ディスディスブログ

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朝ドラ『まれ』96話の「大っ嫌い! でも大好き」と一子と希が抱き合い涙……私も涙

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NHK連続テレビ小説『まれ』の2015年7月18日土曜日の放送の96話で、希がわんことのコンビニスイーツ対決の結果が出ました。

 

 

www.nhk.or.jp

 

 

ブログ『わんこのスイーツ工房』の管理人“わんこ”こと、ヒロインの紺谷希(土屋太鳳)の幼馴染みの蔵本一子(清水富美加)が、希とのコンビニスイーツ対決が始まりました。

対決中に広告代理店の仙道(シソンヌじろう)が一子に声をかけて、このバトルは一子の勝ちに決まっている、と言い出しました。一子はこの対決が出来レースであることをその時初めて知りました。

集計タイムが終わって、各会場での結果発表が始まりました。一子が優勢のようです。見ていられないのか、一子がバックヤードに下がります。すると、そこに横浜に出てきている希の母・津村藍子(常盤貴子)が声をかけてきました。このときの言葉が良かったです。

「故郷に帰るのに何かを持って帰る必要はないんだよ」「何者にもならなくても、何にも持たなくても帰られるのが、故郷じゃないのかな」という台詞ですね。実際は能登弁で言っていました。故郷に戻るのに錦を飾る必要なんてない、ということでしょうか。

藍子さんの気持ちも分かりますけど、帰る身としては成功した自分、成長した自分を見せたい、都落ちなんて嫌だ、となる一子の気持ちもよく分かります。

 

その直後に角洋一郎(高畑裕太)が持ってきたDVD?CD?を会場に流す、希の父・津村徹(大泉洋)。そこには一子へメッセージを送る輪島の人たちの姿が……涙する一子と希……と私。

再びバックヤード。仙道に出来レースを止めて勝負させて欲しいと懇願する一子。仙道に拒否されると、今度は自分が有名になる道が絶たれてもいいから正しい集計にしないと全てバラすと言い出し、ようやくまともな集計が出ることになりました。どうやら一子と希の集計結果が全て逆になるように操作していたようです。

正しい集計結果が出ました。わんこの勝利でした。私も見ていて「え?」となったので、もう一度書きますけど、希が負けて一子が勝ちました。八百長がなくても結果は同じだったと。

後にCショップの五十嵐(飯田基祐)さんが言うには、集計がもう少し続いていたら、希のスイーツが一子のものを上回っていた可能性が高かったそうです。高価な希のスイーツは始めは敬遠されていましたが、味の良さが口コミで広がって、途中から猛烈に票を伸ばしていたようです。希の師匠である「マ・シェリ・シュ・シュ」のオーナーパティシエ池畑大悟(小日向文世)はそれも分かっていたみたいですね。さすが。Cショップとしては美味しければ価格が高くてもコンビニで売れることが分かったことは大きな収穫だったそうです。後のプレミアムスイーツの流れになる、ということでしょう。

そう言えば、五十嵐を演じている飯田基祐さんは、朝ドラ『花子とアン』にも出演していましたね。蓮子の兄・葉山晶貴の役でした。嫌な役でしたが、今回は良い人です。イメージ回復?

話を戻しますと、対決に勝利した一子でしたが、五十嵐さんによると商品化は難しいとのこと。レシピがオリジナルではないことが分かってしまったみたいです。一子が白状したのでしょうか? 仙道がバラしたのか? あのやろう……いや、普通に流れを考えれば一子が五十嵐たちに白状したのでしょうけど、ここは仙道のせいにしてしまいます。あんにゃろおおお

会場を去る一子に希が声をかけると、やはり一子から「大っ嫌い」と言われていました……希。でも、「でも大好き」「こじれすぎて自分でもどうしていいか分からん」「もう……帰りてえ……皆の所に‥‥‥まれの所に帰りてえ……友だちに**ってくれるけ?」って……泣けました。最後が聞き取れませんでしたが、友だちに戻ってくれる?と聞いていると思われます。

 

一子が出来レースがどうたら言っている点については違和感もあります。そもそもOLという嘘の職業で活動している時点で、それが世間にバレたらコンビニのCM出演、商品化の話はなかったことになりそうですから……希と純粋に勝負したかっただけ、と一子の気持ちが変わったのでしょうか。それだともはやスイーツ対決の意味がなくなってしまうような……う〜ん。

それと、東京だけでなく地方各地でもイベントが行われていたこともおかしいですよね。そんなに大量に、それも地方数箇所に届けるレベルの数をいつ誰が作ったのでしょう? 希と一子が全て作ったのでしょうか? いつ? 彼女たちが全て作ったとしても、大量の品を地方に届けるには日数がかかりますから、事前に作っていないと無理です。集計に関しても、グラフを見る限り結構な売上があるようでしたが、それだけの数字をリアルタイムで集計して、東京の会場と同時に発表するなんてことができるのでしょうか? 地方の方が先に販売を始めたのでしょうか? いつから販売を始めていたのでしょう?

とまあ突っ込みどころは幾つもありましたけど、それを覆すくらいに一子役の清水富美加ちゃんの演技がとても良かったです。引きこまれました。正直、主役を食っている印象すらあります。 

 

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