ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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NHK『ガッテン!』にて「オーブントースター」で“サクふわトースト”に焼く方法などが放送されていました

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毎週水曜日19:30から放送されているNHKの生活情報番組『ガッテン!』、2016年4月13日は第1回の放送で「トースト」特集でした。

 

 

『ガッテン!』初回は「トースト」特集

www9.nhk.or.jp

 

『ためしてガッテン』が2016年3月16日の放送で最終回を迎え、今日から番組名が若干変わり『ガッテン!』となってリニューアルオープンしました。『ガッテン!』初回放送は「トースト」を特集しています。

トーストというと、チン!という音とともに焼けたトーストが飛び上がる「ポップアップ式」トースターが昔は多かったです。私も物心ついた頃には自宅にはポップアップ式のトースターがありました。しかし、1985年ほどから「オーブン型」トースターが一般家庭に広がっていて、今はオーブントースターが主流になっています。確かに今の家にはオーブントースターがあります。

 

 

ポップアップ式トースター最強説

結論から言うと、トーストを焼くことだけにフォーカスを当てるなら、ポップアップ式の方がオーブン型よりも美味しく焼けるのだそうです。

ポップアップ式がトーストを美味しく焼ける理由は、ヒーター(熱源)がパンに近いことと庫内が狭いことです。

オーブン型は他の用途も加えたために庫内を大きくしてしまいました。庫内を大きくすると、トーストが焼けるまでに時間がかかってしまうことから、その間にパンの中に含まれる水分が逃げてしまうため、外がサクッと中はふわっとしたトーストに焼きあがらないということでした。

 

 

日本人が美味しいと感じるトーストとは?

日本人が美味しい・好きだと感じるトーストは、前述した表面がサクッと中はふわっとした、いわゆる“サクふわ”のトーストだそうです。私もサクふわが好きです。

「サクふわトースト」に焼くためのコツは、表面がきつね色になるまでの時間をできるだけ短くすること、と言っていました。

パンには約40%の水分が含まれています。パンを長時間焼けば焼くほどに水分は外へ出て行ってしまいます。ところが短時間でパンを焼くと、すぐに表面が焼かれて固くなり、水分が外へ出られなくなります。外に出られなかった水分はどうするかというと、今度は中心部分に集まろうとするみたいです。ですから、短時間で焼くことによって「表面がサクッと中はふわっとしたパン」が焼きあがるということでした。

 

 

オーブントースターでトーストをサクふわにする方法

と言っても、オーブン型トースターが家にあるのにポップアップ式を買い足すのはもったいないし、そもそもあまり売られていないじゃないの? となりますよね。そこで『ガッテン!』ではオーブントースターでもサクふわトーストを焼ける技が紹介されていました。

オーブントースターでトーストをサクふわに焼く方法は、予め食パンの耳をカットしておくことです。

具体的には、オーブントースターを予熱しておき、パンの耳も包丁などでカットしておきます。オーブントースターにパンの中身とパンの耳を並べて1分半ほど加熱します。それだけです。

番組ではサーモグラフィカメラを用いて、耳ありと耳なしの食パンの、焼いている間の温度の上がり具合を調べていました。耳ありは耳によって温度の伝わり方が鈍くなっていて、耳なしはすぐに全体に熱が伝わっている様子がサーモグラフィに映し出されていました。耳は密度が高いために温まりにくいのだそう。耳なしは、サクッとした食感が耳ありよりも強く出ていましたし、トースト中心部の水分量が高級トースターで焼いた食パンと同じくらい含まれていました。中がふんわりしていると。

今回紹介された焼き方の注意点は、オーブントースターの機種によっては焼く時間が異なりますし、焼き加減の好みの違いもありますから、焼き時間の1分半はあくまで目安だということです。自分好みの焼き加減に調節してください。

 

 

一本売りの食パンのススメ

『ガッテン!』ではパン屋で売られている「一本売りの食パン」が勧められていました。一本食パンは焼きたての味に近いからだそうで、好みの厚さに切ることもできますのでオススメだということです。

また、カットする方向によって食感が変わるとも言っていました。通常の横(平行)に切った場合はソフトな食感、縦(垂直)に切った場合はモチモチとした食感になるということでした。これは一本売りの食パンじゃないとできない楽しみ方ですね。

一本食パンの保存方法は、買った直後にカットして1枚1枚保存袋に入れて冷凍庫に入れると良いそうです。保存袋を二重にすることでパンに霜が付くことを防げます。

 

 

おわりに

食パンを使った「トッピングトースト」も幾つか紹介されていました。例えば青ネギとオイスターとからしマヨネーズを使った「オイスタートースト」や、アーモンドバターを塗って焼いた「アーモンドトースト」、バターとマヨネーズとシラスを乗せて焼き最後に刻み海苔をかける「シラストースト」です。材料やレシピは公式Webサイトで確認ください。ジャンボカレートーストも紹介され、一度は食べてみたいと思いました。

番組では漫画『海街diary』のことが紹介されていました。私はこの漫画を知らないのですが、神奈川県の鎌倉が舞台の物語で、そこであるトッピングトーストが扱われているそうです。その漫画で登場するトッピングトーストを食べることの出来る喫茶店がリアルにあるのだとか。上記シラストーストがそれ。

そういえば最近のEテレの『Rの法則』で、トーストにヨーグルトを乗せて焼くと美味しいと放送されていました。ヨーグルトは焼いて水分が飛ぶとチーズのような食感になるとかならないとか。

今回のガッテンを観てポップアップ式トースターが欲しくなりました。欲しくなった方は私の他にも大勢いらっしゃったかと思います。Amazonで調べたところ、TWINBIRD社のポップアップ式トースターの価格が3,326円(記事作成現在)でした。1,000円に満たない品もありました。ちょっと欲しくなりました……古道具屋で見かけたら買ってみようかしら。今は2万円を超えるトースターもあるみたいですね。

 

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