毎週土曜日00:12(金曜深夜)からテレビ東京放送されているドラマ『孤独のグルメ season5』を観ました。
今日土曜日の放送は第8話「東京都渋谷区代々木上原のエマダツィとパクシャパ」が放送されました。この『孤独のグルメ』には原作があるようで、原作は谷口ジローさんの漫画だそうです。私は原作を知りませんでした。
ドラマに関しては、ネットで話題になっていることを知りましたがそのときは観ようとまでは思わず、その後土曜日07:30からTBSで放送されているトーク番組『サワコの朝』で、主演を務めている松重豊さんの演技、というか氏の料理の食べっぷりが良くことが話題になっているという話を伺い、観てみようと思ったことがありました。
それでもなかなか実際に視聴するまで行動が伴わず、今回ようやく録画・視聴するまで到達した次第です。ネットで知ってからここまで何年かかったでしょうか……8話を観た感想としては、どうしてもっと早く観なかったのか、ということを真っ先に思いました。
時間や社会にとらわれず、幸福に空腹を満たすとき、
つかの間、彼は自分勝手になり、「自由」になる。
誰にも邪魔されず、気を使わずものを食べるという孤高の行為。
この行為こそが現代人に平等に与えられた、最高の『癒し』といえるのである。
番組のWebサイトのイントロダクションからの抜粋です。松重豊さん演じる井之頭五郎があるお店に訪れ、その店の食べる……だけでしょうか。今回たまたまそういう回……でもなさそうなので、基本的にこういうドラマなのだと思います。五郎が店に入るまでも若干演技はありましたけど、五郎が店に入り、メニューを見、店員さんに料理を注文し、料理を食べ、心の中で感想を言う、という。
いやいや、本当に美味しそうに食べるんですよね、松重さん。松重さんの食べっぷりから「夜食テロ」なる言葉も生み出しているみたいですけど、この気持ちはわかります。私は録画をして朝に観ましたが、夜遅くに観たら毒になるかもしれません。
8話「東京都渋谷区代々木上原のエマダツィとパクシャパ」
8話はブータン料理でした。ブータン料理は「世界一トウガラシを使う料理」だそうです。何でも、ブータンの方はトウガラシを野菜として食べるそうで、8話でもほとんどの料理にたくさんのトウガラシが使われていて、五郎は食べながら大量の汗をかいていました。ブータンは寒いところのイメージがありますけど(山間部だけかもしれないですが)、寒いからこそ身体が熱くなるトウガラシを野菜として食べる習慣が生まれたのでしょうか。
ドラマでは、ブータンの蒸し餃子の「モモ」と、チーズたっぷりの生野菜の「ホゲ」、トウガラシとチーズの「エマダツィ」、白米と赤米のミックスご飯、ツェリンマ茶といった料理、アイスもあったかな、を選んでいました。ブータンの料理は食べたことがなく、見たこともなかったのでどれも新鮮で、しかも美味しそうでした。
五郎が立ち寄ったお店は、東京の代々木上原にある「ガテモタブン」さんです。機会があれば是非訪ねてみたいです。
来店時の注意点
来店する際の注意点が番組Webサイトに書かれていました。
お越しの際にはお電話にてご予約をお願い致します。営業時間内は電話がつながりににくくなりますがご了承ください。ランチは予約ができません。詳しくはガテモタブン公式HPをご覧ください。
とのことです。私も行く機会があれば予約します。
ブータンというと『あいのり』
ブータンというと、フジテレビのバラエティ番組『あいのり』でラブワゴンが行ったことがあったかと思います。ヒデたちがいた時でしたっけ? 記憶が曖昧です。
先ほど、ブータン料理を見たことがないと書いていますけど、『あいのり』で見たかもしれないですね。覚えていない。
『あいのり』で見たブータンは、昔の日本はこういう雰囲気だったんだろうなぁと思える、初めて見るのに懐かしさを感じさせる場所だった記憶があります。夕暮れ時、集落の家々からオレンジの灯りが表に漏れている様子が、目に焼き付いています。