が「力」に懸けた孤独な戦いが始まる…。(制作P) #g_tekketsu pic.twitter.com/wQ1htwxtG4
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「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」第49話『マクギリス・ファリド』先行カット紹介その4です。火星へと向かうスキップジャック級。ラスタルに同行する彼、ガエリオ・ボードウィンもまた…。(制作P) #g_tekketsu pic.twitter.com/i4gqdELBBd
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一方、マクギリスは「アグニカ・カイエル」こと「ガンダム・バエル」に乗り込み、単機でラスタルの本体へと特攻をかけました。当然、ガエリオ・ボードウィンの「ガンダム・キマリスヴィダール」がマクギリスを迎え撃ち、1対1に。
「新・阿頼耶識」を搭載したマクギリス&バエル(アグニカ・カイエル)と、「アイン・ダルトン」当時三尉の脳を使った「疑似・阿頼耶識」を搭載したガエリオ&キマリスヴィダールの戦い、勝利したのはガエリオです。マクギリス、特攻失敗で死亡。たぶん。
バエルとは、アグニカ・カイエルとは一体何だったのか……バエルは大剣の二刀流というだけで特別な兵装もギミックもないようでした。弱かったですね。
例の部隊とは?
ラスタルの部下「ジュリエッタ・ジュリス」は怪我も癒え、五体満足で復帰したようです。
ジュリエッタは既に火星に降下したとのことで、次回最終回はジュリエッタが三日月たちのラスボスとして立ちはだかることになりそうです。「イオク・クジャン」もでしょうか。両者ともラスボスとしてはかなり弱いですねぇ。
アリアンロッドの整備主任「ヤマジン・トーカ」がラスタルに言っていた「例の部隊」とは何のことでしょう? やはり「ダインスレイブ」部隊でしょうか?
おわりに
それにしてもマッキー……私は彼がモビルアーマーを隠し立てとして持っているものとばかり思っていたのですが、持っていませんでしたね。前回の展開からその可能性は極めて低くなっていましたが……。
そして、マッキーの妻「アルミリア」が出ていたこと(=死亡フラグ)から、マッキーとガエリオの戦闘ですぐ回収されるのだろうと思われ、実際にその通りになりました。展開がわかりやすすぎました。
結局、鉄華団(オルガ)は何をしたかったのかわからず、ギャラルホルン内の腐敗の具体的な様子もわからず、クーデリアの火星独立運動もどこかへ行ってしまい、モビルアーマーの設定は何だったのか、アグニカ・カイエルとは何だったのか、マクギリスとは何だったのか(何をしたかったのか)……と、数々のしこりを残したまま、視聴者(私)はカタルシスを得られないまま、オルフェンズの物語が終わりそうです。
最終回は、ジュリエッタは倒すものの三日月を含む鉄華団は全滅、ラスタルの天下、クーデリアと「アトラ・ミクスタ」は何とか生き残って2人で三日月の子を育てよう、というところで終わりのではないかと予想します。
そうだとしたら、私がここまでの4クール見てきたものは何だったのか、何のために見てきたのか……何も得られないで終わってしまいそうで、それが悲しい。
私の予想が覆って、最後、ラスタルが地球に凱旋したところで、ガエリオがラスタルをパンッと撃って終わり、なんてことがあったりなかったりしないでしょうか? ガエリオの天下エンドは……ないですかね。
いや、アルミリアがラスタルをパンッ!ならありそうですね。何せ、マクギリス・ファリドの妻ですから。夫の敵を討つ、夫の遺志を継ぐ的なことはありそうですね、この脚本家さんなら。