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NHK朝ドラのスピンオフ『まれ 〜また会おうスペシャル』の感想です。高志や美南、一子、洋一郎の恋が進みました

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昨日2015年12月23日水曜日、NHK連続テレビ小説『まれ』のスピンオフ作品が放送されました。『まれ 〜また会おうスペシャル』(前編)「僕と彼女のサマータイムブルース」と、『まれ 〜また会おうスペシャル』(後編)「一子の恋 〜洋一郎25年目の決断〜」の二本立てです。

 

www.nhk.or.jp

 

今回のスピンオフ作品「また会おうスペシャル」は、本編の続きといいますか、まれの周りの人たちの後日談が語られていました。出演は若い子たちだけです。

ヒロインの津村希(つむら・まれ)、結婚して紺谷希(こんたに・まれ)は土屋太鳳さん、まれの幼馴染みで旦那さんの紺谷圭太(こんたに・けいた)は山﨑賢人さん、まれの幼馴染みで一時はライバル(?)の蔵本一子(くらもと・いちこ)は清水富美加さん、一子をずっと好きでい続けている漁師の角洋一郎(かど・よういちろう)は高畑裕太さん、まれの弟の津村一徹(つむら・いってつ)は葉山奨之さん、まれの幼馴染みで一徹と結婚をした寺岡みのり(てらおか・みのり)改め津村みのり(つむら・みのり)は門脇麦さん、まれの幼馴染みでロックミュージシャン&俳優の二木高志(ふたき・たかし)は渡辺大知、まれがパティシエ修行をした横浜・中華街近くにあるフランス菓子店「マ・シェリ・シュ・シュ」のオーナーの娘・池畑美南(いけはた・みなみ)は中村ゆりかさん、そしてスピンオフで登場した新キャラクターが栗林仁子(くりばやし・にこ)は清野菜名さん、それと猪俣雄二(いのまた・ゆうじ)は渋谷謙人さんです。

 

高志と美南、一子と洋一郎の恋路

前編「僕と彼女のサマータイムブルース」の主人公は高志と美南、後編「一子の恋 〜洋一郎25年目の決断〜」は一子と洋一郎です。スピンオフは文字通り「派生」や「外伝」的な扱いではありますけど、彼ら、特に高志と洋一郎の恋の行方は気になるところでしたから、観たい作品でした。

結論からいうと、高志は美南と付き合うことになりましたし、一子と洋一郎は付き合いませんでした。あくまでスピンオフの話の中では、ですが。

最も意外な結末だったのは高志です。高志は子供の頃からまれの母親である津村藍子(つむら・あいこ)のことを好きでした。藍子さんを演じたのは常盤貴子さんですね。しかし、高志が美南と高志の地元である能登・輪島に来て(それも意外でしたが)、60点の女(美南本人が自分のことをそう言っていました)に惹かれて行くことになろうとは……ちょっとどころではなく相当に意外でした。

幼いころに、学校の先生や教育実習の大学生、修学旅行のバスガイドさんなど、短期的に年上の女性を好きになることはあるとしても、好きな気持ちが大人になるまでずっと続くなんてことは稀ですよね。ですから、高志の恋は至って現実的というか当たり前な感情の動きなのかもしれません。でもドラマなのですから、必ずしも現実的である必要はなく、個人的には高志には「藍子愛」を貫いて欲しかったなぁと思いました。

貫いて欲しいという点では、洋一郎にも同じことが言えました。洋一郎は一子に似ている仁子と付き合うことになり、結婚しそうな勢いでしたが、こちらも新キャラまで登場させてまで決着を着けようとせずに、2人が近づきそうになりつつも、結局は洋一郎が一子のお尻を追い続ける、みたいな結末の方が個人的には好みでした。作品内では付き合わずとも、最後に一子から「そうなっても良いかもね」的な気配を漂わせて終わる、みたいな。

 

おわりに

『まれ 〜また会おうスペシャル』は、2015年10月24日にBSプレミアムで放送されたものが、2ヶ月ほど経った昨日、地上波でも放送されたものでした。BSを見られる環境にない私のような人間にとっては、放送していただけるだけでもありがたいものです。

作品自体はある意味本編よりも楽しめるものでした。決着の付け方が好みではありませんでしたが……往々にして物語は読者・視聴者の思うようには進みませんから、私の望む結末にならない可能性も大いにあると思いながら観ていたので、問題はありません。でもなぁ洋一郎は……。

 

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