ディスディスブログ

気分変調症の男がテレビ番組の感想やカメラ、ファッションのことなどを書きます

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「予期後悔」とは何か?運が良い人と悪い人の特徴がNHK『あさイチ』で明らかになっていました

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平日08:15からNHK総合で放送されている生活情報番組『あさイチ』、今日2016年1月13日水曜日には「運が良い1年にしたい!」の特集が組まれていました。

 

NHK『あさイチ』

今日の『あさイチ』の放送は「運」についてでした。

 

www1.nhk.or.jp

 

皆さんは自分が「運が良い」人間だと思いますか?それとも「運が悪い」人間だと思いますか?

私は常々運が悪いと思っている人です。

「運が良い」と思っている人と「運が悪い」と思っている人とでは、考え方や性格に大きな違いがあるそうです。

その違いを心理学的観点から明らかにして、運を良くするヒントを探す回でした。

とても面白い試みです。

 

予期後悔とは?

今回の放送でキーワードがありました。

 

それが「予期後悔」です。

 

「予期後悔」とは、何かをする前から失敗して後悔することをイメージして行動決定することです。

経験してから後悔するのではない、と。

 

私はこれがものすごく多くあると、観ていて思いました。

過去の失敗を繰り返したくない、またあのときのように失敗して恥をかいたり後悔したりしたくないから、そもそも行動を起こさないことで回避しようとする思考の癖があると感じています。

 

運が良い人と悪い人の特徴

『あさイチ』では運が良い人と悪い人の特徴が挙げられていました。

 

運が良い人の特長は、「予期後悔をしないこと」、「視野が広いこと」、「あまり不安を感じないこと」、「チャレンジ精神があること」、「社交的なこと」です。

 

一方で運が悪い人の特徴は、「自分と他者を比較しがちなこと」、「予期後悔をすること」、「視野が狭いこと」、「慎重な性格」、「緊張や不安を感じやすいこと」、「細かいことが気になること(神経質)」、「失敗を恐れること」です。

 

新聞に写真が何枚使われているか?テスト

番組でテストをしていました。

 自分で自分は運が良いと感じていている人と、自分は運が悪いと感じている人に集まってもらって、それぞれに新聞を配り、新聞の中に写真が何枚使われているかをカウントしてもらう、というものです。

 

この新聞にはある細工がしてあります。

新聞をめくると2ページ目の下部に「数えるのをやめましょう 新聞の写真は全部で42枚です」と大きく書かれているのです。

これに気づけるかどうかがテストの鍵でした。

 

実際に、運が良い人の中にこのメッセージに気がついて、即座にカウントを止めて報告をしていた女性がいました。

しかし、運の悪い人のグループは、誰ひとりとしてメッセージに気が付かなかったようです。

 

テストの後で、皆さんにメッセージが書かれていたことを伝え、テスト中にそれに気がついたらカウントを止めて報告をしていたかを聞いたところ、運が良い人グループは手を挙げる人が多かった一方で、運の悪い人グループは手を挙げる人がごくわずかしかいませんでした。

その理由を運の悪い人グループに聞いたところ、「一応確かめたい」という答えが返ってきました。

メッセージの内容が正しいかどうか、自分の目で確認をしたいということですね。

 

面白いのは、テストで写真が42枚であると正解していた人は、運の良い人は10人中3人と少なかったのに対して、運の悪い人は10人中10人と全員だったことです。

やはり運の悪い人は、視野が狭く、慎重な性格の人が多い傾向があるようでした。

心理学的にはこういったことを「神経症傾向」と呼ぶのだそうです。

 

ただ、慎重であることは一概に悪いことではない、と番組でもフォローが入っています。

慎重であるが故にチャンスを潰してしまっている可能性がある、と。

 

カギは「社交的」であること

英国のハートフォードシャー大学リチャード・ワイズマン博士によると、「社交的」であることが重要であると考えられているようです。

 

社交的であると、他者と積極的にコミュニケーションを取り、ネットワークを築くことで、チャンスが増えているのではないかということです。

自分で運だと思っていることも、自分で築いたネットワークがあったからこそ舞い込んだチャンスであったかもしれない、と。

 

社交的であれば必ず運が良くなるとは限らない、とは心理学者さんの言葉でした。

どうしても偶然の要素が絡んでくるから、ですね。

 

私の予期後悔

私は社交的ではありませんし、予期後悔が強いですから、なかなか一歩が出ないですし、一歩が出てもすぐ尻込みして引っ込んでしまいます。

自分から動かなかったらチャンスそのものがないことは頭ではわかっているつもりですけど、行動が伴いません。

 

予期後悔は例えば以前、『はてなブログ』を無料版から有料版の「Pro」に移行するかどうかを迷っていたことがありました。

Proの料金を広告収入で賄わなければいけないのですが、料金分を稼げなかったらどうしようと不安が先走ってしまい、なかなか動けませんでした。

このことが予期後悔に該当しそうです。

 

ところが意を決してPro化したところ、2年分の利用料金をわずか1ヶ月でペイできたのですね。

まさに案ずるより産むが易し。

 

こういった小さくてもいいので成功体験を少しずつ積み重ねていくことが大切なのかなと思いながら、今日の『あさイチ』を観ていました。

社交的でなくても運が良い人を目指します。 

 

おわりに

 

ということでNHK『あさイチ』の「運」についての特集をご紹介した記事でした。

 

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