ディスディスブログ

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「仮面の男」がガエリオのような声で「待っていろ、マクギリス」と初台詞を吐きました。キマリスのようなガンダムも登場です - アニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』28話「夜明け前の戦い」の感想

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2016年10月毎週日曜日17:00より、TBSにてアニメ『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』の2期が放送されています。

 

g-tekketsu.com

 

以下、最新話のネタバレ要素がありますので、バレても構わない方のみ下方スクロールをお願いします。

 

 

 

 

 

 

 

2016年10月9日の放送は第28話「夜明け前の戦い」でした。

 

イントロダクション 

主人公、三日月・オーガスが所属する鉄華団は、クーデリア・藍那・バーンスタインの地球への護送からアーブラウ代表指名選挙を巡る戦いで一躍名を上げた。そしてその戦いでギャラルホルンの腐敗が暴かれたことにより、世界は少しずつではあるが確実に変わりつつあった。

アーブラウとの交渉で得たハーフメタル利権のもと、テイワズの直系となった鉄華団は資金も潤沢となり入団希望者も増加。その規模は地球にも支部を置くほどとなった。

また地球への旅で世界の実情を知ったクーデリアはアドモス商会を設立。現実的・実務的な側面から火星の経済的独立を目指す。だが名を上げ新たな道を歩みだした彼らを快く思わない輩も数多く存在する。

アドモス商会が行うハーフメタル採掘場の視察。その護衛を依頼された鉄華団団長オルガ・イツカは新たな敵の襲撃を察知する。オルガの指揮の下、鉄華団、そして三日月はモビルスーツ「ガンダム・バルバトスルプス」と共に敵撃退へと向かう。

公式WebサイトのWorldページから抜粋しました。

 

 

2期3話(28話)「夜明け前の戦い」

28話は、主人公「三日月・オーガス(みかづき・おーがす)」の所属する「鉄華団(てっかだん)」は、ギャラルホルンの地球外縁軌道統制統合艦隊司令に就任した「マクギリス・ファリド」からの依頼を受ける形で、26話から鉄華団を襲ってきた巨大な戦力を有する宇宙海賊「夜明けの地平線団」と戦うことになりました。2期初の宇宙戦です。

マクギリスは部下の「石動・カミーチェ(いするぎ・かみーちぇ)」を、鉄華団団長「オルガ・イツカ」のところへ向かわせ、石動の指揮する船は鉄火団の指揮下に入って、とりあえず共闘することになりました。オルガは、石動は嘘は言っていないが何かを隠している、と感じています。

こうして戦闘が始まりました。鉄華団の目的は夜明けの地平線団団長「サルドバル・ロイター」の捕獲です。夜明けの地平線団の方が戦力(数)は上、鉄華団と石動隊の混成隊は苦戦を強いられたものの徐々に夜明けの地平線団を追い詰めると、いよいよサルドバル・ロイターを引きずり出すことに成功します。

そのとき戦闘宙域に割って入ってきたのが、ギャラルホルンの月外縁軌道統合艦隊「アリアンロッド」です。同艦隊の司令「ラスタル・エリオン」が、セブンスターズのクジャン家の当主「イオク・クジャン」とラスタルは部下「ジュリエッタ・ジュリス」を戦場に向かわせていました。これが石動が急いでいる理由で、何としても自分たちの手でサンドバルの身柄を捕獲したかったようです。こうして鉄華団と夜明けの地平線団とアリアンロッドという三つ巴の戦いが始まりました。

ちなみに海賊の団長サンドバル・ロイターのCVは楠大典さんです。

 

 

28話に登場した新モビルスーツ

28話は2期が始まって以来初めての大掛かりな戦闘がありました。そこで初めて登場したモビルスーツも何機かあったように見えました。私の勘違いや見逃しも多くあろうかと思います。

 

 

まずは「ガンダム・グシオンリベイクフルシティ」です。型式番号ASW-G-11。グシオンリベイクが「テイワズ」によって改修された機体です。「より近距離戦闘に特化した武装を追加」されています。フェイスオープンによる近距離戦闘型にモードチェンジしたときに、腰部からでしたか、巨大なマジックハンドのような武装が出てきて、敵モビルスーツを挟んでいました。

三日月の乗る「ガンダム・バルバトスルプス」を援護していたのが「シュヴァルベ・グレイズ(石動機)」。型式番号EB-05s。マクギリス用のシュヴァルベ・グレイズを石動が使っているそうです。スペックの変更はないのでしょうか。

 

 

最後にバルバトスの行動を止めていたのがジュリエッタの乗る「レギンレイズ」です。型式番号不明(公式Webサイトに載っていません)。グレイズの後継機だそうです。初期ロールアウトした数機が割り振られた1機を、イオクとジュリエッタが指揮官機として使用しているとのこと。イオク機は長距離射撃がメインの支援型にカスタムされ、ジュリエッタ機の専用装備は両手持ちツインパイルだそう。ジュリエッタが近接戦闘向きでしょうか。

海賊の団長サンドバル・ロイターが乗る機体は「ユーゴー」のようです。型式番号不明。使用されているヘキサ・フレームを逆脚に換装した、異質な形状をもつモビルスーツだそう。「基本兵装のワイヤークローや、脚部クローで捕縛し、質量武装でとどめを刺す戦い方を得意とする」とのこと。

 

 

仮面の男が初めて声を発する

 

今回28話で、アリアンロッド司令ラスタルの側にいた「仮面の男」はガエリオ・ボードウィンである可能性がより一層高まりましたね。

仮面の男が初めて声を発していました。ガエリオのそれとそっくりです。「待っていろ、マクギリス」と言っていましたから、仮面の男の正体はマクギリスに強い執着を持つ人物です。ガエリオは1期最終回でマクギリスに裏切られたと感じているはずですから……。

また、仮面の男が乗る機体は、1期でガエリオが乗っていた「ガンダム・キマリス」のようでした。

 

 

おわりに

 

戦闘が面白すぎて30分があっという間でした。特に興味深かったことはバルバトスやグシオンの補給活動が描かれていたことです。推進剤や弾薬の補給、破損したパーツの交換といったピット作業が見られるというのは、なかなかにリアルで良かったです。三日月は鉄華団の炊事係「アトラ・ミクスタ」から配られた食事をコクピット内で摂っていましたね。

コクピット内では、三日月は阿頼耶識システムでガンダムとつながっている状態ですから、通常時には効かない右腕と右目が自由に動かせるようになっていて、それを見たアトラには何か思うところがある様子でした。

アリアンロッドのイオクは典型的なお坊ちゃんキャラのようで、あまり活躍できないのではないかと思います。操縦技術はあるのかもしれないですけど。ジュリエッタの方がよほど危険そうですね。いかにもできそうです。

 

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